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親子で楽しめる月末のお楽しみ!生演奏のおはなし会「みんなの玉手箱」

更新日:2022年06月08日

梅雨に入り、毎日じめじめじとじと。外に出られない日は子どももストレスがたまるし、遊びに行く場所もマンネリ化しがちですよね。うちのやんちゃ坊主も家にいたら散らかし放題でうんざり…そんな中、気分転換したーい!と行ってきたのがこちら。

小さなお子さんのいるママたちの間に口コミで広がっている、生演奏のおはなし会「みんなの玉手箱」。どんな様子か今回取材してきました!

ゆったりとした会場は赤ちゃん連れでも大丈夫!

会場は自由ヶ丘コミセンやサニーの裏手にある「MBOX」という音楽教室の一室です。

一見、住宅なので、「人様のおうちにお邪魔するのは少し気が引けるわ」なんて思った慎ましいあなた、安心してください。玄関を開けると迎えてくれる、玉手箱メンバーの優しい笑顔にホッとさせられますよ。

  • みんなの玉手箱1
    会場はムーミンハウスと呼ばれる、自由ヶ丘の音楽教室「MBOX」
  • みんなの玉手箱2
    手描きのポスターには今日のお話に登場するものが描かれていました
  • みんなの玉手箱3
    階段を登ると正面に玄関が。開催日はインターホン不要です

 

会場となるお部屋には赤ちゃんが来ても大丈夫なように柔らかいマットが敷いてあり、早く来た子どもたちが遊べるようにたくさんの人形やぬいぐるみもあります。オムツ替えや授乳も別室に案内してくださるので安心!

後方にはイスも用意してありますし、子どもたちが自由に動き回れるよう前方を空けてあります。うちの1歳半の息子は座らずにうろちょろするのでこれはとてもありがたいです。

子連れママだけでなく、大人だけで来られる方もいます。この日は3カ月の赤ちゃんからご高齢の方まで、16,7人来ていました。

優しい歌と演奏、楽しいお話、そして手品!

11時になるとすぐに「みんなの玉手箱」のオープニングが始まります。
みんなの前に出てきた玉手箱が開けられ、出てきたアイテムに子どもたちは早くも興味しんしん!
さあおはなし会の始まり始まり。まず始めはメンバーのみっちゃんによる読み語り。

次はピアノのりーちゃんの紙芝居。「まるいものなーんだ」と「ぴったんこってきもちいいね」の2本立て。「お手てをぴったんこから」と言うと、子どもとママが手と手をぴったんこ。

  • みんなの玉手箱4
    たまてばこーたまてばこーきょうはなーにが出るのかなー
  • みんなの玉手箱5
    おはなしと手品担当のみっちゃん。始めは「きょうりゅう」という読み語りから
  • みんなの玉手箱6
    ピアノと歌の先生をしているりーちゃん

 

次は大型絵本「やさいさん」の登場です。「あ、ダイコンさんの隣にだれかでてきたよー」とみつぼうが言うと「みみず!」と答える男の子。楽しい言葉のやりとりも生まれます。

次にりーちゃんが「じゃぐちをあけると」という絵本を読んでみんなで蛇口をひねる真似をした後は、みっちゃんのエプロンシアター「手をあらいましょう」が続きます。

  • みんなの玉手箱7
    りーちゃんのピアノ演奏に合わせてみっちゃんとみつぼうのおはなし
  • みんなの玉手箱8
    ドラムを演奏するみつぼう。時には歌も歌います
  • みんなの玉手箱9
    エプロンシアターではポケットの中からいろいろなものが出てきます

 

次にみつぼうが何やらぬいぐるみを持ってきて、「かたつむり」と「かえるのうた」が始まりました。かえるのうたではお客さんも2つのパートに分かれて輪唱しました。

次は引き続き、りーちゃんとみつぼうによる大型絵本「おめんです」。

そのあとは電気が消えて、「アイスクリームのうた」の演奏とともに暗闇の中に光る絵が浮かんできました。様々な趣向で見ていて飽きません。

  • みんなの玉手箱10
    りーちゃん「これは何でしょう?」
  • みんなの玉手箱11
    子どもたち、おはなしの中に引き込まれています
  • みんなの玉手箱12
    パネルや紙芝居の台などは自分たちの手作りなのだそう

 

最後のフィナーレを飾るのはみっちゃんによる「手品」!からっぽのはずの筒の中から出てきたのは…?あっと驚くしかけもお見事でした!

