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6月

更新日:2023年06月30日

6月30日(金曜日)
 3年5組の宮原学級のあいさつのことをお知らせしようと思います。
 赤間小学校では、あいさつをする時に相手の名前を呼んで「校長先生、おはようございます」と言っているのは、以前にもお話しました。名前を呼ばれた側はとても気持ちのよいものです。
 3年5組の子ども達は、相手の名前とあいさつに加え、もう一言添えることを頑張っています。例えば、「校長先生、おはようございます。今日は、雨がたくさん降りそうですね。」とか「校長先生、こんにちは。今日は図工があるので楽しみです。」などのように一言ついてくるのです。この一言で、その子との会話ができるのでとても楽しみです。「そうだね、今日は帰る頃に雨が降るかもしれないから気をつけてね」「へ~図工が好きなんだ。頑張ってね」などこちらからも一言返すようにしています。
 今日は、「校長先生、おはようございます。今日は全部頑張ります。」という子がいました。「全部頑張るの、すごいね」と言った後に「無理をしないでね」とつい大人に言いそうなことを口走ってしまいそうになりました。子供が全部頑張ると言っているんだから、頑張れるだけ頑張ればいいんだ。結果、全部頑張れたらこの子は大満足だろうなと思い、にっこり笑顔を返しました。
 この一言添えるあいさつを、以前、石井先生が子ども達にそう指導していたのを見て素敵だなと思っていたと宮原先生は話していました。子どもを高める先輩のスキルを取り入れることで自分の学級の子ども達が高まっていく。とてもいいことです。
 来週は、3年5組の子ども達がどんな一言を添えてくれるかな。



6月29日(木曜日)
 本日は、本校を会場校として「令和5年度特別支援教育推進教員養成講座」という研修会が実施されました。いわば県下で特別支援教育を推進していくスペシャリストを養成していくための講座で、その第2回が学校を実地研修の場として行われたわけです。
 それは、本校が令和2・3・4年度に取り組んできた福岡県重点課題研究指定・委嘱事業の成果を受けてのことです。本校が取り組んできた研究の成果を、受講生の皆さんに共有してもらい教員の資質能力を高めていくことに役立てていただければということで会場校をお受けしました。
 今日の研修会では、6年生の上野先生が道徳の授業を公開し、その後6年生の担任集団に特別支援学級担任数名を加えた6年生リフレクションチームでの協議会も参観してもらいました。
 リフレクションチームで、和気あいあいとかつ厳しさももって協議している姿や内容を参観された受講生の皆さんはとても感心して観てくださいました。なにか新しい気づきや刺激を感じ取ってくださっていたならば幸いです。
 本校が福岡県重点課題研究指定・委嘱事業を終え、今年度担うのは県下へ研究の成果を広めていく役割です。この研究のパイロット的な役割を果たしていけるよう頑張っています。
   上野先生はじめ6年生のリフレクションチームがいい提起をしてくれたことを誇らしく思います。



6月28日(水曜日)
 不安定な天候が続いています。今週は雨模様の日が多く,これからの季節,水の事故が気になります。先日も,三重県で川遊びをしていた中学生が亡くなりました。溺れそうになった妹を助けようとして事故にあったのではなかろうかと言われています。きっと、川で遊び始めた時には、そのようなことになろうとは微塵も思っていなかったでしょう。
 危険は、いつも身近に潜んでいます。水量の増えた川や側溝に、傘や足を入れてみようと考えたその瞬間までは、だれも事故に遭うとは思っていません。むしろ自分は大丈夫という考えが強いと思います。その油断が命を危険にさらしてしまいます。
 梅雨の時期、そして迎える夏本番。くれぐれも水を甘く見ないようにご家庭でもお話をしていただきますようお願いします。

 さて、ちょっと話題が変わって今日の給食メニュー「八宝菜」について。その名前の由来は、8つの野菜を使った中華料理と思ってある方も多いでしょう。今日の給食放送で、「八」は「たくさんの」を表し、「宝」は「体によい」ことを意味しているというお知らせがありました。なるほど、体に良いバランスのとれた食べ物なのだと感謝しながらいただきました。
「八宝菜」の意味、ご存じでしたか?



