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初めて育児をするママたちの講座!「はじめのはじめのいっぽセミナー」~7月20日レポート~

更新日:2022年7月20日

こんにちは、ママレポーターの新田です。
初めての赤ちゃんとの生活はワクワクと不安でいっぱい。「育児について相談できる人が近くにいてほしい」「月齢の近いママ友と情報交換がしたい」と思うママたちも多いのではないでしょうか?

今回紹介するのは、「あかちゃんの育つ環境を守る会・ゆるりんこ」が主催する「はじめのはじめのいっぽセミナー」。ベビーマッサージやあやし歌などで赤ちゃんと触れ合いながら、子育てについて学んでいく講座です。
参加できるのは、第1子が生後2カ月から5カ月の赤ちゃんとママ。つまり、参加するのは初めての育児に奮闘するママたちばかりです。どんなことが行われるのか、講座の様子を取材してきました。

講座のチラシ

講座のチラシ(PDF:2.1MB)

 

自分の子も周りの子の成長も感じられる週に1度のお楽しみ

週に1度、全6回行われるこの講座。今回は2022年度1クールのうち、ママたちが講座に慣れてきたであろう4回目の講座に伺いました。
始まりの時間が近づくにつれ、続々と集まるママと赤ちゃん。今クールの参加者は7組ですが、急な体調不良などで欠席もあったそうで、この日初めて全員が揃いました。

輪になって座ります

輪になって座ります

進行役を務めるのはスタッフの藤原浩美さん(通称:ひろりん)。
まずは、先週からの赤ちゃんの変化について1人ずつ発表しました。
「昨日からハイハイできるようになった」「おもちゃを見てニコっと笑うようになった」「寝返りができるようになった」など、たった1週間でも目覚ましい成長を遂げる赤ちゃんたち。皆でお互いの赤ちゃんの成長を感じることができるのも嬉しいですね。このほか、「寝かせるのに苦労している」といった苦労話も。赤ちゃんの月齢が近いママ同士、うなずく様子も見られます。

月齢が近いとはいえ、成長具合や赤ちゃんのタイムスケジュールはさまざま。ママのお話し中、朝寝中の子・授乳中の子・ご機嫌ナナメの子・寝返りしてキョロキョロする子もいれば、ハイハイできるようになった赤ちゃんはあちこち旅に出かける子も(笑)。皆が子育て中のママたちなので優しく見守ることができる心地よい空間です。

連れ立って旅に出かける赤ちゃんたち

連れ立って旅に出かける赤ちゃんたち

 

赤ちゃんの視野を体験することで触れ合い方にも変化が

前回の講座では、子どもの視野がいかに狭いかを実際に体験できる「チャイルドビジョン」についての話があったそうで、家で体験してみた感想なども1人ずつ話しました。
私自身、チャイルドビジョンを見たのは初めて。こちらは、赤ちゃんではなく小学校1年生の子どもの視野なのだそう。実際に装着してみたら驚きの視野の狭さでした。うちの子どもたち(年長・年中)もこんな視野だったとは!!
横断歩道を渡るときに「右見て左見て・・・」とちゃんと左右を向いて確かめないといけない理由には、こういう視野の狭さにあるのだと改めて実感しました。赤ちゃんはもっと視野が狭くてぼやけて見えるのは当然ですよね。

  • こちらがチャイルドビジョン
    こちらがチャイルドビジョン。輪ゴムを耳にかけると子どもの視野が体験できる優れもの
  • 装着して赤ちゃんが寝返りしたぐらいの目線の高さにしてみるとこのような視野に
    装着して赤ちゃんが寝返りしたぐらいの目線の高さにしてみると、このような視野に。横が見えませんね・・・

 

実際試してみたママたちの声

  • 近くまで寄らないと見えていないことが分かった
  • テーブルの角など危ないと気づき、買い替えを検討している
  • 突然足を触ったら赤ちゃんにとって怖いことが分かり、正面から声を掛けるようにした

など色んな気づきがあったようです。

赤ちゃんに「○○するよー」と声かけしながら触れることの大切さを改めて学んだところで、あやし歌が始まりました。

ここが耳だよ、目だよ

「ここが耳だよ、目だよ」と声を掛けながら赤ちゃんに触れ、実践するママたち

続いて、普段授乳や赤ちゃんのお世話で背中が丸まりがちになる中、背中を伸ばして呼吸をする大切さ学んだ後、ベビーマッサージへ。「マッサージするね」「服脱ぐね」と赤ちゃんに話しかけながら進めていきます。

  • 背中を伸ばす参加者たち
    背中を伸ばす参加者たち
  • 赤ちゃん気持ちよさそう!
    赤ちゃんも気持ちよさそう!

