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災害時の備えは大丈夫?子育て世代応援セミナー「パパ・ママたちの災害対応力UP講座」~7月12日レポート~

更新日:2022年07月11日

こんにちは、ママパパレポーターのキミです。
みなさんは災害の備えは万全ですか?突然起こる災害だからこそ、日頃の対策が必要ですよね。熊本地震で被災したこともあり私も備えているつもりではありますが、万全かと言われるとやはり不安が・・・。そこで、6月11日にメイトム宗像で開催された「子育て世代応援セミナー パパ・ママたちの災害対応力UP講座」(宗像市男女共同参画推進センター「ゆい」主催)に参加し、子育て世代ならではの心構えや対策のヒントを聞いてきました!

 

宗像の災害リスクや子育て目線の防災対策を学習。対策の甘さと認識不足を痛感!

講師を務めたのは九州大学男女共同参画推進室准教授の杉本めぐみ先生。京都大学大学院修了後、東京大学地震研究所特任研究員などを経て、2014年度から九州大学に勤務されています。西日本新聞くらし欄では「後悔しない備え」を連載中。NHKはっけんラジオでは、「めぐみ先生の防災力」コーナーに出演中など、福岡の防災対策の第一人者です。ご自身も学生時代に阪神淡路大震災で被災され、その経験をもとに研究者の視点だけでなく、被災者に寄り添った防災対策と教育に力を注がれています。

講座には市内に住むパパ・ママ8人が参加し、宗像ならではの災害リスクや子育て目線を取り入れた防災対策に熱心に耳を傾けました。7歳と4歳の子を持つパパ(40歳代)は、「このような講座に参加したのは初めて。日頃の備えに加え、今回学んだことを活かしていきたい」と感想を語ってくれました。

また6歳と1歳8カ月の子を持つママ(30歳代)は、「以前に杉本先生の一般向けの防災講座を聞いて、もっと詳しい話が聞きたいと思って」と先生の講座に参加するのは今回で2度目なんだとか。その意欲の高さにとても刺激を受けました。防災意識は高めの方だと自負していた私ですが、講座を受けて対策の甘さや認識不足を痛感!講座終了後、あらためて防災対策や備品について家族で話し合いました。

被災地に杉本先生あり!

「被災地に杉本先生あり!」というほど、インドネシアスマトラ沖地震(2004)、東日本大震災(2011)、熊本地震(2016)、九州北部豪雨(2017)など被災地に足を運び、災害調査から復興支援、防災対策まで尽力されています。

 

約1時間半の講座があっという間

災害時の困りごとから防災対策まで役立つ話しをたっぷり聞かせていただきました。約1時間半の講座があっという間です

 

転ばぬ先の杖!覚えておこう防災対策アレコレ

ここからは講座で教えていただいた防災対策や役立つ情報をピックアップしてご紹介します。みなさんの防災対策のヒントにしてみてくださいね!
(次の項目をクリックすると該当箇所に移動します)

  1. 福岡県防災教育副読本「命をまもる!!ガイドブック」
  2. 危機管理の「さ・し・す・せ・そ」
  3. 宗像市で考えられる最悪の想定とは?
  4. 慎重に、素早く、誠意をもって行動するために。マイタイムラインを考えておこう!
  5. 組織(家族)で対応するために、あらためて防災について話し合おう!

1.福岡県防災教育副読本「命をまもる!!ガイドブック」

福岡県では県民の防災意識を高めるため、小学生高学年を対象にした防災教育副読本を制作。「地震・津波編」「風水害編」の2タイプの災害について書かれ、生徒用と教員用に分けて計4冊あります。地震・津波編は講師の杉本先生も編集・専門委員メンバーとして制作に参加されているそう。小学生向けではあるものの、大人が読んでもとても役立つ情報が掲載されています。

  • 命をまもる!!ガイドブック「地震・津波編」
    命をまもる!!ガイドブック
    「地震・津波編」
  • 命をまもる!!ガイドブック「風水害編」
    命をまもる!!ガイドブック「風水害編」

 

 

2.危機管理の「さ・し・す・せ・そ」

みなさんは危機管理に関する「さ・し・す・せ・そ」をご存じですか?

  • さ:最悪の想定で
  • し:慎重に
  • す:素早く
  • せ:誠意をもって
  • そ:組織で対応する

災害時はこの5つのキーワードを意識して行動することが大事だと教えていただきました。いざというときのために、しっかり頭に入れておきたいです。

 

3.宗像市で考えられる最悪の想定とは?

