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あなたはどうする?高齢者向けの住まいについて学ぼう!くらしの知恵増講座~6月30日レポート~

最終更新日:
(ID:10085)

こんにちは、三毛猫ママレポーターです。

突然ですが、皆さんは「終の住処」について考えたことはありますか?

子育て真っ最中のパパママ世代にとって、まだまだ先の話だと思われがちですが、いずれ来る自分の未来の事として。

また親や祖父母の話として、将来的に住む家について早めに考える機会をもつことはとても大切だと思います。


2026年5月29日、河東コミセンの多目的ホールで、「高齢者向け住まいの種類と選び方のポイント」を学べる講座が開かれると聞き、早速受講してきました。

  • 01-くらしの知恵増講座のチラシ

    くらしの知恵増講座のチラシ


  • 02-講師の古後彰史さん

    講師の古後彰史さん


今回、私が参加したのは宗像市消費生活センターと市民図書館が連携した「くらしの知恵増講座」。

講師の古後さんは、公益社団法人 全国有料老人ホーム協会の理事を務め、現在はJR九州商事株式会社に在籍されています。


宗像市消費生活センターでは「知恵を増やしてあなたも賢い消費者に!」を合言葉に、暮らしにまつわる様々な「困ったこと」について学べる講座を開催しています。

今回は定員50人の講座でしたが、会場は超満員!

来場した受講者は講演前から配られた資料を熱心に読み、メモを取る姿も見られ、関心の高さがうかがえました。

  • 03-宗像市消費生活センター所長の宮野さん

    宗像市消費生活センター所長の宮野さん

  • 04-多くの方が参加しました

    多くの方が参加しました

講演スタート!

今回の講演では、まず高齢者をとりまく環境として、団塊世代が75歳以上(後期高齢者)となり、医療・介護需要と社会保障費が急増する、いわゆる「2025年問題」。

また、高齢期を自宅で過ごすか、ホーム(施設)で過ごすかという住まいの選択や、それに伴う介護保険制度の仕組みについて説明されました。


高齢期の住まいの選択では、「元気なうちは自宅で。身体が弱ってきたら施設に移りたい」と考える人が多いそうですが、住み慣れた自宅を離れるのはなかなか難しいもの。

施設に移るタイミングを決めきれず、転倒や病気の発覚で急いで施設を探さなくてはならなくなり、家族任せになって、条件など本人の希望に添ったところに入所できないケースも多いのだとか。

そのため元気なうちに家族と話し合い、今後についての希望を共有しておくことはとても大切だと話してくれました。

高齢者向けの住まいって、何があるの?

高齢者向け住宅には、以下のような施設があります。

  • 要介護者などを対象とした介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)、介護老人保健施設、グループホーム
  • 自立の方から要介護者まで幅広く対応した介護付きや住宅型の有料老人ホーム
  • サービス付き高齢者向け住宅 など

特別養護老人ホームは比較的安価ですが、希望者が多くなかなか入所できないことが多いようです。

一方有料老人ホームは特別養護老人ホームより高価になる場合もありますが、サービスが充実している施設も多く、ライフスタイルによって自分に合ったものを選べるメリットがあります。

選ぶ際には、自分にはどの種類の施設が合っているか。どのようなサービスを希望するか、よく考えておく必要があります。

民間の高齢者向けの住まいについて

  • 05-民間の高齢者向けの住まいについて


施設によって提供されるサービスはさまざまです

  • 06-施設によって提供されるサービスはさまざまです


施設を選ぶポイントは?

具体的に施設を選ぼうとしても、「何を基準に選んでいいか分からない!」…そんな方は多いのでは?


施設を検討するポイントとしては、

いつ入居するか?(時期)

元気なうちに入居するか。あるいは、介護が必要になってからで良いか。

どこに住みたいか?(場所)

現在の住まいの近くが良いか。あるいは、子どもや身内の近くが良いか。

ホームに求めるものは何か?

看護師が24時間常駐。最期まで暮らせること。…など、ホームに希望するものは何か。

支払い可能な費用はどれくらいか?


が大事になってきます。


特に気になるのは費用についてですが、有料老人ホームでは家賃を入所時に全額前払いする施設や、一部を前払いし、残りを月払いで利用期間中支払う施設など、支払い方式に違いがあります。

また施設で生活するためにはこれだけでなく、管理費や食費、受けた介護サービスに関する費用や日用品代もかかることになります。

これらの金額は施設の種類やサービスによって異なるため、事前に情報を収集し、希望の施設のパンフレットや重要事項説明書を取り寄せて、自分のライフプランにあったものを選ぶことが大切です。

また施設を見学する際は1箇所だけで決めず、複数の施設を実際に見学し、できれば体験入居をして、比較検討することがとても重要だと話してくれました。

使ってみよう、市民図書館!

今回の講座は市民図書館連携講座です。

施設選びや介護について、分からないことをゆっくり調べたい時は、身近な図書館で本を借りるのはとても有効だと思います。

講演の最後に、市民図書館の司書の佐々木さんが、高齢者の住まいや介護に役立つ本を紹介してくれました。

市民図書館(ユリックス図書館、須恵分館)の特設コーナーでは、今回のテーマに合った関連書籍を特設コーナーで展示しているとのこと。

人には聞きにくい介護マネーについての本や、法律にまつわる本、介護体験記など、気になる本がたくさんありました。

こちらもぜひ参考にしてくださいね!

  • 07-司書の佐々木さん

    司書の佐々木さん

  • 08-須恵分館の特設コーナー

    須恵分館の特設コーナー

1人で悩まず、相談しよう!

終の住処を決めるのは簡単な話ではありません。

「いろいろ聞きたいけど、どこに相談していいか分からない」と、不安に思っている方は多いと思います。

現在病院に通っていたり、介護保険を利用している方は病院の相談員やケアマネジャーに。

介護保険を利用していない方は、地域包括支援センターや市役所の福祉窓口で相談することができるので、決して1人で悩まないでくださいね。


また「介護の苦労を子どもにさせたくない」「子どもに面倒をかけたくない」と、家族には何も言わず、自分1人で施設選びを済ませてしまい、入所直前に家族から止められて、全てキャンセルになる事例もあるそうです。


「高齢者向けの施設選びは1人で抱え込むのではなく、ぜひ家族と協力して、伴走しながら一緒に決めてほしい」「できれば見学も家族の誰かが付き添い、入居者やスタッフの様子。食事の内容などをいろんな目線でチェックして、本人の希望に添った施設をみんなで見つけてほしい」と古後さんは語ってくれました。


私たちパパママ世代は、親や祖父母が今後どのような生活を希望しているのかを知らず、なかなか自分から聞く機会はないように思います。

家族や親戚が集まる機会が増える夏休み。

みんなで、今後の生活について話し合う時間をとってみてはいかがでしょうか?


(公社)全国有料老人ホーム協会では、入居のこと、ホームでの暮らしにまつわることなどの相談を受け付けています。

入居検討者には無料で情報誌やメルマガを送付してくれるそうです。

詳細はホームページをご覧ください。

相談窓口(入居・苦情相談)


(表記はレポーターの表現を優先しています)

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