6月27日(火曜日)
 本日は、今年度新規採用教員として正式に教職の道を歩み始めた3名の教員、吉田千春先生と吉田愛先生、そして新里孝行先生の授業研修会が行われました。3人とも学級活動で学級会を公開しました。
 まだ、新しい学級がスタートして3ヶ月足らずですが、子どもたちに自分の学級の生活を自分たちの考えで創っていく意義を感じさせる良い機会となりました。まだ、学級会の進め方に慣れていない1年生も一生懸命に意見を発表し、みんなで考えを交流していました。
 どの学級もいきいきとした子どもの姿、話の聞き方のいい姿勢などが見られ、とても嬉しく思いました。
 さて、昨日の6年生の社会科見学。目的地は大宰府天満宮と吉野ヶ里遺跡でした。これから社会科で歴史学習が進んでいく中、歴史と文化を学びに行く貴重な機会となりました。雨で活動が制限されはしたものの、事故もなく無事に見学を終えたことは何よりでした。
 赤間小学校では、これまで新型コロナ対策として社会科見学や生活科見学ではバスを6台活用し学級を分散させながら見学に出向いていました。しかし、今年度は学級1台ごとの4台で見学に行くようにしています。学級のまとまりをより感じながら行事を行うことができます。
 今回、6年生は修学旅行の予行も兼ね、子ども達に態度面でしっかりとするように求めていました。聞くところによると、行く先々であいさつを頑張っていたようです。今後、他の学年も校外に学習に出かけます。6年生をいい手本に、赤間小学校の子どもとして誇れるような態度で学んできてくれたらいいなと思います。



6月26日(月曜日)
 先週の金曜日は、ホームページのサーバー不具合により、記述していたトピックをホームページで公開することができませんでした。本日、アップさせていただきます。
あわせて、今日は6年生の社会科見学です。この件は、明日の当コーナーで取り上げたいと思います。

6月23日(金曜日)
 3年生が福祉学習で、耳が不自由な方の生活について知るとともに手話に挑戦しました。
宗像市の社会福祉協議会を通じ、手話団体の「シュワッチ」の皆様に来ていただき、子どもの質問に答えていただいたり手話を教えていただいたりしました。
手話を使った歌「友だちになりたい」も一緒に練習していただきましたが、子ども達は、しっかり手話での歌ができるようになっていました。
 このような学習を通して、世の中にある多様性についても感じるところをつくってほしいと思いますし、自分たちにできることについても考えられるようになってほしいと思います。
 1年生はプールで水泳学習です。幼稚園や保育園のプールよりはやや大きめのプールにドキドキとしていることと思いますが、先生の指示を聞きながら、一生懸命水に慣れようと頑張っています。今日は少し水が冷たく感じたのか、体を水に浸けたり、水がかかったりするたびに「キャーキャー」と声が上がっていました。中高学年の子ども達は、コロナでプールができなかった影響を受けていますが、今年の1年生は小学校での水泳学習を順調にスタートさせたこととなります。水泳学習の目的の一つには、自分の命を守ることもあります。これから、数年かけて、自分の命を守るためにできることを身につけてくれたらいいです。



6月22日(木曜日)
 本日は、出張の関係で本コーナーのコラムを記載する時間がありません。申し訳ありません。
 本日は、赤間小学校より研修で他機関に出ている對間先生の研修中間報告会が附属福岡小学校で行われます。道徳の授業を公開し、その後協議会が行われます。本校出身の先生の頑張りを応援してきます。



6月21日(水曜日)
 久しぶりの雨の一日でした。朝6時過ぎくらいにとても激しく降ったので、今日は送りの車もさすがに多かったように思います。子どもたちにも指導はしているところですが、傘をさしている時に前を歩く子を追い抜こうと車道に出たり歩道との縁石に乗ったりする子がいます。くれぐれも交通事故が起きないよう気をつけていただければと思います。
 先日、学校からもメールでお送りしましたが、やむを得ず送迎される場合は、学校周辺や校地内では徐行していただくこととしています。最近、体育館周辺まで児童を送られた車両同士が危うく接触しそうになるということがありました。放課後の学童への迎えがある関係で、体育館周辺までの乗り入れを規制することはいたしませんが、その分、注意を払っていただければと思います。
 また、正門を入ってからはロータリーを時計回りで通行していただくこととなっています。この際も、降車した子どもが教室に向かってロータリー内を横断していることがあります。車の陰から子どもが出ることもありますので、十分注意をしてください。
登下校が、安全に配慮しつつも、子どもたちにとってよきコミュニケーションの場となったり、様々な気づきや学びの場となったりすることを、学校としては願っています。



