ブルガリア音楽を聴いて楽しむ「聴食」を実施しました 最終更新日:2021年11月17日 (ID:1458) 印刷 ブルガリア音楽のプロの演奏者「らるちぇにっつぁトリオ」が演奏した音楽を、学校の給食の時間帯に聴く、「黙食」ならぬ「聴食」という取組みを玄海小学校、玄海中学校、玄海東小学校にて実施しました。もともと「らるちぇにっつぁトリオ」の皆さんは、日本万博博覧会記念基金助成事業に関連して、日本でツアーをする予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響で中止となったため、長年ブルガリアと交流のある宗像の子どもたちにぜひ音楽を聴いてもらいたいということで音楽を提供していただきました。「らるちぇにっつぁトリオ」の皆さんが事前に作成したビデオメッセージ・演奏動画と音源を給食の時間に子どもたちが視聴しました。また、当日の給食は、ブルガリア料理がメニューに取り入れられ、子どもたちは音楽と共にブルガリア料理も味わいました。 演奏曲(3曲)日本の童謡「しょうじょうじのたぬきばやし」:ブルガリア独特のリズムにアレンジしてブルガリアと日本の架け橋をイメージブルガリアの民謡「女の子はバラの花を摘む」「らるちぇにっつぁトリオ」ラルチェフさんの曲「ラザルスキ・ダンス」:ブルガリア独特のリズム(5拍子)が印象的な曲ブルガリア料理を取り入れた給食ムサカ(じゃがいもや肉を重ね焼きした料理)レンズ豆のスープ(レンズ豆はブルガリアの家庭料理でよくつかわれる食材です)ヨーグルトはちみつ中央上:ムサカ右下:レンズ豆のスープ子どもたちの感想ラルチェフさんの曲は落ち着く曲だと思いました。皆さんの息があっていたのですごいと思いました。ムサカがおいしかったです。ヨーグルトも美味しかったです。僕がいつも聴いている曲とは違って、とても新鮮な気持ちで、料理を食べることができました。一番好きだった料理はムサカで、ミートソースのような味がしておいしかったです。宗像市はブルガリアのカザンラック市とパートナーシップ協定を結んでおり、長年交流をしています。また、今年はオリンピックの事前キャンプでブルガリア柔道選手団がグローバルアリーナに滞在し、玄海小、玄海東小の6年生とオンライン交流を行いました。今後も様々な形でブルガリアを始めとする様々な国との国際交流の機会をつくっていきます。