更新日:2021年4月16日
普通会計 総額340.9億円…前年度比8.0億円減
平成27年度の当初予算が3月の定例議会で議決されました。
予算は、市に必要な収入と支出の計画です。みなさんが納める税金がどのように使われるのか、普通会計予算の内容をお知らせします。
普通会計とは、市では一般会計と住宅新築資金等貸付事業特別会計を合わせたものです
【歳入】歳入総額=340億9,465万円
普通会計の歳入の総額は、340億9,465万円で、前年度と比べ2.3%、7億9,898万円減少しています。主な要因として、財源不足を補うための基金からの繰入金の減少が挙げられます。また、本年度はふるさと寄附金の制度を変更したため、寄附金の増加を見込んでいます。詳細は、表1、図1を確認してください。
市税
市税には、市民税や固定資産税などがあり、歳入総額の28.7%を占めています。前年度と比べ0.3%、2,615万円の増加を見込んでいます。主な要因として、納税義務者の増などによる個人住民税の増加が挙げられます。
地方交付税、国県支出金
国や県から得られる収入です。地方交付税は市が自由に使えるお金で、歳入総額の20.4%を占めています。国県支出金は使い道が決められていて、歳入総額の22.0%を占めています。地方交付税は前年度と比べ1.4%、9,900万円の減少を見込んでいます。主な要因として、合併算定替による加算額の縮減が挙げられます。
市債
市が金融機関などから借り入れたお金です。前年度と比べ6.7%、2億3,800万円減少しています。主な要因として、市民活動交流館整備事業、さつき松原整備事業の完了に伴う、合併特例事業債の借入額の減少が挙げられます。
【表1歳入予算の前年度比較】
歳入項目 |
27年度 |
26年度 |
増減率 |
|
自主財源 |
市税 |
97億9,852万円 |
97億7,237万円 |
0.3% |
繰入金 |
25億7,188万円 |
38億6,803万円 |
-33.5% |
|
分担金・負担金・使用料・手数料 |
9億8,949万円 |
9億8,667万円 |
0.3% |
|
諸収入 |
4億3,960万円 |
4億2,794万円 |
2.7% |
|
財産収入 |
1億8,327万円 |
1億8,236万円 |
0.5% |
|
繰越金 |
1億100万円 |
1億300万円 |
-1.9% |
|
寄附金 |
1億円 |
280万円 |
3,471.4% |
|
小計 |
141億8,376万円 |
153億4,317万円 |
-7.6% |
|
依存財源 |
地方交付税 |
69億5,800万円 |
70億5,700万円 |
-1.4% |
地方特例交付金 |
6,420万円 |
5,670万円 |
13.2% |
|
地方譲与税など |
21億28万円 |
13億4,022万円 |
56.7% |
|
国県支出金 |
74億9,791万円 |
75億6,804万円 |
-0.9% |
|
市債 |
32億9,050万円 |
35億2,850万円 |
-6.7% |
|
小計 |
199億1,089万円 |
195億5,046万円 |
1.8% |
|
合計 |
340億9,465万円 |
348億9,363万円 |
-2.3% |
自主財源は市の独自財源、自前の収入
依存財源は国などから割り当てられる財源。自らの努力で増やすことができない収入
【歳出】歳出総額=340億9,465万円
普通会計の歳出の総額は、340億9,465万円で、前年度と比べ2.3%、7億9,898万円減少しています。主な増減の要因として、土木費の東郷駅駅前広場整備事業費(5億1,677万円の増)、市営住宅建替事業費(3億2,800万円の増)、教育費の市民活動交流館管理運営費(3億448万円の減)、総務費の宗像ユリックス管理運営費(2億310万円の減)などが挙げられます。その他、詳細は表2、図2、表3を確認してください。
【表2歳出予算の前年度比較】
目的別 歳出項目 |
27年度 当初予算額 |
26年度 当初予算額 |
増減率 |
主な増減理由と増減額 |
|
議会費 |
2億7,208 |
2億7,001 |
0.8% |
||
総務費 |
44億863 |
46億8,532 |
-5.9% |
個人番号制度情報化推進事業費 |
8,716 |