6月20日(火曜日)
 昨日と今日の2日間、赤間小学校でミニイングリッシュ・キャンプが行われました。先週までに4年生がグローバルアリーナで実施したイングリッシュ・キャンプの出前版です。
 昨日が5年生、本日が6年生での実施でした。5年生も6年生も4年生の時にイングリッシュ・キャンプを経験しているので、要領は心得ています。たくさんのALTや留学生の方が来校していただき、3階の特別教室を使って英語を使ったゲームや会話を楽しみました。子ども達にしてみると、いつも自分たちが生活しているフィールドに、ゲストが来てくれた形なので、ずいぶんとのびのび 活動できていたように思います。
 これからさらにグローバル化が進む世の中において、外国語を使ったコミュニケーション、外国の方々とのふれあいに子ども達が慣れ親しむことは大切だなと思います。
 また、今日は5年生の福岡県学力検査の日でした。子ども達が真剣に問題に向き合っていました。4月に行った6年生の全国学力状況調査同様、子ども達が学習の面における自分の現在地を知ることにつながればよいなと思います。5年生は今日はプールもあり、忙しい一日でした。帰ったらゆっくり休ませてあげてください。


 

6月19日(月曜日)
 先週末は、東京への日帰り出張で一日学校を留守にしていました。この出張は、全国校長会として、教育環境を整備していくために課題となり得るものが何かを調査・検討し、国に対して要望をあげていくためのものです。どんな項目で調査をすすめていくかを検討していく中で、全国のあらゆる都道府県から参加している校長たちの話を聞き、同じ日本の小学校でも、こんなに物的人的環境が違うのかと思わされました。1つ事例を挙げると、学校の諸施設にどれだけ冷暖房が完備されているかを議論した際、福岡県では学校に事務室があることは当たり前のように思われていますが、学校に事務室そのものがないという県がかなりの数あり、事務室という概念そのものが違うことに驚きました。今後、数回にわたって様々な観点から議論を重ねていくこととなりますが、刺激を受けることになりそうです。
 さて、今日6月19日は「福岡大空襲」の日です。1945年の今日午後11時ごろから翌日にかけ、大規模な爆撃が福岡の街に対して行われました。死者・行方不明者1000人以上となる攻撃で、福岡の街は火に包まれました。学校も9つの小学校が焼けてしまいました。防空頭巾をかぶり猛火から逃げ惑う人の中には、防空壕を見つけても中には入れてもらえず、走って逃げながら少しでも安全な場所を探した人もいると聞きます。そして焼野原となった街を目にした人々の気持ちを考えると胸が痛みます。
78年が経過した現代においても、ウクライナでは街を失った人々がいます。「戦争は最大の人権侵害である」そのことを忘れてはいけません。



6月15日(木曜日)
 佐賀県の吉野ケ里遺跡で石棺墓の発掘作業が行われ、邪馬台国の所在地に関する強力な手掛かりが出るのかと期待されていましたが、残念ながら人骨や副葬品などは発見されることはありませんでした。
ちょうど再来週に6年生が吉野ヶ里遺跡に社会科見学に行くようにしていたので、もしも世紀の大発見となれば、ものすごくタイムリーな時に現地見学に行くことになるなと思っていました。
 今回発掘されたところでは、強力な手掛かりを得ることはできませんでしたが、これからもさらに発掘は続くということなので、歴史ロマンはまだまだ続きそうです。
 6年生も、歴史の勉強の入り口として吉野ヶ里遺跡を見学しつつ、邪馬台国ってどこにあったのだろうという夢と希望を感じてくることと思います。
 物事がはっきりすることもいいですが、ややベールに包まれている状況も悪くないのかもしれません。

