新型コロナ感染症5類への移行に伴う変更について

新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが、令和5年5月8日に5類感染症（季節性インフルエンザと同じ）に移行されます。
5類感染症への移行に伴う主な変更点は以下の表のとおりです。なお、掲載する情報は国や県からの通知などで判明次第、適時情報の追加などを行います。

	5月7日まで	5月8日以降（5類移行後）
発熱など感染が疑われる場合の受診	県から指定された診療・検査医療機関（発熱外来）での受診が必要です。	これまでの発熱外来の医療機関に加えて、幅広い医療機関で受診が可能になります。まずはかかりつけ医に相談してください。 かかりつけ医がない等受診先に迷ったら、福岡県新型コロナウイルス感染症総合相談窓口（050-3665-8126[24時間対応]）でも相談が可能です。また、福岡県の下記ホームページで受診先を探すこともできます。 ⇒福岡県外来検索サイト 厚生労働省「体調に異変を感じたら」
医療費の自己負担	【外来医療費】 初診料の一部を除き、検査も含めて原則自己負担はありません。 【入院医療費】 個人の選択による費用を除き、原則自己負担はありません。 食事代は原則自己負担はありません。 【薬の処方】 コロナ陽性の場合は、原則自己負担はありません。	【外来医療費】 通常の受診と同様に、検査を含めて保険診療で対応し、自己負担が発生します。 【入院医療費】 通常の入院と同様に、医療費、食事代は保険診療で対応し、自己負担が発生します。ただし、高額療養費制度が適用され、当面の間はさらに自己負担限度額から最大2万円を減額されます。 【薬の処方】 解熱剤、咳止め薬など：症状に応じた一般的な処方薬は保険診療で対応し、自己負担が発生します。 コロナの治療薬：経口薬のラゲブリオ、パキロビッド、ゾコーバ、点滴薬のベクルリーの薬剤費は、9月末で全額公費負担(窓口負担なし)の運用が終了します。詳しくはこちら(PDF：230KB)
陽性者の療養機関 （外出・就業制限）	感染症法に基づき、療養機関は7日間、期間中は外出自粛が要請されています。 感染症法に基づき、療養期間中の就業が制限されています。	療養期間の設定はなくなります。外出自粛要請もなくなり、個人の判断に委ねられます。 就業の制限はありません。出勤については就労先に確認してださい。 5類移行後の療養期間の目安として、発症翌日から5日間、かつ症状が軽くなってから24時間程度は外出を控えることが推奨されています。こちらをご確認ください。
濃厚接触者	同居の家族は濃厚接触者となり、5日間の外出自粛が要請されています。	濃厚接触者の特定がなくなるため、外出自粛要請・学校の出席停止もありません。
療養中の支援	医療機関からの発生届をもとに、高齢者や妊婦など重症化リスクの高い人は県保健所からの健康観察等の連絡があります。 ホテルなどの宿泊療養施設が準備されています。 食料品等の入手が困難な人への生活支援が提供されています。	発生届がなくなるため、保健所からの連絡はありません。体調が悪化した場合は診断を受けた医師やかかりつけ医にまず相談してください。福岡県新型コロナウイルス感染症総合相談窓口（050-3665-8126[24時間対応]）でも相談が可能です。 宿泊療養施設および食料品などの生活支援は終了します。（市で実施していた陽性者の世帯への買い物支援も終了します。）
感染者数の発表	医療機関から管轄の保健所への届け出により全数把握し、全国・県内（福岡市・北九州市・久留米市・県管轄）の陽性者数が毎日発表されています。 自分で購入した検査キットや県の無料検査で陽性が判明した場合は、陽性者登録が必要です。	全数把握がなくなるため、毎日の陽性者数の発表はなくなります。流行状況の把握は、決められた医療機関から定期的に感染者数を報告をしてもらう「定点把握」に変わります。 検査キットで陽性が判明しても陽性者登録は不要です。
無症状者を対象とした無料検査	県では感染不安を感じる無症状の人に対して、県内の薬局などで無料の検査を実施しています。	県の無症状者の無料検査は終了します。
ワクチン接種	予防接種法に基づき、特例臨時接種として自己負担なく接種することができます。	令和5年度においても、引き続き自己負担なく接種することができます。 【追加接種】       高齢者など重症化リスクが高い人等：年2回（5月～、9月～）       5歳以上のすべての人：年1回（9月～） 【初回接種】       生後6か月以上で初回接種未完了の人：1～3回（年齢で異なる） 宗像市の新型コロナワクチン接種の詳しい情報はこちらへ。