防災トークショーを実施しました 最終更新日:2023年4月6日 (ID:2181) 印刷 令和5年1月15日 宗像ユリックスハーモニーホールにて、NHK福岡放送局×宗像市 防災トークショー ~「命を守る」は毎日の暮らしから~を実施しました。NHK福岡放送局 気象予報士 吉竹顕彰さん九州大学 教授 三谷泰浩さんのお二人をお招きし、2部にわたって講演をしていただきました。当日は宗像市内の方を中心に、約300名が参加されました。 防災トークショー 第1部 「防災情報活用術~水害から命と暮らしを守る~」 NHK福岡ニュース番組「ロクいち!福岡」の気象キャスターとして出演中の吉竹さんのご講演。防災情報の活用方法等について、故郷の気候を知る・雨の降り方を知る・最新の防災情報を積極的に活用・「五感」を働かせる・将来の気候リスクを知るといった具体例を交えつつ、非常に参考となるお話をいただきました。 第2部 「宗像市での地域防災の取り組みについて」 平成29年7月九州北部豪雨災害において、専門知識を生かした活動を行い、「令和3年防災功労者内閣総理大臣賞」を受賞された三谷さんのご講演。防災の考え方から、宗像市の特徴、地区防災マップやタイムラインの作成等、地域での取り組みにおいて非常に参考となるお話をいただきました。 さまざまな展示 当日は、NHK福岡放送局がパネル展示やバーチャル浸水体験ブースを用意。宗像市は、防災資機材や非常時持ち出し品、地域防災計画や防災マップに加え、昨年度東郷地区で実施した地区防災計画作成時のワークショップでの資料や完成品の展示を実施。(左:NHK福岡放送局展示品一部、右:宗像市展示品一部)特に、講師のお二人のお話の後は、展示スペースにたくさんの参加者が集まり、とてもにぎやかでした。また、終演後は宗像ユリックス玄関付近にて総務省九州総合通信局により、災害対策用移動電源車が展示されました。こちらの移動電源車は、災害時に通信設備や放送設備の電力供給が途絶し、情報伝達に支障が生じた場合に、地方公共団体や携帯電話事業者、放送事業者へ無償で貸し出され、必要な電力を供給する車両です。講演をしていただいた吉竹さん、三谷さん、ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。