更新日:2024年9月20日
本市独自で50歳以上の市民へ予防接種費用の一部助成開始
帯状疱疹を発症する人が増加傾向にあります。令和6年4月1日より宗像市では独自に帯状疱疹予防接種費用の一部助成を開始します。
帯状疱疹とは
帯状疱疹は、子どもの頃にかかった水ぼうそうの原因である「水痘・帯状疱疹ウイルス」が引き起こす病気で、一度感染すると同ウイルスは体の中で長期間潜伏します。帯状疱疹は加齢、疲労、ストレスなど免疫力が低下した時に発症し、50歳代から発症率が高くなるといわれています。発症すると体の左右どちらかの神経に沿って、痛みを伴う赤い発疹と水ぶくれが帯状に生じ、症状は3~4週間続きます。
また、帯状疱疹の皮膚症状が治まった後も長期間にわたって痛みが続く帯状疱疹後神経痛に移行することがあります。
帯状疱疹ワクチンの種類
ワクチンの種類 | 乾燥弱毒生水痘ワクチン (生ワクチン) |
乾燥組換え帯状疱疹ワクチン (不活化ワクチン) |
---|---|---|
接種方法 | 皮下注射 | 筋肉内注射 |
接種回数 | 1回 | 2回(1回目接種後、2か月から6か月空けて2回目を接種) |
予防効果 | 約70% | 約97% |
持続性 | 5年程度 | 9年以上 |
主な副反応 | 注射部位の赤み、かゆみ、痛み、腫れなど | 注射部位の赤み、痛み、腫れ、胃腸症状など |
実施期間 | 通年 | |
対象者 | 50歳以上の宗像市民 |
助成内容
生ワクチン、不活化ワクチンのどちらかを一生涯に1度助成します。市役所窓口での手続きは不要です。
医療機関にて接種費用(医療機関によって異なる)から助成額を差し引いた金額をお支払いください。
乾燥弱毒生水痘ワクチン(生ワクチン)
接種費用7,000円から1万円程度のうち、4,000円を1回助成乾燥組換え帯状疱疹ワクチン(不活化ワクチン)
接種費用2万円から3万円(2回合計4万円から6万円)程度のうち、1万円を2回助成接種の申込方法
接種の申し込みは医療機関へ電話予約をしてください。
実施医療機関はこちら。
帯状疱疹を発症したら
神経痛や皮膚の発疹など帯状疱疹とみられる症状が現れたら、すぐに医療機関を受診しましょう。
発疹が出てから3日以内に適切な治療を受ければ、後遺症なく1週間ほどで治癒することが可能です。
このページに関する問い合わせ先
健康福祉部健康課
場所:西館1階
電話番号:0940-36-1187
ファクス番号:0940-37-3046
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