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本物から学ぶ!本物を体験する!「むなかた子ども大学メインキャンパス」~1月27日レポート~

更新日:2024年1月27日

こんにちは、キミママレポーターです。
11月23日、グローバルアリーナや県立少年自然の家「玄海の家」で、「むなかた子ども大学メインキャンパス」が開催されました。我が家の息子たちも参加してきたので、今回はその様子を紹介したいと思います!

 

「むなかた子ども大学」とは?

子どもたちの可能性を広げ、将来の志につながる教育機会として令和3年に開学。
教育関係者・企業・団体・市民・行政が一丸となり、子どもたちの興味や関心を深める講座や体験を提供しています。

3回目となる今年は、11月11日の「むなかた子ども大学の日」と11月23日の「むなかた子ども大学メインキャンパス」を中心に年間を通じて実施されています。
メインキャンパスでは、30を超える企業・団体、教育機関が協力し、多様な講座や体験が行われました。
各コースは事前申込制で、応募者多数の場合は抽選となります。
幸いなことに、我が家の息子たちは希望の講座に決定し、長男は「絵本作家コース」、次男は「ドローンプログラミングコース」に参加することができました。

  • メインキャンパスは11月23日に行われました
    メインキャンパスは11月23日に行われました
  • グローバルアリーナの「はじめの会」の様子
    グローバルアリーナの「はじめの会」の様子
  • 少年自然の家「玄海の家」での「はじめの会」の様子
    少年自然の家「玄海の家」での「はじめの会」の様子

 

  • プログラミングコースでは、ドローンを動かすためのプログラミングについて学びます
    プログラミングコースでは、ドローンを動かすためのプログラミングについて学びます
  • 子どもたち自身でプログラミングに挑戦!
    子どもたち自身でプログラミングに挑戦!
  • プログラミングされたドローンが目的地に向かって飛んでいきます!
    プログラミングされたドローンが目的地に向かって飛んでいきます!

 

世界に一冊しかないオリジナル絵本を作ろう!「絵本作家コース」

長男が参加した「絵本作家コース」。講師は福岡教育大学の松久公嗣(まつひさ・こうじ)教授です。
日本画家であり、図画工作・美術の教師を目指す学生たちの指導もしています。

会場では、5年生から9年生までの11人の子どもたちが、松久先生を中心に福岡教育大の学生先生から絵本の作り方を教えてもらいました。
同じく福岡教育大の学生さんも運営ボランティアとして参加。
むなかた子ども大学では多くの有志が協力し講座が実施されています。
このような職業体験の機会に恵まれたことは、子どもたちの人生観にとても良い刺激を与えてくれたと感じました。

  • 絵本作家コースの様子。11名の子どもたちが受講しました
    絵本作家コースの様子。11名の子どもたちが受講しました
  • 講師を務めた福岡教育大学教授の松久公嗣先生
    講師を務めた福岡教育大学教授の松久公嗣先生

 

福岡教育大の4人の学生先生が優しく丁寧に指導してくれました!

福岡教育大の4人の学生先生が優しく丁寧に指導してくれました!

  • 運営ボランティアの学生さんも裏方から講座をサポート!
    運営ボランティアの学生さんも裏方から講座をサポート!
  • 受講後に修了証書が授与されました
    受講後に修了証書が授与されました
  • しっかりと体験し、学んだ証です!
    しっかりと体験し、学んだ証です!

 

短時間で完成!オリジナル絵本の作り方

通常は長期に及ぶ絵本製作ですが、この日は特別に短時間で完成させる方法を教えてもらいました。
みなさんもぜひ親子で作ってみてくださいね!

 

準備するもの

  • 四つ切サイズの画用紙を縦半分でカット
    四つ切サイズの画用紙を縦半分でカット。それぞれ4等分に山折り谷折りにし、つなぎ合わせたものがベースになります
  • 完成イメージ。左から右に物語が進んでいきます
    完成イメージ。左から右に物語が進んでいきます
  • 本型に折りたたむこともできます
    本型に折りたたむこともできます

 

  • 大学生のみなさんが作成した完成イメージ
    大学生のみなさんが作成した完成イメージ
  • キャラクターデザインのヒントになる冊子も準備されていました
    鉛筆、消しゴム、クレパス、マーカー、ハサミ、テープ、のり、色画用紙など。キャラクターデザインのヒントになる冊子も準備されていました
  • 絵本やキャラクターの作り方の書籍も紹介されていました
    絵本やキャラクターの作り方の書籍も紹介されていました。参考にしてみるのもいいですね

 

当日紹介いただいた参考書籍はこちら
  • 『創作トレーニング「ストーリーの作り方」』
    著:野村カイリ、出版:新紀元社
  • 『創作トレーニング「キャラクターの作り方」』
    著:野村カイリ、出版:新紀元社
  • 『絵本をつくりたい人へ』
    著:土井章史、出版:玄光社
  • 『絵本を作る」
    作・絵:五味太郎、出版:ブロンズ新社
  • 『プロの現場から学ぶ!「絵本つくりかた」』
    著者:つるみゆき、出版:技術評論社
  • 『楽しい絵本のつくりかた「絵本づくりのきほん・アイデアがたっぷり!」』
    監修:千葉幹夫、出版:学研パブリッシング
  • 『あそぼう』『もくもくくもたん。』
    学生ボランティアの方のオリジナル作品

 

ステップ1:主人公の設定やイメージを決めよう!

