「楽しく遊んでふれあって、うちのこ最高!」熊丸みつ子先生 in 赤間くるみ幼稚園~1月17日レポート~ 最終更新日:2026年1月17日 (ID:9403) 印刷 こんにちは、三毛猫ママレポーターです。なかなか思うようにならない子育てに、毎日イライラしているパパママはいませんか?そんなイライラや不安で重たくなった気分を、優しい気持ちと軽やかな気分に変えてくれると大評判なのが、幼児教育専門家の熊丸みつ子先生です。今回、宗像市の認定子ども園「赤間くるみ幼稚園」で熊丸先生による親子遊びが開催されると聞き、取材に行ってきました。リスとくるみのマークが可愛い赤間くるみ幼稚園園庭の芝生は丁寧に手入れされていてとても素敵!自然を感じられます2025年9月12日に開催された「親子あそび「楽しく遊んでふれあって、うちのこ最高」」は、未就学児と保護者が一緒に遊びながら講演も聞けるという、パパママにはとてもありがたいイベント。福岡県出身の熊丸先生は、講演会で全国を飛び回るほど大人気です。「先生の講話は「笑って泣いて元気になれる!」と毎回大好評で、もう何度も講演に来ていただいています」と同園の秋山秀ニ園長は語ってくれました。当日は幼稚園のホールに元気な子どもたちと保護者、合わせて50人ほどが集まりました。笑顔がとっても素敵な熊丸先生親子あそび、スタート!イベント開始は午前10時30分。広いホールに興奮したり、緊張したりしながら集まる子どもたちと保護者の前に、にこやかな笑顔とともに熊丸先生が登場しました。まずは座ったパパママのお膝に子どもを乗せ、「たかいたか〜い!」とスキンシップからスタートです。キャッキャッと喜ぶ子どもたちに「すきすき〜」とハグも交え、会場はすぐに温かい雰囲気に。中には元気があり余ってじっとしていられず、いつまでもホールを歩き回る子どもたちの姿も見えます。連れ戻そうと慌てて駆け寄るママに、熊丸先生は優しく声をかけます。「いいのよ、小さい子はウロウロするのが仕事なの。そのままさせておいてOK!」…え?そのままでいいの?予想外の言葉にママたちもビックリ。「子どものやることに無駄はない。ちょろちょろ動き回ったり、高いところに登ったり飛び降りたり泣いたり…子どもはその時にやるべきことをやっているの」「泣くことは信頼関係の土台を築くため。泣くと誰かが来てくれる。泣いた数だけ抱っこしてしてくれて、人を信じる基礎が身に付く。じっとしているだけの子には何も教えられないわ。だから小さな子がウロウロするのは仕事なの。大丈夫、小学5年生ぐらいまでには落ち着くから!」目から鱗が落ちる思いです。じっとしてくれない子どもに、「何でウチの子はこうなんだろう…」と、ついイライラしてしまいがちですが、これが子どもの仕事なんだと思うと、少し気持ちが軽くなりそうです。「それではみんな、ピアノの音が鳴ってる時は走って、音が聞こえなくなったら止まって。ママはお子さんを「すきすき〜」とハグしてね!」熊丸先生が軽快にピアノの演奏を始めます。じつは熊丸先生、自宅で音楽教室を開いていたこともあるほど、ピアノはとってもお上手!ピアノの音に合わせて楽しそうに走り周る子どもたちが、音がやむとピタッと止まり、パパママたちにハグされて幸せそうな笑顔を見せます。始まってものの数分で、すっかり会場は熊丸ワールドに包みこまれていきました。たかいたか〜いで親子ともリラックス新聞紙で遊ぼう!今回の親子遊びでは、身近なものを使って遊びます。まず熊丸先生が取りだしたのは新聞紙。「はい、みんな、こっち見て〜!」先生が、新聞紙を半分にたたんでいきます。「あれ?小さくなったね。もっと小さくなるかな?」折りたたまれてどんどん小さくなっていく新聞紙を、不思議そうな顔で子どもたちが見つめます。「今度は大きくなっていくよ〜!」そう言って少しずつ新聞紙を広げていく先生が、最後にパンッと音を鳴らして勢いよく新聞紙を開くと、ビックリしたように目を丸くする子どもたち。自分もやりたい!と先生に手を伸ばします。「みんなで新聞紙で遊びましょう!パパママと一緒に、みんな取りに来て〜!」机の前に集まってくる子どもたちに一枚ずつ新聞紙を配りながら、笑顔で熊丸先生は話かけます。「もらったら「ありがとう」って言うんだよ」「そうそう、みんな待つのが上手!」熊丸先生に褒められて、みんなニコニコで新聞紙を受け取ります。こうやって何気ないやり取りの中で、挨拶の大切さや順番を待つルールを教えてくれるところが、熊丸先生の人気の一つです。新聞紙はこの後、ひねりあげて棒状にし、子どもが掴もうとすると逃げる鬼ごっこや、ジャンプの練習に。