循環型のまちづくりで次の10年のごみ減量を 最終更新日:2025年5月26日 (ID:1575) 印刷 さりげなく、宗像人らしさを意識して 循環型のまちづくりごみを減らすことは、環境負荷の軽減だけでなく、清掃工場の長寿命化やごみを燃やすコストの削減、さらにみなさんの家計の負担軽減にもつながります。市では令和7年度から16年度までの10年間のごみ処理や資源物リサイクルの計画を策定し、循環型のまちづくりを推進します。目標を達成し、快適な生活環境を守るためには市民のみなさんと一体となった取り組みが欠かせません。家庭の燃やすごみ量は減少傾向市民のみなさんの努力で、これまでごみの排出抑制と資源化の推進を行ってきました。これから先の10年は近年重要視される循環経済(サーキュラーエコノミー)の考え方を踏まえて更なる取り組みを推進する必要があります。サーキュラーエコノミー:廃棄物を資源として循環させ続け、廃棄物を発生させない社会燃やすごみを調べると…家庭から排出される燃やすごみの約40パーセントは生ごみで、このうちの多くが水分です。また、紙やプラスチック、繊維類などが44パーセントで、そのほとんどがリサイクル可能な資源物です。可燃ごみの内訳調査のため、年に1度市全域で可燃ごみのサンプル収集を市職員が実施。調査結果に偏りがないよう、日程・地域などはランダムに行っています。分別収集やダンボールコンポストなどを使って燃やすごみの量を減らしてリサイクルにつなげよう!リサイクル率を増やそう家庭から出る燃やすごみの約31%はリサイクル可能な資源物令和5年度のリサイクル率は22.5パーセントで、令和16年度には25.1パーセントを目指します。分別した資源物は、さまざまなものにリサイクルされています。 リサイクル前リサイクル後ペットボトル繊維容器包装再生樹脂、プラスチック用品白色トレイプラスチック原料(ペレット)段ボール段ボール紙類段ボールや週刊誌、新聞紙紙パックトイレットペーパー、ティッシュペーパーなど布類工業用ぞうきん、車の内装材、ソファなどの詰め物 ごみ減量のためにできること不要な物はゆずりあう(フードドライブなどを活用)購入前に必要な物かよく考える生ごみを減らす(コンポストでの堆肥化、水切り)資源ごみをリサイクルする(地域の資源集団回収や分別収集に出す、資源物受入施設に出す)水切りのメリット生ごみの嫌な臭いの原因である水分を少なくすることで、悪臭防止やカラスなどによるごみの散乱防止につながります水分が少ないほど、ごみはよく燃え、余分なエネルギーを使わずにすみ、ごみ処理経費の削減になります焼却効率が上がり、焼却時に排出される二酸化炭素が減少するため、地球温暖化防止につながります水切り方法手でしぼる一番簡単で効率的。素手で触るのが嫌な人はゴム手袋を使ってみよう水切りダイエットを使う水切りダイエットを使えば手も汚れずラクラク注:生ごみをネットに入れてネットの口を不要なCDの穴に通して押さえて水を切るのもOK生ごみの水切りに使う「水切りダイエット」を無料で配布しています。(無くなり次第終了)一晩置いておくざるや網に入れて一晩置くだけでも効果あり関連リンク市分別ごみ(資源ごみ・不燃ごみ) の出し方