宗像市には大きな活断層「西山断層」が南北に縦断しています。西山断層による地震が発生した場合、地震発生後の最速津波到達時間は3分、最高津波水位は4.3m(到達時間19分)と予測されています

また津波だけでなく震度6強の揺れが予想される地域もあり、家屋の倒壊などの大きな被害が発生することも十分に起こりうるそうです。
地震以外にも洪水、高潮、土砂災害などのリスクも忘れてはいけません。市の防災マップなどを参考に、自分の住んでいるエリアにどんなリスクが考えられるのかを把握し、最悪の事態を想定しておくことが最善の防災対策への近道ですね。

宗像市には大きな活断層「西山断層」が縦断しています

宗像市には大きな活断層「西山断層」が縦断しています

 

宗像市で想定されている最高津波水位は4.3m(福岡県津波災害警戒区域HPより)

宗像市で想定されている最高津波水位は4.3m(福岡県津波災害警戒区域HPより)

 

「宗像市防災マップ」(外部サイトへリンク)

宗像市防災マップで、自分の住むエリアの災害リスクや避難所などを把握しておくと安心!(現在は配布公開終了済み。WEB版をご覧ください) 

宗像市防災マップ

 

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4.慎重に、素早く、誠意をもって行動するために。マイタイムラインを考えておこう!

災害発生時や発生前にどのような行動をとるか事前に考えたスケジュール表をマイタイムラインと言います。住んでいる場所や家族の構成などによって、取るべき行動は変わってきます。自分の家族に合わせたマイタイムラインを考えてみてくださいね。

地震発生時の一般的なタイムライン

地震発生時の一般的なタイムライン

参考にしながら自分だけのマイタイムラインを考えておくと安心です。(福岡県防災教育副読本「命をまもる!!ガイドブック」地震・津波編より)

 

台風や大雨時のタイムライン

台風や大雨は時のタイムライン

気象情報をチェックしながらスケジュールをを立てることができます。自分の家族の状況に合わせて、早め早めの行動を意識したいです。(福岡県防災教育副読本「命をまもる!!ガイドブック」風水害編)

 

5.組織(家族)で対応するために、あらためて防災について話し合おう!

いざという時に慌てないように、あらためて家族みんなで防災について考えてみる必要があると感じました。一般的な避難方法、非常時持ち出し品だけでなく、子育て中のパパ・ママならではの工夫も大切ですよね。少しずつですが、自分の家族オリジナルの防災準備を進めていきたいと思います。

 

非常時持出品の準備はできていますか?

非常時持出品の準備はできていますか?

自分の家族に合わせてカスタマイズした非常時持出品を準備します。講座では子どもサイズのレインコートや手袋、生理用品、下着、化粧水、眼鏡、コンタクト、薬、アレルギー対応食、液体ミルクなど子育て世代ならではの必需品がリストアップされました。

家族全員分をまとめて入れてしまうと、重たすぎて持ち出せないなんてことも。リュックなどに小分けして、それぞれが持ち出せるようにしておくと便利だそうです。

非常食品は缶詰や乾麺、乾物など約1週間分を人数分用意しておくのがベスト。消費期限が近づいたら、非常時でなくても備蓄を利用した料理で消費するローリングストック法がおすすめです。

 

講座を終えて

私は熊本地震で被災したとき、長男が4才、次男が生後2カ月でした。授乳中で夜泣きもあったので避難所には行かず、しばらくは車中泊で過ごしました。自宅の水道、ガスは2週間以上も止まり、入浴ができずに本当に困りました。子どもだけでも毎日お風呂に入れてあげたいと、卓上コンロでお鍋にお湯を沸かし入浴させました。私自身は比較的被害の少なかった親戚や知り合いを頼って、お風呂に入らせてもらっていましたね。

恥ずかしながら防災対策をほとんどしていなかったので、余震が続く中、長男と手をつなぎ、次男を抱っこ紐に入れて、食料と水の確保に奔走しました。避難所に避難できないと支援も受けられないので、子育て世代はそこも考えておいた方がいいと思います。
車中泊の経験から、常に車のガソリンはメーターの半分を切らないように心がけるようにもなりました。熊本地震はもちろん非常に怖い体験でしたが、防災対策の大切さと災害は誰にでも振りかかるんだという大事なことを教えてくれたと思います。

宗像市はここ数年、大きな災害もなく住みやすい場所ですよね。きっと災害なんて自分には関係ないと思っている方もいるかもしれません。私もそうだったので、その気持ちはとても理解できます。
それでも「絶対に安全」ということはありません!いざというときに自分や家族の命を守れるのはやはり自分自身です。他人事だと思わずに、しっかり備えておきたいです。
今回の講座では、あらためて対策の必要性を再認識しました。同じ世代の子どもを持つパパ・ママと情報共有をする良い機会にもなったと思います。

 

(レポートは原文のままで掲載しています)

 

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