定住化推進事業費 |
8,620 |
||||
財産管理費 |
5,776 |
||||
コミュニティ・センター整備事業費 |
-8,300 |
||||
渡船事業特別会計繰出金 |
-8,791 |
||||
離島体験交流施設整備事業費 |
-1億2,148 |
||||
宗像ユリックス管理運営費 |
-2億310 |
||||
民生費 |
118億1,418 |
121億8,180 |
-3.0% |
障害者地域生活支援事業費 |
5,842 |
介護保険特別会計繰出金 |
5,438 |
||||
子育て世帯臨時特例給付金給付事業費 |
-5,714 |
||||
保育所保育実施事業費 |
-6,253 |
||||
生活保護扶助費 |
-6,486 |
||||
国民健康保険特別会計(事業勘定)繰出金 |
-8,152 |
||||
臨時福祉給付金給付事業費 |
-1億3,005 |
||||
衛生費 |
35億3,835 |
36億639 |
-1.9% |
上水道事業出資金 |
5,741 |
上水道事業繰出金 |
-1億1,539 |
||||
労働費 |
903 |
909 |
-0.7% |
||
農林水産業費 |
9億4,249 |
10億9,014 |
-13.5% |
大井ダム再整備事業費 |
-5,333 |
水産業振興事業費 |
-1億3,839 |
||||
商工費 |
5億7,432 |
7億5,069 |
-23.5% |
さつき松原整備事業費 |
-1億4,400 |
土木費 |
37億4,829 |
34億9,050 |
7.4% |
東郷駅駅前広場整備事業費 |
5億1,677 |
橋梁維持管理費 |
1億1,196 |
||||
市営住宅建替事業費 |
3億2,800 |
||||
消防費 |
11億3,178 |
9億9,100 |
14.2% |
消防施設費 |
1億2,775 |
教育費 |
30億2,352 |
32億3,986 |
-6.7% |
小学校施設改修事業費 |
1億6,984 |
中学校施設改修事業費 |
8,377 |
||||
学校情報化事業費 |
-5,911 |
||||
体育施設整備事業費 |
-6,000 |
||||
田熊石畑遺跡整備事業費 |
-7,926 |
||||
市民活動交流館管理運営費 |
-3億448 |
||||
災害復旧費 |
2,193 |
2,389 |
-8.2% |
||
公債費 |
45億955 |
44億5,444 |
1.2% |
公債費元金 |
1億13 |
予備費 |
1億50 |
1億50 |
0.0% |
||
合計 |
340億9,465 |
348億9,363 |
-2.3% |
|
【図2歳出予算の構成割合】
【表3予算規模】
市の予算は、収入や事業内容の違いで、3つに分類されます。
一般会計
福祉、教育、道路整備など、生活に深く関わる会計
特別会計
国民健康保険税や介護保険料などの特定の収入があり、一般会計と分けて収支を明確にした会計
公営企業会計
民間企業と同様に、事業収益で運営する会計
普通会計 =「一般会計」+「住宅新築資金等貸付事業特別会計」
一般会計 |
340億8,721万円 |
|
特別会計 |
住宅新築資金等貸付事業特別会計 |
744万円 |
国民健康保険特別会計(事業勘定) |
116億8,808万円 |
|
国民健康保険特別会計(直営診療施設勘定) |
8,874万円 |
|
後期高齢者医療特別会計 |
14億9,567万円 |
|
介護保険特別会計(保険事業勘定) |
72億9,349万円 |
|
介護保険特別会計(介護サービス事業勘定) |
5,906万円 |
|
宗像市・福津市介護認定審査会特別会計 |
5,158万円 |
|
渡船事業特別会計 |
4億6,389万円 |
|
漁業集落排水処理施設事業特別会計 |
1億4,803万円 |
|
公営企業会計 |
40億9,967万円 |
|
合計 |
594億8,286万円 |
このページに関する問い合わせ先
経営企画部 財政課 財政係 行政改革係
場所:市役所本館2階
電話番号::0940-36-1104
ファクス番号::0940-37-1242
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