最後は丸く円になるようテープで止め、輪投げや、ハンドルとしてバスごっこをするなど、たくさんの遊び方を教えてくれました。身近にある新聞紙がおもちゃに早変わりママと輪投げ。子どもたちもノリノリです!パパママたちとおもちゃ作りをしている間、熊丸先生は手もトークも止まりません。「子どもといるとイライラするでしょ~。わが子は可愛いけどイライラするというママ、手を挙げて!」「そんな自分が嫌になるというママ、はーい!」「寝顔を見て、「ごめんね、明日は優しいママでいるね」と思うのに、翌朝、動き出したわが子にまたガミガミ言っちゃうママ、はーい!」思わず苦笑しながら、ほとんどのママたちが手を挙げます。「はい、あなたたちの子育ては順調よ!」怒られるかと思いましたが、熊丸先生はニッコリ笑って言いました。「イライラするのは、子どもがステキに育っている証拠。ママがイライラするのは子どもが言うことを聞かないから」「子どもはやってはいけない事をする。それを「やってはいけない事」と教える。でも子どもは聞いてない笑。だから何回も手間ひまかけて言うの」「手間ひまかけて大切に育てられた子は、将来自分も人を大事にする。逆に子ども時代に粗末に育てられた子どもは、将来人を粗末にする。だから手間ひまかけて育ててほしいんです。結果は20年後にわかるから。イライラするママたちも、イライラさせる子どもたちも順調よ〜!」熊丸先生はみんなに視線を合わせて話してくれますビニールテープで遊ぼう!今度は緑・黄色・オレンジ色の三色のビニールテープを使って遊びます。これを1m程の長さに揃えて切り、半分に折って、折り曲げた部分を結ぶとロケットが完成。投げるとテープがヒラヒラしてとても綺麗です。さらにロケットの先端部分を丸くなるようにガムテープで止め、ヒラヒラの部分を細かく割くと流れ星に。親子でキャッチボールをして遊びました。流れ星、キャッチできるかな?この他にも、余った新聞紙を丸めガムテープで止めてボールにしたり、遊び終わったボールをビニール袋に入れ、先程作った新聞紙のハンドルにビニールテープで結びつけ、車ごっこやサッカー、けん玉にしたり…次々とおもちゃが変わって、小さなお子さんも飽きることなく夢中で遊んでいました。とにかく遊び方のアイデアがすごい!身近なものでこれだけ遊べるのかと、とてもビックリしました。ママが作ってくれたおもちゃにニッコリ先生の作った車は大人気です!胸に沁みる言葉たちいろいろな遊び道具を作りながら、熊丸先生はたくさんのお話を聞かせてくれました。私が特に印象に残った言葉はこちらです。「昔と違って今はゲームとか遊ぶものがたくさんあるけれど、昔はモノがなくても人がいた。今は逆で、モノはあるけど人がいない」「子どもは人の中でしか育たない。昔に比べて今の子どもは笑顔が足りない、表情も乏しい。笑顔も言葉も、もらう量が足りてないの」「子どもはもらった言葉を返せるようになる。笑顔をもらった子は笑顔を出し、優しさをもらった子は優しさを出す。もらう量が多いほど、子どもは豊かに育つ」「子どもの笑顔のタンクは父、母からだけではいっぱいにならないの。周りの色々な人の力をかりて助けてもらっていいのよ。子どもたちの幸せのために手をつないでいきましょう!」先生のお話にみんな聞き入ってしまいますえ、もう終わり?というくらい、あっという間に親子遊びの時間は過ぎてしまいました。最後に、熊丸先生は東北の被災地でお子さんを亡くしたママの言葉を教えてくれました。「子どものことで悩めることは素晴らしいこと。それは目の前に子どもがいるからできること。…生きていればいい。何気ない日常がいかに大切か、失ってから気づく」「何気ない生活が幸せなんです。ママたちも幸せに。本当の幸せは、すぐそこにあるのよ!」会場のパパママの中には、涙ぐむ方の姿も。熊丸先生の言葉を胸に、会場を出て行くパパママが子どもを見つめる表情はみんな愛情に満ちていて、今この瞬間の幸せを噛みしめている印象を受けました。私も早く家に帰って、子どもに会いたい。そしていっぱいハグをしよう!そんな優しい気持ちになれる1日でした。熊丸みつ子先生は福岡県内でもたくさん講演をされています。育児に疲れて元気をもらいたい方。熊丸先生の笑顔と言葉で癒されてみませんか?熊丸みつ子さんオフィシャルサイト(外部リンク)「赤間くるみ幼稚園」では、新規来園予定の方向けに親子で遊び、学べる場をつくる一環として「くるみっこクラブ」を行っています。詳細は下記をご覧ください。認定子ども園赤間くるみ幼稚園HP(外部リンク)(表記はレポーターの表現を優先しています)