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今日から始める!我が家の防災アクション~11月29日レポート~

最終更新日:
(ID:8988)

こんにちは、三毛猫ママレポーターです。

今年の6月以降、鹿児島県のトカラ列島で地震が頻発し、最大震度6弱の揺れを観測したのは記憶に新しいと思います。

依然として南海トラフ地震に対する不安が囁かれる中、家族向けの防災講座が開かれると聞き、参加してきました。

  • 01 今回の講座のチラシです

    今回の講座のチラシです


宗像市男女共同参画推進センター「ゆい」主催、「宗像で暮らすママ・パパたちの防災力UP講座」は、メイトム宗像内の結工房で令和7年7月9日に開催されました。

講師は会社員・青年海外協力隊・国際協力推進員などを経て、現在は福岡教育大学や西南学院大学で非常勤講師をされている、佐藤倫子先生。

2011年3月11日に起きた東日本大震災をきっかけに、「ママのための防災会議INいとしま」を立ち上げました。

  • 02 講師の佐藤倫子先生

    講師の佐藤倫子先生


今回の講座は、前半に佐藤先生の講義、後半にテーマ毎に参加者が意見を述べ合うグループトーク形式で行われました。

アンコンシャスバイアスを見直してみよう!

講義のキーワードである「アンコンシャスバイアス」は、自分自身が気づいていない無意識の偏見や思い込みのこと。過去の経験や知識、価値観に基づき、認知や判断を自動的に行い、何気ない言動として現れます。

例えば「男の子は青が好き、女の子はピンクが好き」という男女の性に対する思い込みは「ジェンダーバイアス」。

「A型の人は几帳面だ」などの血液型占いを信じこみ、行動を当てはめようとするものは「確証バイアス」と呼ばれます。


アンコンシャスバイアスは誰にでもあり、それ自体が悪いわけではありません。しかし特に防災において、「今まで大丈夫だったから、今回も大丈夫だろう」という安易な思い込みは生死に関わる深刻な事態を招きます。

そのため、正しい情報を知って思い込みをなくし、災害時にすぐに行動に移せるよう、日常的に防災対策をしておくことはとても大切です。

防災マップを見てみよう!

「正しい情報はいのちを守る!」ということで、まずは宗像市の防災マップを広げて、自分の住んでいる地域の特性を各々確認しました。

  • 03 宗像市防災マップ

    宗像市防災マップ

  • 04 宗像市の地域特性などが載っています

    宗像市の地域特性などが載っています


2024年3月に作成されたこの防災マップは、宗像市の地形特性や災害特性、避難場所も載った優れもの。

家には置いてあるけれど、じっくり見たことはないな〜という方は多いかもしれません。

でもこれは是非、読んでいただきたい!

いざという時に素早く避難するためにも、自分の住んでいる地域の特性や避難場所を、この機会に一度確認してほしいです。


防災マップは宗像市の各世帯に配布されており、市民の方は危機管理課(市役所本館2階)で希望すれば入手可能です。

我が家の今、これからの備えについて話し合おう!

続いてはグループトークです。

配られた2枚のワークシートに各自記入した後、4人1組のグループで自由に意見交換を行いました。

よろしければ皆さんもチェックしてみてください。

我が家の防災力チェックシート

  • 05 我が家の防災力チェックシート

チェック項目は防災に関する基本的な質問が多いのですが、やった方がいいと分かっていても出来ていないことが多く、グループ内でも「考え中」にチェックを付ける人が多い印象を受けました。

気になる点としては、第一のチェック項目で避難場所を確認しているのに、避難所までのルートを実際に歩いて確認したという人は少数だったこと。

これは「車で避難場所に行ったことはあるけれども、実際に歩いて行く機会はない」という意見が多かったです。

しかし災害時は車で避難できるとは限りません。

停電で真っ暗な中、はたまた大雨の中、避難所まで子どもを連れて歩いて行かなければならないかもしれません。

道路の窪みや側溝も、明るい昼と、夜間や大雨の日とでは見え方が全く異なります。

「可能であれば一度、雨の日や夜の時間帯に避難所まで歩いてみてほしい」と佐藤先生は話してくれました。

わたしたちの防災アクションプラン

  • 06 わたしたちの防災アクションプラン


こちらのワークシートでは、より具体的にわが家の防災について振り返っていきます。

記入後のグループトークでは、「仕事のためパパが家に不在がちなこと」「災害時に家族以外に頼る人がいないこと」などを不安に感じる意見が多数上がりました。

頼れる親戚や知り合いが身近にいないから、いざという時に自分一人で子どもを守らないといけない。

そう思って一人で不安やプレッシャーを抱えているママは、じつはとても多いんです!

でも災害時に必ず子どものそばにママがいる、という保証はありませんよね?


今回の講座の参加者は全員女性でしたので、グループトークはママ目線の話になってしまいましたが、防災で大切なことは誰か1人(ママだけ、パパだけ)に防災対策を任せきりにしないことだと気づきました。

避難場所や避難時の持ち出し品だけでなく、備蓄品やその保管場所など、ママしか知らないことはありませんか?

わが家で始める防災アクションの第一歩として、まずは家族みんなで防災対策を共有しておくことが大事だと感じました。

そして災害時に孤立しないよう、近所の方と会った時に挨拶をかわし、顔なじみをつくっていくこと。

地域のイベントなどを通じて、家族のみんなで周りの人たちとのつながりを深めていくことが重要だと話し合いました。

  • 07 講座の様子

    講座の様子

最後に

最近は地震や台風だけでなく、記録的豪雨による水害に関連した被害が多く報告されています。

8月には九州地方に線状降水帯が複数発生し、記録的大雨に見舞われました。


どんなに防災対策をしても、いつどこで起こるか分からない災害から完全に身を守ることは難しく、不安を感じる人は多いと思います。

そして大人の不安を、子どもはとても敏感に感じとります。

不安を少しでも安心にかえるために。

そしてなにより大切な命を守るために。

この機会に家族で防災について話し合い、しっかり情報を共有して、「災害に備える力」「災害時に助け合う力」を身につけていきましょう。

関連リンク

宗像市男女共同参画推進センター「ゆい」では、いろいろな講座、イベントが開催されています。


(表記はレポーターの表現を優先しています)


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