あっというまの30分間。生演奏と楽しい仕掛けに、子どもだけでなく、大人も一緒に楽しんでいました。うちの1歳半の息子も周りにちょっかいを出しながらも、楽しそうにしっかり観ることができましたよ。 

みんなの玉手箱13

マジックの音楽の定番「オリーブの首飾り」の生演奏も一緒に

 

3歳と2歳にお子さんとご一緒されていた青山さんは「子どもが玉手箱大好きで、毎月楽しみに参加しています。絵本や紙芝居、エプロンシアターや手品と内容も盛りだくさんで毎回何が始まるのか楽しみです。大人も楽しめて癒されるので、親子で楽しめる機会を作ってくださっていることに感謝の気持ちでいっぱいです」と話されていました。

みんなの玉手箱14

楽しみながら見ている常連の青山さん親子

 

1歳の息子さんと今回初めて来られた中村さんは「初めて参加しましたが、盛りだくさんであっという間に時間が過ぎました。息子も楽しかったみたいで、最初から最後までしっかり観ていました。雰囲気が良く、親子でゆったり楽しめるので、また次回も参加したいです」と話されていました。

みんなで楽しみ癒される、自由な雰囲気が魅力

  • みんなの玉手箱イラスト
    みんなの玉手箱は毎月第4金曜日午前11時から!

みんなの玉手箱は今回で53回目、5年目を迎えました。ピアニストである、りーちゃんこと田中利加さんが、春日市で15年ほどされていた音楽とおはなしの会が前身です。利加さんが宗像市に引越しされてきてまもなく、小中学校で朝の読書ボランティアをされていたみっちゃんこと元岡充代さんと知り合い、意気投合!利加さんの夫、みつぼうこと田中満さんとの3人で新たなスタートを切りました。

季節に合わせてテーマを決め、内容や音楽、構成を考えます。おはなしの音楽は利加さんが作曲することがほとんどなのだそう。読み手の声に合わせて曲を作るというから驚きです。これだけの内容なのでさぞ綿密に練習を重ねるのかと思いきや、「打合せ1回、合わせ2回(本番込み)、あとは各自で自主練」なんだとか。さすが、経験値の高さが伺えます。それでも、始めた当初はお客さんが一人の時もあったそう。けれども、自分たちも楽しむ姿勢を大事に継続し、今では口コミで広がり、毎月様々なお客様が来られるようになりました。みんなの玉手箱はこれだけのクオリティーに関わらずなんと無料!そして予約も要らなければ、登録や記名などもありません。

いつ来ても来なくてもいい、自由な雰囲気で楽しんでほしいとおっしゃいます。

最近では、お子さんが幼稚園や小学校で来れなくても、お母さんだけで来られる方もいるそう。わかります、絵本や音楽、そして優しい声に心がほんわか温かくなるんですよね。

子どものみならず、いろいろな世代の方が楽しめる癒やしの時間になっていることを感じました。

「みんなの玉手箱」で癒されてみませんか

そんな「みんなの玉手箱」は毎月第4金曜日、午前11時から午前11時30分まで開催しています。
みなさんも忙しい日常に少し、心が柔らかくなる時間を設けてみてはいかがですか。

「みんなの玉手箱」の情報は、下記のMBOXさんのfacebookページからご覧になれます。

 

リポーター徳永

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総務部 秘書政策課 広報政策係
場所:市役所本館2階
電話番号:0940-36-1055
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