令和8年7月号みさこの伝えタイ通信「地域に受け継がれてきた食と伝統を守るために。」 最終更新日:2026年6月25日 (ID:10122) 印刷 私は食いしん坊です。新鮮な旬の食材を味わえる宗像が大好きですが、とりわけ興味を引かれるのが神様の食事「御神饌(ごしんせん)」です。宗像大社では、五穀豊穣や人々の安寧を祈り感謝するさまざまな祭祀 (さいし)が毎日行われています。この祭りに供えられる御神饌もさまざま。その季節ならではの恵みが神前に並びます。イシダイ、ノドグロ、アジなどの旬魚、皇室にも献上される 地島産乾燥ワカメが選ばれるなど、宗像の自然が育んだ食材が数多く使われています。また、浜宮祭の「がめの葉饅頭」、古式祭の「ゲバサ藻」、秋季大祭の「おおつみのもち(ヨモギを練り込んだ小判形の餅)」など、地域に受け継がれてきた豊かな食文化も御神饌の大切な一部です。これら地域色豊かな御神饌を支えているのは宗像の自然環境。自然の恵みが失われれば、食文化や祭祀の伝統も途絶えます。来年は世界遺産登録10周年。世界遺産は構成資産群だけでなく、その背景にある自然や暮らしも含めて守るべき宝です。 未来へ誇れる宗像を残すため、豊かな自然とその恵みに育まれた食・文化、暮らしを次の世代につなげてい きましょう。問い合わせ先秘書政策課秘書係:0940-36-0890