更新日:2018年8月20日
「下水道の日」とは
9月10日は、立春から数えて220日目で、昔から「にひゃくはつか」と呼ばれ大きな台風が来る日とされています。大雨に備える特別な日と、下水道の「雨水を流す役割」がなじみがある、ということで制定されました。
雨水を汚水管に流していませんか?
市の下水道は、汚水は「汚水管」で、雨水は「雨水管(水路など)」で、別々に流す「分流式下水道」で整備しています。みなさんが、トイレ、台所、風呂などで使った排水(汚水)は、下水処理場で処理し、きれいにして川や海に戻しています。
雨の日の汚水量が、増えています
雨の日は、晴れの日よりも多くの汚水が下水処理場に流れ込んでいて、処理に困っています。
この原因の一つに、家の屋根や庭に降った雨水が、誤って「汚水管」につながれていること(誤接続)が考えられます。
逆流や河川水質悪化の恐れも
雨どいや庭などからの雨水を、宅地内の汚水ますや汚水管に流すと、大雨の日は下水処理場の能力を超え、機能がまひしてしまいます。
下水処理場の機能がまひしてしまうと、次のような現象がおきます。
- 道路上のマンホールや、宅地内の汚水ますから汚水があふれてしまう
- 各家庭の汚水が流れにくくなったり、逆流してしまう
- 汚水をきれいに処理しきれず、川や海の水質を悪化させてしまう
宅地内を確認しましょう
雨水が入っている可能性がある場所を確認し、次の項目を確認して雨水が入らないようにしましょう。
1)「雨どい」が「汚水管」「汚水ます」に誤接続されていませんか?
→「雨どい」からの雨水は、「雨水管」か「雨水ます」につなぎましょう
2)「外流し(外にある流し・洗い場)」に雨水が流入していませんか?
→汚水管に接続している「外流し」に雨水が流れ込まないよう、屋根を設置するか、雨天時
は汚水管の接続部分にゴム栓などを取り付けてください
→「雨どい」からの雨水を、汚水管に接続している「外流し」に流さないようにしましょう
建物の増築・改築時は、誤接続に注意しましょう
建物を増築・改築するときは、誤接続しやすいので、建築した時の図面で接続する排水管の接続先を確認しましょう。
汚水管には雨水を絶対に流さないよう、十分注意しましょう。
このページに関する問い合わせ先
都市整備部 下水道課
場所:宗像終末処理場
電話番号:0940-36-4136
ファクス番号:0940-36-4230
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