令和7年5月号みさこの伝えタイ通信「暮らしを支える「新しい公共」の創出を。」 最終更新日:2025年4月24日 (ID:8175) 印刷 社会制度や生活様式は時代とともに変化するのは常ですが、その変化が加速しているように感じます。「公共」のあり方(概念)もそのひとつです。「公」と「私」が明確ではなかった江戸時代。「公共」という言葉が登場し、学校教育や鉄道・郵便などのインフラ整備が進んだ明治時代。公共の利益と個人の権利との調和が図られた戦後。そして、1990年代以降は、行政単独では対応しきれない課題が激増し、NPOや企業、市民団体が公共の担い手に加わり多様化。公共の概念は「行政が作るもの」から「市民が主体的に作り、みんなで支えるもの」へと徐々に変化しています。そして、その内容は、ライフスタイルやニーズが多様化し、画一的なサービスでは通用しなくなっています。地域や利用者の特性に応じた柔軟なサービスの提供が求められています。このため、環境問題や災害対策、福祉、公共交通とさまざまな分野で地域共創、市民参画・協働の取り組みが不可欠です。暮らしを支える「新しい公共」の創出にチャレンジします。ご協力をお願いします。問い合わせ先秘書政策課秘書係:0940-36-0890