 さて、明日は終日出張で学校不在です。本コーナーの更新は月曜日となりますので、ご了承ください。



6月14日(水曜日)
今朝の話です。
   正門で子ども達を迎えていると、笠野主幹教諭がやってきて「通学路で泣いている1年生がいるということなので行ってきます」ということでした。様子を見ていると正門前の坂道を下りきる前に子ども達の集団と出会いました。どうやら泣いていた1年生もその中にいたようで、笠野主幹教諭に付き添われて教室へと向かっていきました。
   聞くところによると、正門下の横断歩道で交通見守りをしてくださっている方が学校に知らせてくださったということで、見守りが終わって上がってこられた時にお礼を言いました。
   すると、「いや~子どもの力ってすごいですね。感動しました」とおっしゃいました。
   1年生の子が泣いて、学校への歩みが進まなかったところに6年生の子が来て、1年生に優しく話しかけたそうです。さらに別の6年生が加わり、根気強く1年生に話しかけたところ、1年生が少しずつ学校に向けて歩き出したということでした。様子を見ていて、大人が口をはさむよりは子どもに任せた方がいいと思われたそうです。
   6年生が学校の中だけでなく、学校の外でも最上級生としての自覚をもち、誠意ある行動ができたことは、とても嬉しいことです。そんな6年生がたくさんいてくれる学校であれば、全校の子ども達にとっては、とても安心できる学校となります。



6月13日(火曜日)
給食に関するお願いを2点します。
まず、1点目です。赤間小学校では、給食の準備時間に給食当番に限らず全ての子どもがマスクを着用するようにしています。普段からご家庭の方針でマスクを着用している子どもはそのマスクを併用しています。不織布のマスクに限らず布マスクでもよいのですが一週間使ったら持ち帰って洗濯してくることとしています。
その給食準備時間用マスクを忘れてしまった子どもには、学級備え付けの予備マスクを一つ貸し出しています。使ったマスクは持ち帰るようにしていますので、マスクを借りた際には翌日に新しいマスクを一つ学級に返却していただくようお願いします。できれば個包装された物が衛生的にはいいかと思います。よろしくお願いいたします。
2点目です。先日、宗像市の校長会で情報共有が図られたこととして、小学校に入学するまでに家で食べたことがない食材が給食で出て、食物アレルギーの反応が出てしまったということがありました。
本校でも翌週の給食食材で1年生対象に未摂取の状況がないか確認したところ、思っていたよりも多くの家庭で食べたことがない、食べさせたことがないということがわかりました。宗像市の食物アレルギー対応マニュアルによると、家庭で未摂取の場合原則として学校では提供できないことになっています。
今後も同様のことが考えられますので、給食に出る食材については、あらかじめ家庭で食べてみてアレルギーの反応が出ないかをご確認ください。また、食べたことがない食材だから食べさせたくないというご家庭のご意向がある場合、除去対応をするには診断書や面談が必要となります。子どもが自分の手で対象食材を外して食べるということはヒューマンエラーにつながりかねませんのでできません。
食の安全を守るという意味で、ご家庭のご理解とご協力をお願いいたします。



6月12日(月曜日)
本日から、令和5年度の水泳学習開始です。
プールからは、さっそく水に親しむ子ども達の声が聞こえてきていました。しかし、コロナで水泳学習が実施出来ていなかった影響を大きくうけている状況に変わりはありません。
   本来であれば、「4年生では息継ぎクロールで25m泳ぐことを目標に」といったところですが、まだ、面かぶりクロールさえも十分に練習できていない子どもが大半です。現在の子ども達の状況に合わせながら目標設定し、がんばらせていこうと思います。
何よりも1学期の水泳期間中、事故が起きないようにしていくことが重要です。子ども達の体調や安全確認に気を配りながら学習を進めていきたいと考えています。
水泳学習がある日は、スクリレで健康状況の報告をいただくようにしています。この報告がないとプールには入れせんので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
さて、週明けにインフルエンザの罹患報告が急増しました。先週は3年生が学級閉鎖となっていましたが、明日からは1年生と4年生の一学級ずつが学級閉鎖となります。一気に欠席児童が10名以上となった学級もあります。インフルエンザに家族が罹患しても、自宅待機する必要がないだけに広がりやすい状況もあります。その分、みんなで予防に努めていかないとなりません。
外から帰ったらうがい手洗いなどをしっかりし、しっかりと栄養と休養をとるようにしてください。また、うつることもうつすことも心配なお子さんには、適宜マスクを着用させるなどご配慮ください。



