クレシーニ・アン先生の『やさしい日本語講座』を開催しました 最終更新日:2025年8月26日 (ID:8913) 印刷 夏休み期間中の8月20日、日本語指導が必要な児童生徒にかかわる学校の先生方30名を対象に、「やさしい日本語講座」を開催しました。「外国人を見ると英語ではなく、日本語で話しかけてください。」と話すアン先生によると、日本に暮らす外国人で英語が通じる人は、40%。それに対して60%の人は「やさしい日本語」が理解できるそうです。(1)日本語(2)やさしい日本語(3)英語の順で話しかけてみましょうと教わり、参加者でやさしい日本語の書き換えに挑戦しました。は・さ・み を意識して、話すことが大事だそうです。「は」 ・・・はっきり 「さ」 ・・・最後まで 「み」 ・・・ 短く また、オノマトペ(擬音語や擬態語など)が、外国人にはとても難しいことも新たな発見でした。◎参加者の感想より□やさしい日本語は、日本語指導を受けている児童だけでなく、すべての子にわかりやすい言葉であると思いました。日頃の指導を振り返る良い機会となりました。□日本語の難しさって色々なところにたくさんあるのだなと感じました。何に難しさを感じるのかを知った上で子どもと関わりたいと思いました。□今回の「やさしい日本語」が、今や日本社会に広がっていることを、多くの先生方に知ってもらいたいと思いました。校内研修にでも取り入れていきたいと思いました。