更新日:2020年5月1日
ハガキを使った架空請求が急増!
- 相談総額2億3,160万円
- 救済金額6,019万円
- 相談件数1,315件
平成29年度に消費生活センターに寄せられた相談の件数は1,315件でした。
ここ数年一番相談が多かった「インターネット有料サイト関連」のトラブルに代わり、「商品一般」がトップになりました(下記参照)。「商品一般」とは、商品が特定できない相談内容で、ハガキなどを使った架空請求がこれに入ります。また、迷惑メールやワンクリック請求などのインターネット有料サイト関連の相談がこれに続きました。
インターネット関連では、光回線サービスの乗り換えのトラブルも増え、電話での勧誘時に消費者への誤解を生じさせるような説明があったり、セット販売などで契約内容が複雑化してきていることで、情報量・知識力の乏しい消費者と事業者の格差が相談件数に現れた結果になりました。
相談の多かった商品やサービス
- 1位 = 277件 : 商品一般
- 2位= 224 件 :インターネット有料サイト
- 3位=60件 :インターネット接続回線
- 4位=46件 :工事・建築
- 5位=27件 : フリーローン・サラ金、不動産貸借
相談事例
- 「総合消費料金に関する訴訟最終告知のお知らせ」というハガキが届いた。何のことか分からない(60歳代・女性)
- 「インターネット料金が今より安くなる」と大手電話会社を名乗って電話がかかり、話を聞いた。後日書類が届き、知らない会社と契約していたことが分かった(70歳代・男性)
いずれの相談も、主に60歳代以上の高齢者から多く寄せられました。当センターでは、助言やあっせんを行い、その結果、未然防止や解決につながりました。(下記参照)。
年代別相談件数
20歳未満 (総件数 20 件)
- 1位=インターネット有料サイト (5件 )
- 2位=商品一般 (2件 )
- 3位=エステ、携帯電話、副業、他 (各1件 )
20歳代30歳代 (総件数171 件)
- 1位=インターネット有料サイト (28件 )
- 2位 =不動産貸借 (10件 )
- 3位 =商品一般 (9件 )
40歳代から50歳代 (総件数 329 )
- 1位 =インターネット有料サイト (73件 )
- 2位=商品一般 (64件 )
- 3位=工事・建築 (15件 )
60歳代70歳代 (総件数595 )
- 1位=商品一般 (181件 )
- 2位=インターネット有料サイト (103件 )
- 3位 =インターネット接続回線 (35件 )
80歳以上 (総件数 168 )
- 1位=インターネット有料サイト(15件)
- 1位=工事・建築 (15件)
- 3位 =商品一般 (14件)
団体からの相談などで年代が不明なものが32件あります
このページに関する問い合わせ先
総務部総務課消費生活センター
電話番号:0940-33-5454
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