更新日:2015年11月01日
一般会計から赤字補てん額8,347万円
平成26年度の歳出決算額は、102億2,055万円(前年度比2.3パーセント増)で、これに対して歳入は、昨年度と同様に、一般会計から法定外繰入れを実施して赤字分を埋め合わせ、歳入決算額を104億8,256万円(前年度比2.8パーセント増)としました。
一般会計からの赤字補てん額は8,347万円となり、当初の予定より大幅に減少させることができましたが、依然として国保加入者以外の市民のみなさんに負担してもらっている状況となっています。
特に、「後期高齢者支援金及び介護納付金」に係る収支は、それぞれ約6,000万円、4,000万円の赤字となっています。これらは、国が示す基準で算定され納付する仕組みで、負担の公平性から早急に赤字を解消する必要があります。
- 歳入、歳出の収支差の約2億6,201万円は、平成26年度に概算でもらいすぎた国庫支出金などで、平成27年度に返還しなければならない繰越金が含まれます
(決算額は1万円未満を省略)
被保険者1人当たりの医療費と国保税額
平成26年度の年間平均世帯数は、1万3,613世帯で、昨年度と比べると51世帯増加していますが、平均被保険者数は、0.7%減の2万3,292人でした。
また、1人当たりの医療費は、36万393円(前年度比2.8パーセント増)で、平成26年度も増加傾向が継続しています。それに対して1人当たりの国保税額は、9万2,806円(前年度比1.3パーセント減)となりました(グラフ2参照)。
みんなで支え合う国民健康保険
国保は相互扶助の精神にのっとり、保険の技術を利用しながら、他の医療保険に加入していない住民に対する医療を確保する制度です。また、一会計年度を単位として収支する短期保険で、毎年度、保険給付費等歳出に見合った国保税率の見直しを実施し、適切な税率を設定することが不可欠です。
国保は、互いに助け合う制度です。健全な国保財政を確保するとともに、国民健康保険制度を守るため、みなさんの理解と協力をお願いします。
このページに関する問い合わせ先
健康福祉部 国保医療課
場所:市役所本館1階
電話番号:
国民健康保険係:0940-36-1363
後期高齢者医療係:0940-36-1348
ファクス番号:0940-36-7015
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