更新日:2024年5月30日
計画の認定
平成30年3月26日、主務大臣(文部科学大臣、農林水産大臣、国土交通大臣)から「宗像市歴史的風致維持向上計画」の認定を受けました。市では、今後本計画に基づき、建造物の修景事業や無電柱化事業等を実施し、歴史文化遺産を活かしながら、歴史まちづくりの推進を図っていきます。
(簗国土交通大臣政務官から認定証の授与を受ける谷井市長)
宗像市歴史的風致維持向上計画
宗像市は、福岡市と北九州市の両政令指定都市の中間に位置し、北は玄界灘に面し、三方を山に囲まれ、中央を釣川が貫流する地理的条件や自然環境に恵まれた都市です。歴史的には、大陸との対外交流を進めるヤマト王権によって4世紀後半から沖ノ島ではじめられた国家的祭祀への関わりをきっかけに繁栄を築いていきました。その後、宗像大社(沖津宮(おきつみや)・中津宮(なかつみや)・辺津宮(へつみや))の祭祀が成立したと考えられており、沖ノ島で発掘された対外交流を象徴する銅鏡、武器、馬具などの出土品8万点が国宝に指定されています。そして平成29年、「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」として世界文化遺産にも登録されました。宗像大社の祭礼は形を変えつつ受け継がれ、漁村集落や農村集落の暮らしにとけこんだ行事として今もなお息づいており、この人々の活動と歴史上価値の高い建造物及びその周辺地域とが一体となって本市を代表する歴史的風致を形成しています。本計画は、このような歴史的風致の維持・向上を図り、これを後世に継承することを目的として策定するものです。
宗像市歴史的風致維持向上計画(最新版:令和4年4月1日軽微な変更後)
- 全編(PDF:25,403KB)
- 序章、第1章宗像市の歴史的風致形成の背景(PDF:6,472KB)
- 第2章宗像市の維持向上すべき歴史的風致(PDF:9,291KB)
- 第3章歴史的風致の維持及び向上に関する方針(PDF:4,642KB)
- 第4章重点区域の位置及び区域(PDF:5,421KB)
- 第5章文化財の保存及び活用に関する事項(PDF:1,192KB)
- 第6章歴史的風致維持向上施設の整備又は管理等に関する事項(PDF:3,195KB)
- 第7、第8章歴史的風致形成建造物の指定の方針、歴史的風致形成建造物の管理の指針となるべき事項(PDF:1,374KB)
- 概要版(PDF:384KB)
歴史的風致とは
歴史上、価値の高い建造物とその周辺の市街地、さらに地域における固有の歴史・伝統を反映した人々の活動が一体となって形成してきた良好な市街地の環境のことをいいます。
宗像市の維持向上すべき歴史的風致
- 宗像大社ゆかりの歴史的風致
- 宗像の浦々にみる歴史的風致
- 八所宮の御神幸祭にみる歴史的風致
- 唐津街道赤間宿にみる歴史的風致
計画の変更
「地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律」に基づき認定を受けた宗像市歴史的風致維持向上計画について、平成30年8月13日、主務大臣から変更認定を受けました。
「地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律」に基づき認定を受けた宗像市歴史的風致維持向上計画について、平成31年3月20日、主務大臣に軽微な変更を届け出ました。
「地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律」に基づき認定を受けた宗像市歴史的風致維持向上計画について、令和2年3月25日、主務大臣に軽微な変更を届け出ました。
【変更箇所一覧(PDF:93KB)】
「地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律」に基づき認定を受けた宗像市歴史的風致維持向上計画について、令和4年4月1日、主務大臣に軽微な変更を届け出ました。
【変更箇所一覧(PDF:80KB)】
計画の進行管理・評価
「地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律」に基づき、認定計画に掲げた取組の着実な実施を通じて歴史的風致の維持及び向上に関する方針が達成できるよう、計画期間中の毎年度、進行管理・評価を行い、その結果を公表しています。
このページに関する問い合わせ先
都市再生部 都市計画課
場所:市役所本館2階
電話番号:0940-36-1484
ファクス番号:0940-36-7005