まずは絵本で最も重要な主人公作りから。
色や動物など好きなものから想像したり、性格や感情などのイメージからアイディアを膨らませたり、主人公のキャラクターを固めていきます。

  • 配られたプリントを参考にしながら、キャラクターのイメージを膨らませます
    配られたプリントを参考にしながら、キャラクターのイメージを膨らませます
  • イメージが固まったら、実際に画用紙に描きます
    イメージが固まったら、実際に画用紙に描きます。それをハサミで切り出す要領です
  • 実際に画用紙に描いていきます
    息子も先生からアドバイスをもらい、キャラクターが固まったよう。実際に画用紙に描いていきます

 

  • 描きあがった主人公のキャラクターをハサミで切り出します
    描きあがった主人公のキャラクターをハサミで切り出します
  • 息子が描いたおばけ。この主人公が物語を紡いでいきます
    息子が描いたおばけ。この主人公が物語を紡いでいきます

 

ステップ2:物語の筋道を描こう!

短時間で完成させるため、この絵本では物語を文章で表しません。
その代わりに、主人公が絵本の中を進んでいくイメージを一筆描きで表現します。
ストーリーの展開を思い浮かべながら、線を描くのがポイントです。

  • まずは物語のスタート地点の左下に主人公をセット
    まずは物語のスタート地点の左下に主人公をセット。クリアファイルを利用した透明のポケットの中に収納できる仕掛けになっています
  • 主人公の上部に名前や性格、好きなことなどを書き足しておきます
    主人公の上部に名前や性格、好きなことなどを書き足しておきます
  • 主人公がどんな道のりを歩んでいくかを想像しながら
    主人公がどんな道のりを歩んでいくかを想像しながら、左から右へ一筆描きで筋道を描いていきます

 

  • 曲線や直線など、どんな線を描くかは自分次第です!
    曲線や直線など、どんな線を描くかは自分次第です!
  • 一筆描きになっていれば、途中で色を変えてもOK!
    一筆描きになっていれば、途中で色を変えてもOK!

 

ステップ3:枝葉を描き足して物語に厚みをつけよう!

先ほど描いた一筆描きの線に詳細を描き足していきます。
イラストや色をプラスするなど、アレンジは自由です。

  • ストーリー展開をイメージしながら
    ストーリー展開をイメージしながら、必要なイラストを描き足したり、色を加えたりします
  • 釘を使って表現する方法を教えてもらいました
    釘を使って表現する方法を教えてもらいました
  • 厚く塗ったクレパスを釘でなぞって星型を描きました
    厚く塗ったクレパスを釘でなぞって星型を描きました

 

  • ペーパータオルでクレパスを塗り広げる表現法も
    ペーパータオルでクレパスを塗り広げる表現法も。クレパスだけでも様々な塗り方があり、とても勉強になりました!
  • 詳細を描き足していくと、物語にどんどん厚みが増していきます!
    詳細を描き足していくと、物語にどんどん厚みが増していきます!ワクワクしますね

 

ステップ4:表紙を作ったらオリジナル絵本の完成!

仕上げに画用紙にタイトルとイラストを描き、本の表紙部分に貼り付けたら完成です!

  • 表紙よりも一回り小さい画用紙に、絵本のタイトルとイラストを描きます
    表紙よりも一回り小さい画用紙に、絵本のタイトルとイラストを描きます
  • のりで表紙に貼り付けます!
    のりで表紙に貼り付けます!

  

  • 自分だけのオリジナル絵本が完成しました!
    自分だけのオリジナル絵本が完成しました!
  • 海の中を冒険するおばけのブチ太の物語です
    海の中を冒険するおばけのブチ太の物語です
  • 本型に折りたたんで楽しむこともできます
    本型に折りたたんで楽しむこともできます

 

息子に参加した感想を聞きました!

こんなに短い時間で絵本を作れると思いませんでした。
絵本の作り方を学べて、とても勉強になりました。
教えてくれた先生たちに感謝したいです。
この経験を活かして、また違うストーリーで絵本を作ってみたいです。

 

(レポートは原文のままで掲載しています)

 

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