自動運転バスに乗ってみました!「自家用車に頼らずに暮らせるまちを目指して」~5月28日レポート~ 最終更新日:2025年5月28日 (ID:8339) 印刷 こんにちは、かえママレポーターです。令和7年2月13日に実施された、自動運転バスの実証運行に娘と一緒に参加しました。実証運行について実証運行は、団地再生のモデル地区となっている自由ヶ丘地区で実施されました。私も住んでいるこの自由ヶ丘地区は、住民の高齢化が進み、移動に不安を抱く住民が増加しています。さらに、全国的にも問題となっているバスの運転手不足という課題もあります。こうした問題に対し、「自家用車に頼らずに暮らし続けられるまち」という目標を掲げスタートした取り組みが、この自動運転バスの実証運行です。実際に乗ってみました!バスは、自由ヶ丘地区コミセン〜JR赤間駅南口間を走行します。早速乗ってみましょう。白い車体がかっこいい!娘も興奮車内の様子急ブレーキに備えるため、座席の前に手すりがあります車内前方には、普段乗るバスでは見かけないモニターがたくさんあります。カメラの映像やセンサーを見るためのものです。車内前方モニターや運転席いよいよ発車です!見慣れた景色も新鮮に見えて娘とわくわくしました。バスに乗る私たちも、バスを見て手を振る通りの人たちも、みんながわくわくしている様子に心が温かくなります。窓からの景色をわくわくと眺めていましたコミセン内や路上駐車があるときなどは、運転手さんが状況に応じて手動運転に切り替えていました。こうした目視での安全確認に加え、センサーでの確認もすることができます。このセンサーによって、信号の色や横断歩道を渡る人を捉え、安全と判断して進むそうです。もちろん前方に車両があれば減速をすることもできます。また、一時停止や信号機、横断歩道の位置を把握して必ず止まるようになっていたり、「ここは人が通るかもしれない」という予測をすることができたり、安全への対策がされているようです。実際に私たちが乗車しているときも、自転車が車両に近づいたことをセンサーが感知し止まっていました。運転席では状況に応じて安全運転赤間駅から折り返し、コミセンに到着。運転手さんがとても親切で、娘に運転席を見せてくださり、最後に一緒に撮影してくださいました。運転手さんと記念撮影。ありがとうございました自由ヶ丘南小学校によるPR大作戦車内に貼られた手書きのかわいらしいチラシが気になり見てみると、自由ヶ丘南小学校が授業の一環として自動運転バスのPRを行なっているとのこと。自由ヶ丘南小の車内の手書きチラシ学びの丘学園キャラクターおかりんのイラストも学びの丘学園キャラクター「おかりん」が車体にラッピングされているアイディアも、小学生から出たものだそうです。こうした取組みも、自分たちが住む地域をより好きになるきっかけになりそうですね。乗客をおかりんが迎えてくれます実証運行に参加して自由ヶ丘に住んでいると、高齢の方から「坂道が多いから買い物の行き帰りも一苦労」「通院や買い物のために週に一度子どもに来てもらっている」という声をよく聞きます。将来的に自動運転バスが運行され、交通手段に困る住民の問題が解消されると嬉しいものの、「自動運転バスって本当に安全なのかな…?」と疑問をもっていましたが、実際に乗り運転手さんや開発企業の方のお話を伺うことで、安全な運行のための工夫と努力がされていると知ることができました。宗像市は令和9年度の本格運行を目指し、それまでに実証運行を重ねるそうなので、みなさんもぜひ利用してみてはいかがでしょうか。(表記はレポーターの表現を優先しています)