宗像の魚を食べよう!宗像産アジを使ったオリジナル料理開発in自由ヶ丘中学校~3月23日レポート~ 最終更新日:2026年3月23日 (ID:9474) 印刷 こんにちは、三毛猫ママレポーターです。宗像は、山に囲まれた豊かな土地が育む農産物、玄界灘の漁港で獲れる新鮮で多彩な海産物など、食の宝庫なのはご存知ですね。そんな「食のまち宗像」では、「子どもたちも自分で魚をさばけるように」と宗像市内の中学2年生が家庭科の授業で魚のさばき方を学んでいます。今回、自由ヶ丘中学校で2025年11月27日に宗像産のアジをさばき、オリジナル料理の調理実習を行うと聞き、取材に行ってきました!自由ヶ丘中学校と「魚さばき隊」私がお邪魔したのは自由ヶ丘中8-2の皆さんの調理実習。自由ヶ丘中は福岡市の大人気洋菓子店「チョコレートショップ」とコラボして2024年、宗像産の四季の食材を使ったチョコレート、「Saison de MUNAKATA(セゾン・ド・宗像)を開発。さらに2025年には「道の駅むなかた」の園芸店「higoro(ひごろ)」も加えた3者で連携し、バレンタイン限定ギフトを開発•商品化するなど、宗像市の食や魅力をPRする活動にも積極的に取り組んでいます。今回の調理実習では「宗像産のアジをさばくこと」「さばいたアジと宗像産の野菜を用いて、オリジナル料理を調理すること」が目当てです。「そんなに短い時間で中学生がお魚をさばけるの?」と心配になりますよね。ここで登場するのが「魚さばき隊」の皆さんです!「魚さばき隊」は宗像市食生活改善推進会(食進会)の会員の中から希望者を募り、魚さばきの研修を積んだ、いわば魚のエキスパートの方たち。PTAや学校関係者などの要請に応じて指導に出向いたり、一般市民を対象とした教室を開いたり、宗像産の魚の普及・食育事業の推進を目指して活動されています。今回は生徒3〜5人ずつの1班に魚さばき隊の方が1人ついて、アジのさばき方を教えてくれました。調理実習のようすアジの三枚おろしに挑戦!皆さんは魚の三枚おろしはできますか?魚の頭を落として腹を開き、内臓や血あいを取り除いて骨に沿って包丁を入れてまず一枚。ひっくり返して同様に包丁を入れ三枚におろす…と、文字で書くと簡単ですが、「完璧にできます!」と自信を持って言える人は、大人でも少ないのでは。当然、まだ中学生の生徒たちは、ほぼ全員初体験のようす。戸惑いながら、まな板の上のアジとご対面です。魚さばき隊の方々の説明を聞き、お手本を見ながら包丁をふるう生徒たちの目は真剣そのもの。手元を覗くと、日頃から料理をしている感じがする慣れた手つきの子から、初めて包丁を握ったのかな?と思うほど、ぎこちない手つきの子まで様々。とにかくみんな、一生懸命にアジに包丁を入れていきます。今回使用したアジは、旬の春に宗像で漁獲して新鮮なまま冷凍保存しておいたもの。実習の前に解凍されていましたが、時間が経つにつれ、じんわりと滲み出る水分で身が柔らかくなり、包丁でうまく切れず、かなり難度が高くなってしまったようです。それでも魚さばき隊の方の的確な指示のもと、各班見事に三枚おろしを完成!友だち同士で出来栄えを見比べて、盛り上がっていました。アジの三枚おろしに挑戦中オリジナル料理作り、スタート!ここからは先程のアジと、宗像産の野菜などを使ったオリジナル料理の調理が始まります。自由ヶ丘中の8年生は家庭科の授業として、2学期からオリジナル料理開発について取り組みました。まずは個人でアジと野菜を使った料理のレシピを考案。これを班でお互いにプレゼンしあい、吟味した上で最終的に一つに絞り、調理実習に臨みます。レシピを見せてもらいましたが、どの班もとても細かく調理方法が書かれており、一生懸命に考えた様子が見て取れました。メニューもバラエティーにとんでいて、どの班も美味しそう!出来あがりが楽しみです。各班のメニュー1班:アジとじゃがいものハーブ衣焼き2班:アジのつみれ鍋3班:アジのハンバーグ4班:アジのポテトサンド5班:秋ポテサラ入りアジフライサンド6班:アジのチーズとブロッコリーの重ね焼き7班:アジのチーズとトマト重ね焼き調理を始めた各班を覗いてみましたが、レシピを確認しながら役割り分担をして、なかなか順調な出だしのようす。今回、食材は各班ごとに用意されていますが、油や調味料は共同使用のため前方の机にまとめて置かれています。「オリーブ油がない!」「使ったら元の場所に戻して!」と賑やかな声が飛び交い、なかなか思ったように進まない班もチラホラ…。「あー、調理実習ってこんな感じだったなぁ」と何だか懐かしく感じます。協力してオリジナル料理を作ります使用する食材に個性が出ています生徒たちが調理している間に、魚さばき隊の橋本さんは三枚おろしの時に出たアジの中骨を素揚げし、骨せんべいを作ってくれました。一般的に捨てられることの多いこの部分ですが、調理次第で立派な食材に。味見させてもらうと、カリカリの食感が香ばしくて美味しい!ほんのり塩味がしたのですが、味付けは何もしてないとのこと。これは玄界灘の荒波に揉まれて、海水の塩分が魚の骨まで浸透しているからだとか。宗像市内の中学校を訪れる魚さばき隊の皆さんですが、授業の際、子どもたちに「今週魚を食べた人」と聞くと、手が挙がるのはやはり全員とはいかないようです。「魚は臭い」と嫌がる人も多いですが、生きのいい魚ほど臭みが少ないもの。「宗像で漁獲された新鮮で美味しいお魚をたくさん食べてほしい」と話してくれました。骨せんべいとアジフライを作る橋本さん個性豊かなオリジナル料理が完成!調理実習の時間は約2時間。様々なアクシデントもあり、残り1時間を切るくらいで「え、これ…間に合うの?」と不安に思える班も。しかしそこは魚さばき隊の皆さんと先生たちの素晴らしいサポートで、無事に全班、時間内に調理完成!早速試食すると「美味しい!」「うわ、ヤバい!」と生徒たちから思わず感嘆の声が上がります。班の仲間、魚さばき隊の方々と出来立ての料理を食べて、みんな大満足のようすでした。オリジナル料理、完成!「おいしい〜!」みんなペロリと完食でした家庭での料理とは一味違い、友だちと協力して作る料理は格別に美味しかったことでしょう!本当にどの班も美味しそうでした。各班の完成したオリジナル料理アジとじゃがいものハーブ衣焼きアジのつみれ鍋アジのハンバーグアジのポテトサンド秋ポテサラ入りアジフライサンドアジのチーズとブロッコリーの重ね焼きアジのチーズとトマト重ね焼き調理実習の最後には、生徒たち全員で魚さばき隊の方々に感謝の言葉を伝えてくれました。「宗像の美味しい魚を、これからもいっぱい食べたいと思います!」と何とも嬉しい言葉も聞けて、魚さばき隊の方々もニッコリ。生徒たちが今回の調理実習だけでなく、家でもまた腕をふるってくれることを期待したいと思います。私たちも積極的に宗像の美味しいお魚を食べて、「食のまち宗像」を盛り上げていきましょう!(表記はレポーターの表現を優先しています)