ふるさと学習 最終更新日:2025年7月18日 (ID:4020) 印刷 世界遺産のまち宗像の「ふるさと学習」~ふるさと宗像への誇りと愛着の心を育む取組~ 宗像市は、北九州市と福岡市の中間に位置した人口約9万7千人のまちです。玄界灘に面することから、古来より東アジアにおける海上貿易や外交の窓口として交流する中で「神宿る島」を崇拝する伝統が発展し、現代まで継承されてきた証として平成29年7月に「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群が世界文化遺産に登録されました。現在、小学校14校、中学校6校、義務教育学校1校において、義務教育9年間をとおしたカリキュラムを整え、小中一貫したふるさと学習を推進しています。教育委員会・学校での取組 宗像がもつ伝統・文化・自然・歴史・食などの多様な素材や人材を活用し、ふるさと宗像について学び、考え、かかわり、広める「世界遺産学習を核としたふるさと学習」を通して、宗像というふるさとに愛着と誇りをもち、持続可能な社会の創り手としての意欲や態度を育むことをめざしています。(1)「ふるさとふるふる講座」の活用 本市の遺産群の意識や価値のほか、宗像の歴史や民俗、景観等の世界遺産学習を核としたふるさと学習を実施するにあたり、行政職員等を派遣する出前講座を設けています。(2)バス代の補助による現地見学 世界遺産ガイダンス施設「海の道むなかた館」での展示物の見学や体験学習、宗像大社や神宝館での国宝の見学などに必要なバス代を市が負担(各学校1回まで)しています。(3)世界遺産学習副読本「ふるさと宗像Book」の活用 宗像の世界遺産に関する副読本を配布し、義務教育9年間をとおした学習に活用しています。