親子でチャレンジ!かんたん防災ごはん作り~8月28日レポート~ 最終更新日:2026年8月28日 (ID:10293) 印刷 こんにちは、三毛猫ママレポーターです。メイトム宗像で2026年7月18日、夏休み親子防災教室として「親子でチャレンジ!かんたん防災ごはん作り!!」の講座が開かれました。今講座の主催は、宗像市男女共同参画推進センター「ゆい」。これまで、子育て世代の保護者を対象に防災について学ぶ講座を実施しており、私も以前取材したことがあります。「宗像で暮らすママ・パパたちの防災力UP講座」レポート(2025.7.9)今回は初めて、親子を対象に防災をテーマとした講座を実施するとのことで、興味津々です。会場はメイトム宗像の2階にある調理実習室。今回は私と娘だけでなく、料理上手なバァバにも一緒に参加してもらいました。メイトム宗像には何回も来ている私たちですが、2階に上がるのは初めて。「え、メイトムにこんな部屋があったの?!」と、綺麗な調理実習室にビックリしながら会場入りしました。講師は管理栄養士の加々見羽月さん。宗像市では、乳幼児健診での栄養相談や離乳食相談を行っているそうですが、今回は夏休み期間中ということで、親子でできる防災ご飯作りを教えてくれました。災害時、停電中でも作れるよう耐熱性ポリ袋を使って、一つの鍋でご飯を炊き、卵料理を同時に作っていきます。10組の親子が参加しました講師の加々見羽月さん耐熱性ポリ袋を使って、ご飯を炊こう!〜準備〜今回の調理実習ではお米一合を調理していきます。災害時、水はとても貴重ですよね。今日は災害時を想定しての調理実習。洗い物を減らすためにボウルなどは使わず、耐熱性ポリ袋に直接お米を入れ、ここに水を入れてお米を洗います。最初の1回目の研ぎ水は、すぐに捨てることがポイントです。計量カップでお米を量ります水を入れ、ポリ袋を膨らませて5秒ほどシャカシャカ振って水を捨てる(2~3回繰り返し)水切りをする時は、お米がこぼれないよう注意!洗い終えたらポリ袋内に水が残らないよう充分に水切りをし、新しく水を180ml入れます。(無洗米の場合、無洗米1合に水210mlを入れます)ポリ袋の空気をできる限り抜いて、上の方で口を結び夏は30分、冬は60分置いてお米に充分水を含ませます右が水につけたばかり、左が30分浸水後のお米。白さが違いますね!この後、鍋で湯煎にかけるのですが、お湯が沸くまでに時間がかかるので、お米に水を含ませている間に鍋に耐熱皿を敷いて、大体鍋の半分の高さまで水を入れ、頃合いをみて先に沸騰させておくと時間短縮になります。沸騰してから鍋にお皿を入れると、沸騰した熱いお湯がはねてやけどをする可能性があるので、火をつける前にお皿を入れておくことがポイントですポリ袋が鍋に当たって熱で袋が破けないよう、サイズのあった耐熱皿を敷きます。鍋は蓋がきちんと閉まるものを使いましょう耐熱性ポリ袋を使って、オムレツを作ろう!〜準備〜続いてオムレツ作りの準備をします。災害時は栄養が不足しがちなので、レトルトパックを利用して、食物繊維やビタミンなどを上手く摂ることが大切とのこと。今回は卵2個と、ツナとコーンのレトルトパックを使ってオムレツを作っていきます。耐熱用ポリ袋に直接、卵2個を割り入れますこぼれないように注意しながら、手で揉んで卵をほぐしますよく混ざったらツナとコーンを加え、更に揉み混ぜますこちらも災害時を想定して、塩こしょうなどの味付けは一切なし。よく混ぜ終わったらポリ袋の空気をできる限り抜いて、卵液をオムレツの形になるように整え、ポリ袋の上の方で口を結びます。これで準備は完了!お米の浸水時間が過ぎたら、2つのポリ袋が沸騰したお湯に充分に浸かるよう、鍋に入れていきます。鍋の底や壁面にくっつかないよう、お米と卵のポリ袋を入れますあとは蓋をして弱火〜中火で加熱して沸騰状態をキープ。トングや菜箸で時々ポリ袋を回転させ(穴を開けないよう注意!)満遍なく火が通るようにしながら、オムレツは15〜20分加熱して取り出します。お米は大体20分加熱後、芯が残ってないかを確認し、火を消して蓋をしたまま余熱で10分蒸します。災害時のシミュレーションをしてみよう!料理の出来上がりを待つ間に、宗像市男女共同参画推進センター「ゆい」事務局長・梶谷さんから、防災についてのお話しを聞かせていただきました。(この間、加々見先生が火の管理をきちんとしてくれていました)宗像市の防災マップや防災グッズの見本に、子どもたちは興味津々。「私の家はこの近くだから、避難所は◯◯かな?」と、机に身を乗り出して真剣にお話しを聞く姿が見られました。宗像市の防災マップを確認中避難時の持ち出し品の見本を見せてくれましたお鍋で作った防災ごはん、出来上がり!梶谷さんのお話を聞いた後、各班テーブルに戻ってお鍋の様子を見てみます。ポリ袋越しなので、きちんと火が通っているのか分かりにくく、「もう大丈夫かな?」「お米がまだちょっと固い??」と鍋から取り出すタイミングに悩むこともありましたが、先生に確認してもらいつつ、ポリ袋を鍋から取り出します。ポリ袋の上の方をハサミで切り、ご飯はおにぎりに。オムレツはお皿に盛り付けて、防災ごはんが完成しました!上手く火が通っているかな?ご飯はワカメふりかけをまぶし、おにぎりに我が家の防災ごはん、完成です!先生の作品がこちら。オムレツがキレイ!私たちの作ったオムレツは少し半熟のところがあったようで、お皿に盛る時に割れて、形が少し崩れてしまいましたがそこはご愛嬌。味はバッチリです!ツナとコーンが入っているので、味付けも栄養バランスも食べ応えも満点でした。ご飯の方は少し柔らかめに炊けましたが、芯も残っておらずこちらも味はバッチリ!今回はワカメおにぎりを作りましたが、災害時はふりかけで足りない栄養素を摂取するなど、いろいろ工夫ができそうです。各テーブルからは「美味しい!」「上手に作れたね」という声があがり、自分たちで作った料理をニコニコしながら食べる親子の姿が見られました。災害時は停電の影響で電子レンジや炊飯器が使えず、調理の選択肢は限られてしまいがち。今回の講座に参加して、少なくとも卓上コンロとお水、耐熱性のポリ袋を備蓄しておけば、災害時でも食べられる料理の幅がぐんと広がることを学ぶことができました。防災ごはん作りを終えて今回、親子での防災講座を初めて開催した「ゆい」の皆さん。「普段できていないことは、非常時にはできないと言われています。親子で普段から実践できる防災ごはん作りを体験し、防災について考える機会になれば」という思いで、今回の講座を企画されたそうです。「この講座を通して、日常生活の中に防災意識を取り入れ、自身の暮らしに合った備えについて、考えるきっかけになってくれると嬉しいですね」と話してくれました。災害はいつどこで起こるか分かりません。私たちも家族で防災について話し合い、いざという時にスムーズに行動にうつせるよう、日常生活で練習する機会を積極的につくって災害に備えていきましょう。(表記はレポーターの表現を優先しています)