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べじたぶる9月号「負担を減らして効果的に「とよみつひめ」に一本集中」~イチジク農家平山 正利さん~

2023年12月7日更新知る

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  • 営農年数:25年目
  • 営農地:宗像市用山
  • 栽培品目:イチジク(とよみつひめ)
  • 作付面積:8a

図書館に通って農業を勉強

用山のハウスで、イチジク「とよみつひめ」を栽培している平山さん。自動車関連のお仕事をしていたところ、農業を始めた父親を手伝うかたちで就農しました。当初は何も分からない状態だったため、図書館に通って独学で勉強しながら試行錯誤を繰り返し、「軌道に乗るまで10年はかかりました」と話します。

7月上旬の「とよみつひめ」

 独自の栽培方法を確立

平山さんは自身のハウス栽培の特徴に、消毒工程を省くこと、収穫時期を延ばしていることをあげます。「ダニが出なければ消毒しなくて済む。そのためには乾燥させないことが大事」と5月ごろから梅雨時期までは水を十分に与えることを意識して、毎日水分計をチェックしながら潅水しています。また、通常よりも枝を伸ばすことで、基本的に10月末までの収穫時期を11月末まで延長しています。そのほか、草刈りの負担を減らすために防草シートを敷いたり、果実の色づきを良くするために反射シートを設置したりと工夫を凝らしています。「ハウスで一品目に集中しているからできること」と教えてくれました。

写真3

パッケージセンターに助けられて

かつては「とよみつひめ」だけでなく「桝井ドーフィン」、「蓬莱柿」などを栽培していた平山さん。しかし5年前に脳梗塞を発症し、左半身に麻痺の後遺症が残ってしまいました。それ以来、体の負担を減らすためにハウスでの「とよみつひめ」一本にしぼって栽培しています。
そんな平山さんが頼りにしているのが、JAむなかたのパッケージセンターです。1回の出荷でコンテナ10ケースほどの量になりますが、大変なパック詰め作業をすべて委託しており、「あそこがあるから収穫作業に集中できて助かっています。パッケージセンターがなければ農業をやめていたかもしれません」と思いを語ってくれました。
平山さんの今の目標は「現状維持」。「この収量を安定させて生活していきたい」と話します。効率化や品質改善に取り組みながら、今日も早朝5時からハウスに出かけています。

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