 

おやつにもスタッフさんのこだわりが!

マッサージが終わったら、おやつタイムもありました。
この日、用意されたのは「3年番茶」「かりんとう」「古代米せんべい」。

「ママたちにも食べ物に気を付けてほしい」という思いから、スタッフの方が原材料名を1つずつ紹介。毎週国産のものを探して買ってくるのだとか。子どもが食べるマルボーロなどを、試食のために出すこともあるそうですよ!

  • トレイに入れて1人ずつに配ります
    トレーに入れて1人ずつに配ります
  • おやつを食べながらおしゃべりタイム
    おやつを食べながらおしゃべりタイム

 

グループに分かれて情報交換会

おやつタイムで一息ついた後、1人ずつ皆に質問したいことを話します。この日は、「赤ちゃんとの24時間サイクル」「雨の日の過ごし方」「産後ケア何してる?」の3つのテーマについて情報交換をしました。

情報交換の様子

情報交換の様子。2グループに分かれ、それぞれにスタッフの方が付き添います

最後にその日の感想を話し、講座は終了となりました。
終わってからもママたちが輪になってお話するなど、話は尽きない様子。回を重ねていくごとに親交が深まってきているのでしょうね。

 

振り返りではスタッフ同士で情報共有も

ママと赤ちゃんが帰った後、スタッフの皆さんによる講座の振り返りがありました。
講座の流れに沿って、「対応の仕方に問題はなかったか」「あの対応、良かったよね!」など感想が飛び交います。また、ママたちからの相談事なども皆で共有。「チームとしてママや赤ちゃんたちを見守り、サポートしていきたい」という皆さんの思いが強く感じられました。

スタッフの皆さん

スタッフの皆さん(左から、宮崎さん、松元さん、林田さん、藤原さん、向江さん)

 

講座に参加する際の“意外な”約束ごと

4回目にもなるとママ同士仲良くなってきて、講座外でもメールのやり取りをしたり、遊びに行ったりすることもあるのかな?と思っていたのですが、この講座には「講座の受講中は参加者同士がLINE・SNS等で新たにつながらない」という驚きの約束事がありました。

でも理由を聞いて、納得!「近年は、すぐにLINEやSNSのアカウントを交換し、ネットでのやり取りが簡単にできてしまいますが、お互いをよく知らないままの交流はトラブルのもとにもなります。週に1度直接会って話すことを楽しむなど、もっと生の触れ合いや繋がりを大切にしてほしくてこのような約束事を設けています」とひろりんは言います。
また、「ママ同士だけでなく、ママと赤ちゃんのつながりも大事だということをママ自身にも体感してほしい」という思いも込められています。

もちろん、「ずっと交換してはいけない」というわけではなく、全6回の講座が終わった後、お互いの性格が分かった上で交換するかどうかを決めることができます。最終日には市内の子育て団体や支援についての情報提供も行われるそうで、「一緒にここに行ってみよう!」と待ち合わせていくことができたり、1か月後には同窓会も開催されたりするなど参加者の希望に沿って交流は続いていきます。

 

受講中のママたちの話

最後に講座に参加していたママたちや1年前参加したママからお話のお話をまとめました。

はじめのはじめのいっぽ参加者の声

はじめのはじめのいっぽ参加者の声

月齢の近い赤ちゃんを育てるママ同士、楽しみながら「子育て」を学ぶことができる「はじめのはじめのいっぽセミナー」。受講する前と後では、きっと赤ちゃんとの関わり方も変わってくると思います。
妊娠中からでも予約可能ですので、興味のある方はぜひ参加してみてくださいね。

 

(レポートは原文のままで掲載しています)

 

はじめのはじめのいっぽセミナー申込

開催期間:毎週水曜日の午前10時から正午/ひとクールごとに全6回開催

  • 1クール:終了済み
  • 2クール:8月31日から10月5日
  • 3クール:11月16日から12月21日
  • 4クール:令和5年2月15日から3月22日

場所

東郷コミセン・多目的ホール2

対象

第1子が生後2カ月から5カ月の赤ちゃんとママ(原則全6回参加)

定員

各クール10組

参加費

無料

申込・問い合わせ先

あかちゃんの育つ環境を守る会・ゆるりんこ
電話番号:090-3884-1323(宮崎)

 

このページに関する問い合わせ先

総務部 秘書政策課 広報政策係
場所:市役所本館2階
電話番号:0940-36-1055
ファクス番号:0940-37-1242

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