令和2年9月28日お得な「おおしま旅」で大島を応援しタイ!【市長活動ブログ】 最終更新日:2020年10月8日 (ID:595) 印刷 県内最大の離島「大島」は、平成29年に「宗像大社中津宮」や「宗像大社沖津宮遙拝所」などが世界遺産に登録され、国内外からも注目される宗像市の自慢の島です。しかしながら、新型コロナウィルスの影響により、来島者が激減。大島の事業所は、大変厳しい状況に追い込まれています。市では、大島を応援すべく「おおしま旅キャンペーン」としてお得な観光チケットを販売。今回私も大島を訪れ、短い時間でしたが、今年度新たにオープンした2つの事業所にお話を伺いました。 カナディアンキャンプ乗馬クラブ大島牧場代表取締役山口信介(やまぐちしんすけ)さん「大島風車展望所・砲台跡近くの瀬山牧場に、養老馬・育成馬のための牧場を令和2年5月にオープン。海で囲まれている大島は、真夏でも涼しく馬にとってとても恵まれた環境。風車展望台での景色は、コロナ禍で海外に行けなくても、リゾート気分が大島で味わえると、乗馬愛好家にも人気のスポットになっています。初心者の方でも気軽に体験できますので、大島に来たついでに乗馬もと選んでいただきたいです。今後も、引退した競争馬がストレスなく過ごせるような環境も提供していきたい。また、この島で育成した乗用馬を全国の牧場に届けたいです。」 ミニ遠乗り(4,000円)を体験馬の上からの大島の景色は、格別で新しい大島の魅力を感じました。大島散策の方からも気持ちよさそうだねと声をかけていただきました。 大島の牧場は、明治時代後期からあり、福岡藩内でも足腰の強い大島牛として有名でした。昭和45年から牛舎建設が開始され、平成22年まで村営牧場(平成17年の合併後は、宗像市営)がありました。閉鎖後の令和元年に牧場(牛舎を含む)の利活用事業者を公募したところ、カナディアンキャンプ乗馬クラブさんから申込いただき利活用事業者に決定。 めし処春乃日(はるのひ)佐藤一樹(さとうかずき)さん「西中州などの和食料理店で修業を積み、今年大島でお店を6月にオープンしました。実家は代々漁師一家で、自らも漁に出ています。玄界灘の荒波にもまれた魚を、獲れたての新鮮な状態で、おいしく食べてほしい。大島に来られた方々に、産まれ育った大島の良さを知って喜んでほしい。という想いで開業しました。実家である「春日丸水産」では、干物を臭みなく、家庭でも簡単においしく食べることができる、こだわりぬいた漁師特製の干物として販売しており、お店でもお土産として人気です。」 春乃日御前(1,650円)をいただきました大島で水揚げされた魚にこだわって作られた料理は、技が光る贅沢な美味しさでした。お弁当の注文も受けているとのこと。次回は、かんす海水浴場で春乃日さんのお弁当を食べたいですね。 このお二人とも話をすることができました。 宗像漁業協同組合大島支所田志覚(たしさとる)さん「コロナ流行による外食自粛等で魚の需要が減り、魚の市場価格が下がりました。漁師の方は、同じ魚の量を獲っても収入が激減し大変厳しい状況が続いています。さよしまを拠点に特産品を販売し、漁業を守っていきたいです。」 宗像漁協大島直売所さよしま大島の特産品が多数ある中、「たこもく」(380円)を購入しました。柔らかい「地だこ」と「あかもく」が、梅酢でさっぱりと味付けされており、美味しかったです。 宗像市交通対策課船長中村一利(なかむらかずとし)「コロナの影響で、今年度上半期の渡船利用は前年比おおむね4割減となっています。コロナ感染予防として、『マスク着用・人との間隔をできる限りとる・会話は控えめに』などのいわゆる3密対策をお願いしており、7月下旬には船内に紫外線除菌機能付きの空気循環機を設置しています。ご乗船・ご来島の際は、コロナ感染防止にご協力いただき、皆さんが気持ち良く秋の船旅を堪能してもらえればと願っています。」 島の人や観光客の命を預かる大事な仕事です。今後も航海安全でお願いします。 今回の旅では、大島島内で利用できる大島観光チケットを利用しました。<本日の会計>レンタサイクル800円/日×2台ミニ遠乗り(乗馬)4,000円×2人分春乃日御前1,650円×2人前たこもく380円合計:13,280円 大島観光チケット(4,000円分が3,000円で販売)を3冊利用したので、実質10,280円と2人で3,000円もお得に旅することができました。このチケットは、10月31日(土曜日)まで販売し、11月30日(月曜日)まで利用できます。 今回は、「おおしま旅キャンペーン」として大島への消費喚起、観光客誘致を図っていますが、今後とも魅力あるこの大島と大島で暮らす人々を世界遺産とともに守り続けていきたいと考えております。宗像市が誇る大島を感じ、今後ともご支援をお願いします。