6月9日(金曜日)
本日は6月の学校の日でした。午前中4時間の公開でありましたが、多くの保護者の方々にご来校いただきました。ありがとうございます。
どの学年も運動会が終わってしばらくたち、ようやく日常の生活、学習に落ち着いて取り組み始めたところです。一生懸命考えたり発表したりする子どもたちの姿をご覧いただけたのではないでしょうか。
たくさんの方に学校に来ていただいて、子ども達の頑張りを観ていただくことは大変嬉しいことですが、同時に学校の安全管理の面で気を引き締めなければならないこともあります。2001年の6月8日は大阪府の附属池田小学校で無差別殺傷事件が発生した日です。あれから22年。現在の校長は、当時6年生の担任でした。凄惨な現場を知っているからこそ、時が経過しても命の尊さ、安全を守る大切さを訴え続けていく責務を担っておられます。学校現場が地域や保護者に解放されることは、間違いなく良いことです。その中で子ども達の安全を保障していくことを両立しなければなりません。
赤間小学校の保護者の皆様は、参観マナーもよく、参観のルールもきちんと守ってくださっています。そのモラルの高さはいつも感謝しております。子どもの安全を守るという観点から、学校に来られた際の受付名簿の記入や名札の着用は引き続きよろしくお願いいたします。名札のない方にはお声かけさせていただくこともありますのでご了承ください。



6月8日(木曜日)
3年生でリコーダー講習会が行われました。残念ながら3年1組は学級閉鎖のため、別日での開催となりますが、他の4学級が合同でリコーダーのことについて講師の先生から教わりました。冒頭からリコーダーで出る高い音色に驚いた子どもたちでしたが、上手な演奏にするためのコツやいろいろな種類のリコーダーのことを教わり興味津々でした。
3年生は、生活科に変わって理科や社会が始まったり、毛筆が始まったりと新しく習うことがたくさんあります。リコーダーもその一つです。たくさん練習して、いろいろな曲が上手にふけるようになってほしいと思います。これから、ご家庭でリコーダー練習をする機会も増えることと思いますが、あまり上手でなくてもその頑張りを誉めてあげてください。最初から上手な人はいないので、誉められた嬉しさできっと努力を重ねていくと思います。
5年生では家庭科の裁縫が始まっていました。5年生としては初めての学習です。玉止めや玉結びの練習をしていましたが、なかなかうまくいきません。これもリコーダーと同じで繰り返し練習することが大切です。
将来、大人になった時に、何気なく玉結びをしている時に、はじめの一歩を懐かしく思い出してくれたらいいなと思います。



 6月7日(水曜日)
運動会が終わり、学習が通常のリズムに戻る中、校外に学習に出る学年、学級が増えています。
2年生は、昨日と今日で2学級ずつに分かれ、赤間の街探検に行きました。赤間宿を中心に赤間の街にどのようなものがあるのかを見に行っています。昨日はややぐずつき加減の天候の中、そして今日は暑い気候の中での見学となりましたが、しっかりメモをとり、学んできています。この2年生の街探検は、11月に行う宗像こども大学につながっています。2年生は、郷土を知り、愛着や誇りを感じる勉強の入り口をくぐりました。
4年生は、今日と16日の2日間、2学級ずつでイングリッシュ・キャンプです。グローバルアリーナを会場に、ALTの先生達、留学生の学生さんたちと一日を過ごします。このイングリッシュ・キャンプでは、日本語はほぼ使いません。インストラクターの方々は、ゲームや活動の説明も、トイレに行くことやお茶を飲むことの指示も全て英語で行います。もちろん、身振り手振りを加えて話してくれますので、子どもたちにはなんとなくニュアンスで伝わります。楽しい活動がいっぱいですし、インストラクターの方々がテンション高めで盛り上げてくれますので、4年生の子ども達は笑顔いっぱいでした。
そんな楽しく充実した活動が展開されている反面、ちょっと子ども達の体調で心配な様子があります。現在、赤間小学校では、新型コロナ、インフルエンザ、細菌性胃腸炎などの感染症に罹患している子どもが複数います。明日から3年1組が学級閉鎖となりますし、全校的に欠席数もやや多くなってきています。ご存じのように、県内では中高一貫校がコロナ感染で休校になっています。新型コロナが5類に引き下げられたとはいえ、まだ手放しで安心できる状況とはいえません。手洗いや換気など、基本的な感染予防対策は引き続き講じていきたいと思います。ご家庭でもどうぞお気をつけください。なお、体調不良や発熱などによって欠席される場合は、できるだけ医療機関に受診していただき、何らかの感染症に罹患している場合は速やかに学校にご報告いただくようお願いいたします。



