【報告】JALガクツナプロジェクト ~若年層人流創造の取り組み~ 最終更新日:2026年3月31日 (ID:9892) 印刷 宗像市では、「楽しく生きる力をつける」まちづくりの実現に向け、産官学が連携して新たな価値創造を目指す「宗像市産官学共感プラットフォーム」を推進しています。本トライアル事業では、若年層の関係人口創出と地域との継続的なつながりの構築を目的に、「JALガクツナプロジェクト」を実施しました。事業の目的本事業は、若年層の関係人口の創出および、地域への移動・滞在を通じたつながりの醸成を目的としています。JALグループが掲げる重要経営目標の一つである「関係人口の拡大」に資する取組として位置付けられています。仮説地域に一定期間滞在するプロジェクト型の取組を実施することで、参加者の地域への愛着(地域愛)が醸成され、将来的な再訪や継続的な関与につながると仮定しました。また、地域貢献に関心を持つ学生と、若い人材を求める地域事業者との接点を創出することで、新たな人材循環や関係性の構築が期待されます事業概要・実施期間:2025年8月24日~9月6日(2週間滞在)・参加者:学生8名・受入事業者:マサエイ水産3名・天野農園3名・中村農園2名主な活動内容・一次産業事業者における労働体験・学生目線による地域の魅力発信成果物・ショート動画の制作・デジタルマップの作成学生ならではの視点を活かした情報発信により、地域の新たな魅力の掘り起こしにつながりました。連携体制本事業は、以下の主体が連携し実施しました。日本航空 関係・つながり創造部プロジェクト企画・全体統括宗像市フィールド調整、地域との連携支援受入事業者学生の受入および労働体験の提供産官が連携し、現場と学生をつなぐ実践的なプログラムを構築しました。事業スキーム参加しやすい環境を整えるため、以下の支援を実施しました。・移動支援JALマイレージ付与による航空券支援・宿泊支援宿泊費補助(約45,000円/人)・移動手段現地でのレンタカー貸与・参加者負担約45,000円(宿泊費の一部等)費用負担を軽減しつつ、主体的な参加を促す仕組みとしました。実施結果と考察本プロジェクトを通じて、参加学生は地域での生活や労働を体験することで、単なる観光では得られない深い関係性を構築しました。また、地域事業者にとっても、外部視点による気づきや新たな発信のきっかけとなりました。短期間ながらも、参加者と地域双方にとって有意義な交流が生まれ、関係人口創出に向けた有効な手法であることが確認されました。今後の展開今後は、JALグループのアセットと多様なパートナーとの連携を通じ、以下の3つの領域で共創を進めていきます。・個人領域スポーツや芸術など「好き」の力を起点に、多様な人の居場所を創出・地域領域継続的に関わる仲間やコミュニティを育み、関係人口の拡大につなげる・企業領域通常業務とは異なる「第3の居場所」における越境体験を通じた人材育成まとめ本トライアルにより、地域滞在型プログラムが若年層の関係人口創出に有効であることが示されました。地域との継続的なつながりを生み出す仕組みとして、今後の展開が期待されます。宗像市では、引き続き産官学連携による取組を通じて、人と地域がつながり合う持続可能なまちづくりを推進してまいります。