戦争と故郷の記憶 ―郷土部隊と出征兵士の行方― 最終更新日:2025年7月12日 (ID:8281) 印刷 展覧会名戦争と故郷(ふるさと)の記憶 ―郷土部隊と出征兵士の行方―紹介近代の日本では、国民皆兵制の下、17~40歳の男性が兵役義務を負いました。そのため宗像からも多くの男性が兵士として戦地に送られ、広大な戦線で多数の戦没者を出しています。本展覧会では、宗像から出征した兵士が多くの戦域で戦没したことを示すことで、宗像とアジア・太平洋戦争との関わりを明らかにします。そして、宗像を含む地域の郷土部隊である福岡の歩兵連隊(福岡連隊)をテーマに据え、一般人から兵士になる過程や、部隊の象徴である軍旗の下でガダルカナル島やビルマなどの戦場に投入された部隊と所属した兵士たちの行方を、地域に残された資料や軍事郵便、旧軍関係資料などから追います。会場海の道むなかた館 特別展示室ほか会期令和7年8月2日(土曜日)から10月26日(日曜日)まで開館時間9時00分から18時00分まで観覧料無料休館日月曜日(祝日の場合は翌平日)イベント朗読会「つばめの記 戦時下、父子の往復書簡」戦時中に交わされた、故郷の父と戦地の息子の手紙のやり取りを朗読で紹介します。アジア・太平洋戦争下の家庭史などの展示・朗読活動を行っている「つばめの記」では、手紙に込められた家族の絆をとおして、家族の愛や平和な日常の尊さを、子育て世代やこれからの時代を生きる子どもたちに伝えたいと考えています。日時:令和7年8月10日(日曜日)11時00分から12時00分まで海上:海の道むなかた館 常設展示室定員:50人料金:無料申込:不要特別講演会「『戦場体験』の記憶をどう受け継ぐか ―ビルマ戦場と拉孟守備隊元兵士の聞き取りを中心に―」地獄の戦場、ビルマ。連合国軍の補給路を断つため、雲南・拉孟(らもう)で孤立無援の全滅戦を戦った郷土部隊の戦場の実相を、奇跡的に生き残った将兵の証言などで明らかにした遠藤美幸さんによる特別講演会。講師:遠藤美幸(神田外語大学講師)日時:令和7年9月6日(土曜日)13時00分から14時30分まで会場:海の道むなかた館 講義室定員:60人料金:無料申込:こちら(外部リンク)福岡連隊跡を巡るバスツアー春は桜が咲き乱れ、平和台の名で様々な催しも行われる福岡・舞鶴公園。ここはかつて、陸軍歩兵連隊の駐屯地でした。周辺地域に今も残る、郷土部隊・福岡連隊の痕跡から出征兵士の行方をたどるバスツアー。日時:令和7年10月19日(日曜日)11時00分から17時00分まで旅程: 旅程表(PDF:211.9キロバイト) 定員:20人料金:無料申込:こちら(外部リンク)千人針づくり体験弾除けのお守りとして、当時女性の手によって一人一針を縫って作られた千人針。本イベントでは、男女を問わず観覧者による一人一針の玉結びをとおして、出征兵士を送る側の心情を疑似体験します。日時:会期中会場:海の道むなかた館 特別展示室内定員:なし対象:どなたでも料金:無料申込:不要その他 チラシ(PDF:1.88メガバイト)