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グリーンカーテンを作っておうち時間を楽しみました~9月30日レポート~

更新日:2021年9月30日

こんにちは、ママレポーターの新田です。

昨年に引き続き外出自粛を求められた今年の夏休み、子どもたちとの家での過ごし方に頭を悩まされた皆さんも多かったのではないでしょうか。

我が家では、ゴールデンウィークから夏休みに向けておうち時間を子どもたちと楽しめるように、グリーンカーテンに初挑戦。時間はかかりますが、「育てる、観察する、遊ぶ、食べる」など長期間楽しむことができましたよ。

 

ゴーヤと朝顔、発芽からグリーンカーテンになるまで

今回は初心者向きのゴーヤと朝顔に挑戦。それぞれゴールデンウィーク中に種から育ててみました。

「ゴーヤ」は4月30日にスタート

トレイの上に種を並べて室内で発芽させました。気温が低かったせいか、なかなか発芽せずやきもきしていましたが、1週間ほどで発芽し種はポットの中へ。
その後、大きくなった2株を底の深い野菜用のプランターに植え替えます。

発芽から植え付けまで。大きいポットの方が苗もよく育ちました

発芽から植え付けまで。大きいポットの方が苗もよく育ちました

 

「朝顔」は5月9日にスタート

小学校以来、久しぶりに育てる朝顔。こちらはプランターに種を直接まき、5日ほどで発芽しました。その後間引きして3株に減らします。

種まきから発芽まで。子どもたちと一緒に種まき

種まきから発芽まで。子どもたちと一緒に種まき

 

ゴーヤ、朝顔とも本葉が5、6枚出てきたらその上で「摘心(てきしん・茎の先をカット)」。そうすることでわき芽の成長を促し、横から小ヅルがたくさん伸びてきます。

同じように小ヅルがある程度伸びた後、再び摘心すると孫ヅルが出てきてカーテンのようになっていきます。

せっかく伸びた茎をカットしてしまうのはなんだか可哀想ですが、小ヅルや孫ヅルに朝顔の花やゴーヤの実がたくさんつくことからも摘心は必須です。

  • 「6月10日」摘心後の朝顔(左)とゴーヤ(右)
    「6月10日」摘心後の朝顔(左)とゴーヤ(右)
  • 子どもたちも順番に水やりを手伝ってくれます
    子どもたちも順番に水やりを手伝ってくれます
  • 「6月中旬」ついに花が咲きました!
    「6月中旬」ついに花が咲きました!

 

「6月」白い朝顔ばかりの謎!?ポイントは茎の色でした

6月下旬になると徐々に朝顔が咲き始めました。
今回、種から育てたので何色の花が咲くかワクワクしていたのに、咲くのはなぜか白い花ばかり・・・調べたところ、なんと茎の色から咲く花の色が予測できることが分かりました。

間引きの際には目がいかなかったのですが、確かに3株中1株は紫色の茎で青紫の花が咲き、緑色の茎だった残り2株には白い花が咲いています。
白の朝顔って珍しいですしお洒落な雰囲気ですが、子どもと色水遊びをする予定だったので、急遽赤い花の苗も追加しました。

それにしても自分が子どもの頃には考えもしなかった疑問や発見があって、大人の朝顔観察もなかなか面白い!

白、赤、青紫の朝顔の茎の比較。確かに茎の色が違います

白、赤、青紫の朝顔の茎の比較。確かに茎の色が違います

 

「7月」ツルがグングン伸びてグリーンカーテンの完成!

7月に入り夏が近づいてくると、ゴーヤも朝顔もツルがグングン伸びていき、室内からでも目線の高さにツルが見えるようになりました。
子どもたちは一日に何度も部屋の中からのぞいては、「〇色の朝顔が〇個咲いている」「ゴーヤが大きくなってきた」と報告してくれたり、時にはしばらく一緒に眺めたり皆で成長を見守ります。

  • 「7月8日」ツルがネットの一番上まで到達!
    「7月8日」ツルがネットの一番上まで到達!
  • 「7月25日」後から別に植えた朝顔。赤と青紫のコントラストが綺麗です
    「7月25日」後から別に植えた朝顔。赤と青紫のコントラストが綺麗です
  • 「7月29日」グリーンカーテン、ほぼ完成です!
    「7月29日」グリーンカーテン、ほぼ完成です!

