ママがハッピーならみんながハッピー「mom happy marche」~4月30日レポート~ 最終更新日:2025年4月30日 (ID:8174) 印刷 こんにちは、Satomiママレポーターです。みなさんは「マルシェ」というものをご存じですか?本来はフランス語の「市場」を指す言葉ですが、近頃の日本ではクラフト品やハンドメイド品、食品などをイベント的に販売する場となっています。宗像市内でも割と頻繁にマルシェが開催されているので、すでに行ったことのある方、もしくは出店者として参加したことのある方もいらっしゃるかもしれませんね。今回は、令和7年2月23日にメイトム宗像で開催された「mom happy marche(マムハッピーマルシェ)」の様子とともに、主催者の思いなど裏側をお伝えします。マムハッピーマルシェInstagram(外部リンク)mom happy marcheマムハッピーマルシェは、ご自身も子育て中の女性二人で主催されているマルシェです。令和5年2月に初めてマルシェを開催して以降、3ヶ月に1回(年に4回)程度を目安に、今回で8回目となるそうです。メイトム宗像をメイン会場としており、今回もメイトム宗像の健診室で20店舗の出店がありました。会場準備の様子テーマは「ママがハッピーならみんながハッピー」メインターゲットをベビーとママに絞ることで、来場者にも出店者にも優しい環境づくりを意識しています。出店者にも子連れの方がいて、子どもの預け先がないことを理由に出店を諦める必要がないよう、子連れ出店を歓迎しているのです。そして、店舗の内訳もママやお子様にうれしい内容を意識しつつ、家族連れの来場にも楽しめる内容になるよう配慮しているそう。お子様の記念になるような商品が特に人気だそうです。さらにマムハッピーマルシェのもう一つの目的として、ママの得意を披露する場を提供することがあります。コロナ禍で出産育児をしてきた方も多い中、「挑戦するその背中を押してあげたい、少しでも宗像周辺のママたちが特技を発信する機会が増えれば」というのが主催者の願いだそうです。多彩な出店内容パッチンピンや手編みの小物、歯固め、カスタムクレヨンなどの子ども向け商品手編み小物のお店カスタムクレヨンのお店キャンディレイ(お菓子を首飾りのようにつなげる)や石鹼づくり、手形足形アートといったワークショップスライムづくりワークショップ石鹸づくりワークショップママ向けにマッサージやアロマケアや、珍しいところではスパイスづくりのワークショップマッサージスパイスづくりお弁当やお菓子お弁当お菓子多彩な店舗が20店舗も集まり、雪のちらつく寒い日であったにも関わらず、会場内はたくさんのお子様連れでにぎわいました。子どもたちの笑い声や歓声が上がることもあれば、まだ遊びたいと駄々をこねる声や泣き声も聞こえてきましたが、ママとベビーのための会場ではすべてがウエルカムです。キャンディレイをつくった子どもたち今回も大成功!主催者のおひとり香月愛佳さん気温も低く、雪も降っていたのでどうなることかと思いましたが、たくさんの方々が足を運んでくださり、とても実りある一日になりました。出店者が一番楽しむマルシェでありたいなあと常々思っているので、出店者様のお子さんがニコニコでワークショップをしている姿や、我が子が帰宅してからも「マルシェ楽しかったあ」と何度も言っているのを聞いて、今回も大成功!と感じています。今年度はふれあいの森での「ふれあいフェスタ」や、グローバルアリーナでの「ままトこフェスタ」など大きなイベントに携わる機会があったことから、「宗像周辺のママの背中を押す」という当初からの思いを大事にしつつ、今後もまだまだ宗像市内でのイベントに携わっていきたいです。コロナ禍を経たママたちの活躍の場コロナ禍を経て子育て環境にも様々な変化があり、働き方を見つめ直したり、子どもがまだ幼いなど家庭の事情で働きに出ることに困難を感じたりしている方の話を多く聞きます。それでも「何かしたい、自分にできることは何だろう」と焦りにも近い思いを抱えながら過ごしている方の受け皿として、最近のマルシェは機能しているところがあるような気がしていました。今回、実際にマルシェを主催されている香月さんにお話を伺い、やはりそのような場が必要とされているのだと感じました。ママであっても子連れであっても、自分の好きなことを諦めることなく得意を生かして活躍できることは大きな希望であると、来場者や出店者の方々の輝くような笑顔が証明しているようでした。(表記はレポーターの表現を優先しています)