住民に寄り添って相談に応じて必要な支援を行う「民生委員・児童委員」 最終更新日:2024年4月18日 (ID:1769) 印刷 支えあう 住みよい社会 地域から 民生委員・児童委員は、地域のみなさんの身近な相談相手として、支援を必要とする人に寄り添い、行政や専門機関とをつなぐパイプ役を務めています。また、高齢者や子どもの見守り、地域行事への参加などの活動を通し、地域の暮らしを支える存在として大きな役割を担っています。市内では154人が民生委員・児童委員(うち19人は主任児童委員/子どもや子育て家庭の支援を担当)として、地域でがんばっています。各地域の民生委員・児童委員の活動を知ってもらい、活動への協力をお願いします。「民生委員・児童委員の日(5月12日)」にちなみ、民生委員・児童委員(以下、民生委員)の活動を紹介する第7弾。今回は吉武地区の取り組みを紹介します。 地域とともに 顔の見える関係づくり みんなでガーランドづくり 昨年12月17日、福祉会とともに地域の子どもと高齢者との「ふれあい」を目的とした「よしたけ広場」のイベント・クリスマスアレンジ(ガーランド)づくりを開催。民生委員は、参加者たちのガーランドづくりを手伝いながら、参加者の地域のみなさんと一緒に楽しい時間を過ごしました。 福祉会と一緒にガーランドづくりのお手伝い スイカ割りで世代間交流 世代間交流事業で昨年7月29日に直方市の龍王峡に行きました。4年ぶりの実施で子どもたちは川遊びやスイカ割りを満喫。民生委員は川遊びをする子どもを見守ったり、スイカを食べやすいように切り分けたりしながら、子どもたちの元気な声に元気をもらいました。 吉武小学童保育の子どもたちとの世代間交流 乳幼児と保護者の憩いの場吉武すくすくサロン 民生委員のうち、子どもや子育て家庭の支援を専門に担当する主任児童委員。吉武地区では、主任児童委員が乳幼児の遊び場&保護者の相談の場である「吉武すくすくサロン」を運営。「主任児童委員になってみて、このような活動を地域で行う人がいることにあらためて気付き、私もこの思いをつないでいかなければと思いました。地区外の人も参加OKです。たくさんの人に参加してほしいです」と話してくれました。 すくすくサロン 期間:奇数月第2金曜日 午前10時から正午まで 場所:吉武コミセン 対象:乳幼児を持つ保護者 吉武コミセンで開催しているすくすくサロン 吉武地区の民生委員・児童委員のみなさんに民生委員の日頃の活動で感じていることを聞きました。 年配の方を訪問すると、笑顔で迎えてくれたり、久しぶりに会うと私のことを心配してくれたりするので、やりがいと元気をもらっています 訪問時、自分で作ったチラシを配っています。楽しみにしてくれる人もいてうれしいですね 子どもたちの笑顔が元気の源になっています! 同協議会・会長乙藤千惠子さん(前列左)からメッセージ 吉武地区は、3年の任期ごとに民生委員・児童委員がほぼ一斉に交代するのですが、民生委員・児童委員、主任児童委員活動のほかにも、地域の福祉会やコミセンのふれあい活動に参加することで、地域のみなさまとよりよい関係が築けていると感じます。また、地区の民生委員が集まる月1回の地区会議では、活動に関する情報共有や意見交換などを行い、日頃の活動に役立てています。少ない人数と、ほとんどの民生委員が仕事をしている中での活動ですが、限られた任期の中で、できることを最大限がんばろうという思いがそれぞれの力になって、活動に生かされているという感じがしています。 生活・子育て・学校・介護・経済的なことなど、1人で悩まず、近くの民生委員・児童委員へ相談してください 民生委員・児童委員は、厚生労働大臣から委嘱された無報酬で活動している非常勤の地方公務員 居住地域の民生委員・児童委員が分からない場合は、福祉政策課(0940-36-9559)まで問い合わせを