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街と人の「交差点」として10年。CoCokaraひのさとが目指す、これからの未来~8月23日レポート~

最終更新日:
(ID:10244)

こんにちは、しばママレポーターです。


宗像市の日の里地区、JR東郷駅のすぐそばに構えるコミュニティ施設「CoCokaraひのさと」。

今年2026年、この場所は誕生から10周年を迎えました。

6月27日には10周年を記念したイベントを開催。この施設を運営する「NPO法人まちづくり宗像」の中川代表に、10年間の歩みと、これからの展望についてお話を伺いました。

  • 02-施設の外観

    施設の外観

  • 01-東郷駅から日の里口の階段を降りるとすぐ右手にあります!

    東郷駅から日の里口の階段を降りるとすぐ右手にあります!


  • 03-まちづくり宗像代表中川さん

    まちづくり宗像代表中川さん

補助金終了の危機から「自立運営」の道へ

「CoCokaraひのさと」の10年は、まさに挑戦の連続でした。

当初は行政の補助金によって運営されていましたが、行政の補助金が終了するタイミングで、「この場所をなくしたくない」という強い思いから、自立運営の道を模索。中川さんが主体となりNPO法人まちづくり宗像を立ち上げ、行政の枠を超えた新しいコミュニティのあり方を追求されています。


会社員時代に培った広報や課題解決の知見を活かし、さらには活動エリアを宗像市全体へと広げ、行政の枠にとらわれない柔軟な運営体制を確立しました。現在では、九州産業大学からの技術協力や近隣の学校との密な連携など、官・学・民が交差するユニークなコミュニティ拠点として、他自治体からも注目を集めています。


中川さん自身も、かつてこのまちで育ち、一度は仕事のために市外へ出たものの、再びこのまちに戻ってきた一人。「一度外に出た子どもたちが、また戻ってきたいと思えるまちにしたい」。その願いが、この場所の原動力となっています。

  • 04-日の里への想いがあふれる館内

    日の里への想いがあふれる館内

「ないなら自分たちで作る」—多世代が集う理由

取材中、中川さんが大切にしていると語ったのは、CoCokaraひのさとを「行政の手が届かない課題を解決するための実験場」として機能させることです。 「利益が出にくいから」と切り捨てられがちな地域の課題に対し、NPOという民間の立場だからこそできる、柔軟な発想で立ち向かっています。


その中のひとつに、子どもたちの居場所作りがあります。もともと託児スペースだった場所の再活用として、学校帰りの子どもたちが安心して過ごせるよう、スマホ禁止の学習スペースを整備。地域の高齢者や中高校生が自然と混ざり合う、温かい「サードプレイス」になっています。


また、雇用を生み出すことも常に考えられており、直近は市からコールセンター業務を請け負い、未就学児を抱えるお母さんたちが活躍されています。幼稚園バスが駅近くまで送迎してくれることから、お子さんが幼稚園から帰ってきたらお迎えに行き、戻ってきて業務にあたることもできるそう。現在働かれているお母さんたちの中には、保育士経験や英語のスキルがある方もおり、そのスキルを活かして子どもたちに折り紙などの伝承あそびを教えたり、英会話教室も開いているそうです。

  • 05-普段はこの奥のスペースが学習スペースとして解放されています

    普段はこの奥のスペースが学習スペースとして解放されています

10周年イベント「BOOK&MUSIC&WORKSHOP」

イベント会場はたくさんの人で賑わい、子どもの笑い声に混ざってレコードが流れており、とてもあたたかい雰囲気でした。普段利用してくれる方がたくさん来られてるとのことでしたが、そこには子どもからお年寄りまで幅広い世代の方がおり、世代を超えたコミュニティづくりが浸透していることを実感できました。


当日はビブリオバトルも開催されており、ギャラリーを含め一体感のある空気を感じることができる素敵な時間でした。こちらについては後日詳細をレポートにさせていただきます!

  • 06-日の里にあるパン屋さん

    日の里にあるパン屋さん

  • 07-ワークショップの様子

    ワークショップの様子

  • 08-素敵な小物販売も

    素敵な小物販売も

  • 09-手作りワニワニパニックは小学3年生の店長さんが運営!

    手作りワニワニパニックは小学3年生の店長さんが運営!

これからの10年、次の挑戦

「一度外に出た子どもたちが、また戻ってきたいと思えるまちにしたい」。

その想いは、10年経った今も変わりません。

10周年を機に、2026年6月より新しい挑戦として以前から構想していた「まちの本屋さん」がスタートしました。コーヒーマシンも設置されているため、コーヒーを片手にくつろぎながら本を楽しむことができる、そんな本屋さんを目指していきたいとのこと。


また、同時に棚貸しもスタートされており、棚主も募集中とのことです!自分がセレクトした本や、本にまつわる小物(ブックカバー、しおりなど)が販売できます。詳しくはぜひCoCokaraひのさとでお尋ねください。

  • 10-CoCokara Booksメゾン。イベント中に一区画店主が決まりました!

    CoCokara Booksメゾン。イベント中に一区画店主が決まりました!

地域で困ったことがあれば、まずは相談しにきてほしい

スタッフと住民が対話を通じて新しい企画を生み出し続ける場所。それが「CoCokaraひのさと」です。

皆さんのアイデアが、次の10年の新しい歴史を作ります。ぜひ、遊びに来てください!


改めて、お忙しい中お時間をいただきましたCoCokaraひのさと代表中川さま、スタッフの皆様、ありがとうございました。


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