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自ら守る。みんなを守る。宗像市立大島学園「防災学習」

2023年5月24日更新育む

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大島学園が地域や大学と連携し取り組んでいる「防災学習」を紹介します。
島外から訪れる観光客や島内の高齢者が安全に安心して過ごせるように「自分たちに何ができるか」を学び、日々の暮らしに活かしています。

大島は、宗像市の北、神湊港から市営渡船で玄界灘を25分、8.5kmほど北上した所に位置します。世界遺産の構成資産である中津宮や御嶽山があり、歴史と自然に恵まれた風光明媚な島です。
大島学園では、計39人( 小学部25人、中学部14人) が学んでいます(R5 年4月現在)。校舎は、島内の中央部の高台にあるため、災害時の避難所に指定されています。
近くには、大島コミセンもあり、地域と連携した学習や活動が活発。防災や環境美化、登山道の整備など地域と一体となった活動を長年展開しています。
これまでもコミセンが催す島内合同自主防災訓練に継続して参加するなど、防災学習は積極的に取り組んでいましたが。令和4年度は、さらに一歩進んで「自分たちができる事を責任を持ってやっていこう」と校舎を出て、フィールドワークを中心に活動しています。

大島地区水害対策訓練に参加(R4 年5 月28 日)

避難所の受付や誘導をサポート

市と県、宗像市消防団、宗像地区消防本部、宗像警察署、福岡海上保安部、自衛隊、日本赤十字九州国際看護大学が連携し実施した「大島地区水害対策訓練(R4年5月28日)」に大島学園から1年生から9年生まで全学年40人の児童生徒と教職員が参加。
1年から6年生までの小学部は島民グラウンドに避難、7年生は大島コミセンで避難所の受付や誘導をサポート。8、9年生は、自宅で被災したと想定し、一旦自宅に戻り、地域の人と一緒に島民グラウンドに避難。
避難後、島民グランドでは、防災資材の取り扱い訓練や心肺蘇生訓練を受講。海上保安庁のヘリコプターを使った被災者搬送などを間近で見学。実践的で有意義な時間を過ごしていました。
学園では、この訓練を控えた4月20日に訓練本番に備え、宗像地区消防本部の職員を招き避難時の注意事項などを学習。校内の非常放送設備の確認をして います。


02.jpgテント設営をサポートしました。


03.jpg市消防団女性班が救命講習(心肺蘇生・AEDの取り扱い)を担当。海水浴客が訪れる大島。
「もしもの時は助けたい」とみなさん真剣な眼差し。

04.jpg海上保安部の小型艇を使った避難訓練。

おおしまレンジャー隊結成(R4 年10 月27 日)

危険個所や避難経路、防災備品を確認

11月10日に催された「大島避難訓練」を前に 6、7年生が「おおしまレンジャー隊」を結成。コミセンと連携し、10月27日、11月 1日、8日の3回に分け事前学習を行いました。
10 月27 日は、防災マップで島内の危険個所や避難経路を確認。11月 1日は、前回確認した地図を見ながら防災目線で避難経路を歩き、現状を調査。気になった危険個所は写真を撮って保存。学習した知識やフィールドワークで得た経験を整理し、他学年の生徒を前に発表。共通理解を深めました。
本番前の11月8日は、大島行政センターや宗像地区消防本部の担当者から防災備蓄庫内の備品の説明を受け、簡易トイレ やベッドの組み立て方を学びました。
大島コミセン事務局長の本田さんは「高齢者は多いが、昼間は大人の数が少なく避難支援者が少ない。支援者の拡大と高齢者の避難意識の高揚、防災備品を使える人材の育成・確保を願い、学園と連携し催しました。子どもたちをとおして親世代が防災に目を向けるきっかけになれば、と思います」と防災学習の目的を語ってくれました。


05.jpgおおしまレンジャー隊に防災について説明する大島コミセン事務局長の本田さん


06.jpgグループに分かれ防災マ ップを見ながら避難経路や危険個所を確認。


07.jpg防災マップで確認したあと発表形式で情報交換。


08.jpg手分けして危険個所を確認し写真を撮影


09.jpg手分けして危険個所を確認し写真を撮影


10.jpg学習した結果をグループごとに整理。


11.jpg大島の防災の現状や課題を発表。他学年の生徒や児童と共通理解を深めました。


12.jpg防災倉庫の備品を点検。発電機の使い方も学びました。


13.jpg簡易トイレの組み立てや使い方を実習


14.jpg仮説トイレ用のテント設営にチャレンジ。

大島避難訓練に参加(R4年11月1日)

