健康むなかた21 No.9 健やかで心豊かな生活を目指して 健康づくり・食育の取り組み 最終更新日:2025年5月28日 (ID:8158) 印刷 宗像市民の健康寿命が延びています平成27年度から令和6年度までの10年間、市民や関係者と共に取り組んできた「第2次健康むなかた21」「第2次健康むなかた食育プラン」の計画期間が終了し、評価結果がまとまりました。宗像市民の健康寿命計画の全体方針として「健康寿命の延伸」を掲げ、全事業に取り組んできました。その結果、健康寿命は全国と同様に長くなり、平均寿命との差も縮まってきています。一方、市特定健診の結果、血圧・血糖値・体格(BMI)に関する値が悪化するなど、日頃の生活習慣に課題もあるようです。主な指標の評価改善した取り組み喫煙習慣や歯の健康など社会環境が整った項目は、市民の行動も変化し、改善傾向 (成人の喫煙率:17.2パーセント→11.0パーセント)学校や地域で取り組まれている郷土料理は、子どもの認知度が向上(5年生認知度:24.4パーセント→52.0パーセント、8年生認知度:26.1→80.7パーセント)改善しなかった取り組み健診・がん検診といった自分のからだのチェック地域とのつながり65歳以上の運動習慣30歳代女性のやせ児童生徒の肥満、学習以外でのスクリーンタイム(注1)などは悪化 新型コロナウイルス感染症の影響で制限された行動が戻りきれていない、生活習慣そのものが変化したことなど(注1)スクリーンタイム:テレビ、DVD、ゲーム機、スマホ、タブレット、パソコンなどの画面を視聴する時間今後の方向性令和7年度以降「健康むなかた21」「健康むなかた食育プラン」は市の総合計画に含めて推進していきます。今後は今回の評価から出た課題を整理し、市民一人一人が健康に関心を持ち、年代に応じた健康づくりや食育に取り組んでいきます。新たな取り組み 〜むなかたエコサラダ・地区診断〜昨年度から、キユーピー株式会社と連携し「楽しく」「おいしく」野菜を食べて、健康づくりと食品ロス削減につながる取り組みを開始。市内スーパーや直売所などに「むなかたエコサラダ」レシピとポップを定期的に設置し、健康につながる食卓の提案を行っています。本年度からは日本赤十字九州国際看護大学と連携し、市内各地区で今後の活動に生かしていくため、各地区の特性や地区住民の健康の課題を明らかにする「地区診断」に取り組みます。市民一人一人が健やかで心豊かに生活できるよう、企業や市民のみなさんと力を合わせ、健康づくりや食育に関する啓発に取り組んでいきます。むなかたエコサラダの啓発お知らせベジチェック®測定会を開催手のひらをセンサーにかざすだけで推定野菜摂取量が測定できます。ぜひ利用してください。日時令和7年6月30日(月曜日)午前9時30分から正午まで場所市役所本館1階・第1、2相談室ベジチェック測定会