更新日:2018年2月1日
小中一貫教育のさらなる推進のために
「義務教育学校」は、現行の小・中学校に加え、小学校から中学校までの9年間の義務教育を一貫して行う学校として、平成28年4月に制度化された新しい学校です。平成29年度には、全国24都道府県で48校の義務教育学校が開校されています。宗像市でも、平成18年度から推進してきた小中一貫教育をさらに充実、発展させることを目的に、「宗像市立義務教育学校の設置等に関する基本方針」を平成29年10月に策定しました。
市ではこの基本方針に基づき、平成30年4月に宗像市立大島小学校・大島中学校を、新たに義務教育学校「宗像市立大島学園」として開校します。
現行の小中学校と義務教育学校の比較
修業年限
- 現行の小中学校 =小学校6年、中学校3年
- 義務教育学校=9年(ただし小学校・中学校の学習指導要領を準用)
組織
- 小中学校=小学校、中学校それぞれに校長1名
小学校、中学校別々の教職員組織 - 義務教育学校=校長1名
一つの教職員組織
教育目標
- 小中学校=小学校、中学校それぞれに教育目標を設定
- 義務教育学校=9年間の教育目標を設定
教育課程
- 小中学校=小学校、中学校それぞれに教育課程を設定
- 義務教育学校=9年間を通じた柔軟な教育課程を編成
9年間を通じた目標や教育活動
義務教育学校では、1年生から9年生までが一つの学校に通います。そのため、9年間を通じた教育目標のもとに、学習や生徒指導など一貫した教育が行われます。小学校から中学校へ進学する時に生徒が体験する環境の変化に配慮し、その間の接続を円滑にするための学習指導・生徒指導上の工夫などの取り組みが行いやすくなります。
教育課程の柔軟な編成が可能
義務教育学校の教育課程は、国の学習指導要領に準じて行われますが、学校や地域の実態に応じて9年間の枠組みの中で柔軟な編成を行うことができます。これにより、従来であれば中学校段階の教育の特徴とされてきた教科担任制や生徒会活動などを、小学校高学年段階から導入するなどの工夫を行うことができます。
地域に根差した特色ある教育活動
義務教育学校では、9年間を通じた特色ある教育活動の一環として、新しい教科の創設や地域の特徴を生かした学習など、学校独自の工夫や地域の思いを教育課程に反映させることができます。
- 「宗像市立義務教育学校の設置等に関する基本方針」については下記関連リンクからで確認できます
このページに関する問い合わせ先
教育部 教育政策課
場所:市役所本館3階
電話番号:
教育総務係:0940-36-5099
学校整備プロジェクト室:0940-36-9610
地域教育連携室:0940-36-1169
ファクス番号:0940-37-1525
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