津波と地震を想定した訓練

11 月10日、地震と津波が発生したことを想定した「大島避難訓練」が大島コミセンと大島学園が連携し催しました。8時58分に地震発生、9時2分に津波警報を知らせるサイレンが吹鳴( すいめい)。
1年生から4年生の児童は、自宅から大島学園の体育館へ避難。5年生から9年生までの児童生徒は、 近隣の住民に声をかけながら避難所となっている同体育館に向かいました。体育館では、6年生と7年生が中心になり地域の人に簡易トイレや簡易テント、簡易ベッドの組み立てを指導。
訓練終了後には「まだまだ自分たちにできることがあるのではないか」と振り返っていました。



15.jpg近所の人に呼びかけ一緒に避難。


16.jpg避難経路を確認しながら避難所に向かいました。


17.jpg避難所となっている大島学園体育館。


18.jpg避難所では、受付や誘導をサポート。


19.jpgエアーマットの使い方を指導。事前学習の成果を披露。


20.jpg簡易トイレの作り方を低学年の児童に説明。


21.jpg事前学習では組み立てに途惑った仮設用トイレテントも迅速に設置。

ARで災害疑似体験津波の危険性を体験(令和4年12月14日)

12 月14日、大島学園の6、7年生12人が、AR ( 拡張現実) を使い避難経路を疑似体験。災害時の危険性を学びました。
訓練で使われたARは、健康づくりや防災で大島コミセンと連携し地域活動を行っている日本赤十字九州看護大学と共同研究を行っている京都工芸繊維大学が大島用に特別に作成したものです。
子どもたちは大島港に集まったあと、ARシステムが導入されたスマートフォンを持ちながら、前日の事前学習で検討した避難経路を進み避難所に指定されている学校に向かいました。
スマートフォンの画面には、現実の風景にハザードマップなどをもとに作られたAR映像が重なるように映し出されます。子どもたちは、津波の状況や土砂崩れ の危険性を確認しながら前進。予め計画していた経 路が増水し危険。経路を変更する場面にも遭遇。
参加した7年生の男子は「考えていた避難経路が土砂で覆われ、進めなくなりました。考え直さないといけません・・・」と深刻な顔。危険を予見し、その場で判断、対応しなければならない難しさを知る貴重な体験になったようです。



22.jpgARの使い方を教えてもらい、訓練開始。


23.jpgスマートフォンの画面には、現実の風景にハザードマップなどをもとに作られたAR映像が重なります。


24.jpg「この道危ない。増水し通行できないかも・・」。予期せぬ状況は、その場で判断し安全策を探していました。


25.jpg訓練を振り返り反省会。この経験と知識を他の学年にも伝えることに取り組んでいました。

日赤看護大の協力を得て防災講座を開催(R5 年2月4日)

2 月4 日、18 日の両日、大島コミセンが取り組んでいる「こどもの居場所づくり事業」の一環として、防災講座「みんな防災マスターになろう!!」「個性を認め合おう!!」が開かれました。
同講座は、日本 赤十字九州看護大学の協力を得て催されたもので、 大島学園から5人が参加。
同大学で学ぶ学生らが講師になり、防災リュック作りや三角巾を使ったケガ の手当方法、クイズやダンスを交えて防災に欠かせない「人を思いやる気持ち」について学びました。
同講座に参加した船越朝日(ふなこし・あさひ:3年生) さんは、受講終了後、3月20日に発生した地震の際に学習したことを実践。テキパキと自分のリュックに必要な品を入れ、家族に避難を促したそうです。児童生徒、一人ひとりが、学校と地域で学んだことを持ち帰り、家庭や地域で生かす。大島学園の防災学習は波紋のように広がっています。


26.jpg日本赤十字九州看護大学の学生から防災の話を聞く子どもたち。


27.jpg防災リュックには何をいれる?


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29.jpg参加した子どもたちは、自分の持ち出し品をチェック。「これで大丈夫だと思うけど・・・」

30.jpg持ち出し品が入ったリュックを背負い、重さを確認。
自分の体格や体力を考え、リュックの大きさや持ち出し品の選定を。家族で役割を決め、分担するのもおすすめです。

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