宗像みあれ芸術祭2025~2月26日レポート~ 最終更新日:2026年2月26日 (ID:9458) 印刷 こんにちは、かえママレポーターです。2025年10月1日〜20日に宗像市で開催された「宗像みあれ芸術祭2025」。「あそんで、感じて、世界をひらいて みあれ―芽吹く創造、つながるいのち」をテーマに宗像現代美術展実行委員会主催で開かれた芸術祭についてレポートします。宗像みあれ芸術リーフレット宗像みあれ芸術祭は、世界遺産・宗像大社を起点として宗像各地へ広がるアートプロジェクト。地域とつながる子どもと育つ未来をつくるこの3つの価値を柱としたこのプロジェクトは今年で4年目になるそうです。開催期間中には、ひのさと48や宗像大社を会場に、様々なステージイベントやワークショップが開催され、複数のアート作品の展示も楽しむことができます。今回は、このアート作品を巡った様子を場所ごとにお伝えします!アートを巡るスタンプラリーの実施も宗像ユリックスユリックスの展示は「精霊さがし」。アメリカ出身の作家であるクリス・ロメロ氏の作品です。海からやってきた小さな精霊たちが展示されています。手作りの精霊さがしガイドブックを片手に精霊を探してみました!精霊さがしガイドブックマップを参考にして精霊をさがしますユリックス本館や芝生広場など、複数の箇所に精霊たちの姿を発見。粘土やアクリル絵の具でつくられた作品は、カラフルでとってもかわいい!カラフルな精霊航海の精霊「キコ」島の精霊「グーブ」見張りの精霊「マモモ」流れの精霊「ギョジ」子どもたちが遊ぶ姿を見守ってくれているよう私のお気に入りはこちらのジュタンという名前の精霊。木を手にして微笑む姿が愛らしく、パットゴルフ場へ向かう人々を見守っているそう。木を手にして微笑むジュタン海の道むなかた館ユリックスをあとにし、海の道むなかた館へ。館内に絵画作品が展示されているとのことで早速、中に入ると…ずらりと展示されている絵画にびっくり!会場に並ぶ絵画たちこれらの作品は、公募により集まった子どもたちの絵画です。市内の小学生以下の子どもたちによる「海のいきものたち」をテーマにした絵が482点も。この取組みは、「地域の子どもたちに、宗像ならではの創作の機会を与えたい」という株式会社森田設備開発の願いから始まったものだそうです。天井近くまでびっしりと飾られていました個性豊かな海のいきものたち紙いっぱいに描かれた海のいきものたちはどれもいきいきとしていて、一枚一枚、とても楽しい気持ちで見させていただきました。株式会社森田設備開発子どもたちの作品から最優秀賞に選ばれた絵画は、森田設備開発のビルにウォールアートとして描かれています。今にも動き出しそうないきものたち。見ると明るい気持ちになれますね。最優秀賞の作品がウォールアートにこれに加え、九州産業大学造形短期大学部のファン・ヒジョン教授と大学の学生たちによる壁画とシャッターアートも登場。宗像市在住のアーティストであるブーヴィエ・エミリオ・蓮氏によるカラフルなシャッターアートも。まちの雰囲気を明るくしてくれる作品ですね。九州産業大学造形短期大学部「森の象たち」九州産業大学造形短期大学部「海のいきものたち」ブーヴィエ・エミリオ・蓮氏のカラフルなシャッターアート宗像大社最後は宗像大社の展示です。みあれ芸術祭の看板宗像大社には、複数の作品が展示されています。「ブロックあそび」祈願殿の前に展示された、セラミック製のカラフルなブロックは、陶作家 杉谷一考氏による作品。変わらないかたちと変わりゆく風景の重なりを感じることができます。ブロックあそび「うちゅうせん」祈願殿前の樹の下にある竹でつくられたオブジェ。こちらは鹿児島大学細海研究室による作品で、素材・身体・風景をつなぐ空間表現に取り組んでいる研究室ならではの構造となっており、「みる・くぐる・すわる・まわる」といった子どもたちの視線や体の動きを引き出すようになっているそうです。うちゅうせんのオブジェ「いしのうた 音にふれる 時にふれる」久世祥三氏と坂本茉里子氏によるアートユニットMATHRAXの作品です。ご家族との思い出のある宗像市で拾い集めた石たちから作られています。自然界で古い存在であり、宗像の自然や人々の暮らしや祈りを見守ってきた石たちです。そっと触れると音が鳴り、石が見てきた記憶や思いを感じとったような気持ちになりました。石の作品実際に触れることができます田中千紘氏による作品「結び」鏡やガラス、鈴を使ってつくられた100本以上のオブジェは、風が吹くたびに優しい音をたてながらきらきらと揺れていました。木々の間から差し込む光に照らされ輝く姿に癒されます。カラフルな風鈴のよう100本以上が飾られていました「宗像の神域、音の彩り」ワークショップ型のアート作品で、美術家の下田涼子氏と赤間くるみ幼稚園の年長さんたちがともにつくり出したものです。音楽や自然の音に包まれながら、のびのびと描いた作品が風に揺れ大きくなびいていました。娘もワークショップに参加し、身体じゅう絵の具でいっぱいにして「楽しかった!」と帰って来たので、どんな作品なんだろうと、とても楽しみにしていました。子どもたちの手形があちらこちらにあり、色や形が思い思いに描かれています。娘やそのお友達が、わくわくしながら作品をつくった様子が目に浮かぶようで、とても嬉しく思いました。木にかかった作品境内の立派な木々に飾られていました風になびくダイナミックな作品子どもたちの手形入りのものもありましたさいごに各地に展示されたアートを巡る旅は、自然や人とのつながりを感じる素敵なひとときでした。また、それぞれの作品からは、地域や自然、文化とのつながりや、子どもだけでなく大人も想像の芽を育む視点が感じることができました。今回の展示は終了していますが、次回開催される際は、皆さんもぜひアートを巡る旅を楽しんでみてくださいね。(表記はレポーターの表現を優先しています)