 

「朝顔」の色水でお絵描きや色水ジュース作りを楽しみました

朝顔の花が咲いたところで、お待ちかねの色水遊びをしました。
摘んだ花と少量の水をチャック付きの袋に入れて揉むだけなので簡単に作れます。

色水でお絵描き。濃い色の花びらの方が書きやすいです

色水でお絵描き。濃い色の花びらの方が書きやすいです

 

色水ジュースは元の色水を薄めるだけで作れます(飲めません!)。
これだけでも十分楽しめましたが、理系の夫より「酸性のレモン汁やアルカリ性の重曹を入れてみたら?」との助言を受け、それぞれ入れてみるとあら不思議!
青紫の色水がレモン汁で赤紫色に、重曹で青色に変わりました。

まるでイリュージョンのように変化する色水に子どもたちも大興奮!
これは朝顔の花に含まれる「アントシアニン」という色素が酸性やアルカリ性の強さによって変化しているもので、小学校の理科で習うリトマス紙の性質と同じです。

他の身の回りの物でも色が変わるのか試してみるのも面白そうですね。

  • 青紫色、赤色それぞれ花で作った色水にレモン汁、重曹をいれたもの。どれも綺麗な色です
    青紫色、赤色それぞれ花で作った色水にレモン汁、重曹をいれたもの。どれも綺麗な色です
  • 酸性とアルカリ性を混ぜると炭酸ジュースの出来上がり!
    酸性とアルカリ性を混ぜると炭酸ジュースの出来上がり!
  • ジュースの開発に励んだ夏休みはレモン汁と重曹をたくさん消費しました(笑)
    ジュースの開発に励んだ夏休みはレモン汁と重曹をたくさん消費しました(笑)

 

  • 酸性とアルカリ性を混ぜる際は、発泡して吹きこぼれないよう、入れすぎに注意!

 

その後、子どもたちは「実験!実験!」「ジュース作ろう!」とウキウキした様子で色水を混ぜたりレモン汁を足したりしながらお気に入りの一杯を開発。
長い期間をかけて少しずつ咲いた朝顔のおかげで、夏休み中は何度もジュース屋さん遊びをして楽しむことができました。

 

ゴーヤの味は苦かったけれど観察と収穫を楽しめました

6月中旬ごろから咲き始めたゴーヤの花ですが、7月に入りついに雌花が咲きました。

  • 「7月2日」花の下に見える小さなゴーヤが可愛らしい
    「7月2日」花の下に見える小さなゴーヤが可愛らしい
  • 室内からみた様子。ツルで影ができています
    室内からみた様子。ツルで影ができています
  • クマゼミがゴーヤに捕まって羽を休めていました。これぞ夏の競演!
    クマゼミがゴーヤに捕まって羽を休めていました。これぞ夏の競演!

 

15センチ程度になってからはなかなか成長せず、収穫のタイミングがよく分からなかったゴーヤ。
表面の色が薄くなってきた実を採って切ってみると、中は衝撃的な色(笑)!既に熟していたようです。

そこで数本一気に収穫し、夏の定番スタミナ料理「ゴーヤチャンプルー」を作りました。
初めてのゴーヤを心待ちにしていた子どもたちのために、できるだけ苦味を抑えましたが、予想通りひとかじりで断念…大人は美味しくいただきました。

8月末現在もまだまだ成長中!全部で20本近く収穫できそうです。

  • 「7月23日」待ち遠しかった収穫。食べられないけど収穫は楽しい
    「7月23日」待ち遠しかった収穫。食べられないけど収穫は楽しい
  • 中は衝撃的な色!!ですが、熟した方が苦味は少ないです
    中は衝撃的な色!!ですが、熟した方が苦味は少ないです
  • ゴーヤチャンプルーと佃煮を作りました
    ゴーヤチャンプルーと佃煮を作りました

 

涼しいだけではない、グリーンカーテンの楽しみ方

肝心のグリーンカーテンの出来はというと、朝顔の方はツルの伸びが真っ直ぐで、葉もあまり大きくならなかったこともありカーテンとまではいきませんでした。
ゴーヤの方は縦横無尽にツルが伸び、見事カーテンが出来ました!

本来グリーンカーテンは、室内の日差しを遮ったり室内温度の上昇緩和を目的としていますが、それ以上に子どもたちと一緒に観察したり、遊んだりと楽しむことができます。

来年こそは気軽に外出できることを願っていますが、暑い夏!おうち時間も楽しめるグリーンカーテンを、みなさんもぜひ作ってみてはいかがですか。

 

(レポートは原文のままで掲載しています)

 

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