6月6日(火曜日)
今週も体力テストは続いていますが、今日は1年生が体力テストに挑戦する日でした。1年生にしてみれば、これまで経験したことが無いような種目ばかりです。反復横跳びなどはどう動いたらいいのかもよく分からないと思います。
そこで、1年生の力になろうと立ち上がったのが6年生です。6年生が1年生の体力テストにマンツーマンで補助について計測のお世話をしました。種目から種目へと場所を移動したり、計測の仕方を教えたり、記録をカウントしてあげたりと、親身に1年生の計測に関わりました。
入学式には参列していない6年生ですが、今年度は1年生の掃除のお手伝いに行くなど、早くからお世話活動には携わっていました。しかし、集団と集団とのかかわりはあったものの、マンツーマンでのお世話というのはなかなか機会がありませんでした。それだけに、今日の体力テストで責任をもって1年生のお世話をしたことは6年生にとっても貴重な経験です。「自分のことだけで精一杯になっていてはいけないな」という気持ちになったことと思います。
本日の1年生の体力テストにも、足元の悪い中、多くの保護者の方が補助いついてくださいました。PTAのオールスタッフ制度、上々の滑り出しです。ご協力いただいた保護者の皆様、そして、定員オーバーで参加はできなかったもののご応募いただいた保護者の皆様、ありがとうございました。



6月5日(月曜日)
今朝の新聞に、学校の養護教諭が摂食障害をもつ子どもと接した機会がある割合が5割を超えているという記事がありました。
摂食障害とは、拒食や過食などの症状が見られることを言いますが、子ども達にも何らかの原因で食べられなくなってしまうことや逆に食べ過ぎてしまうことが起きているというわけです。
拒食については、精神的なストレスが原因となることもありますが、「太りたくない」「痩せたい」といった意思がはたらき、「食べない」から「食べられない」になってしまうこともあります。
小学生や中学生の時は、体づくりの基礎となる大切な時期です。バランスのよい食事をきちんと摂ることが必要です。大人が発している「食べ過ぎると太るからいや」というメッセージを受け取った子どもが、「私も」ということにならないようご配慮いただけたらと思います。
きちんと食事をとって、適度に運動をして、そして十分な休養をとる。この当たり前のことが大人には難しくなります。だからこそ子ども達には、当たり前のことが当たり前にできる力をつけておきたいと思います。



6月2日(金曜日)
中国・四国地方を中心に激しい雨が降り続いています。「線状降水帯」という言葉を聞くと、ドキッとするようになってきました。これまで大きな水害をもたらしてきた線状降水帯やゲリラ豪雨などに気をつけるシーズンとなっています。
今週は、少しだけ晴れ間があっただけで、曇りや雨が多かったです。昨日と一昨日、赤間小学校では、プール掃除を高学年の子どもたちが行いました。一昨日、5年生がプールサイド周辺を掃除した時は、幸い雨はふらなかったのですが、昨日、6年生がプール内の掃除を終え教室に戻ろうかとした時に、大粒の雨が降り出しました。水着に体操服姿の6年生は、突然降り始めた雨にうたれ、キャッキャとはしゃいでいましたが、あっという間に体操服はびしょびしょに濡れてしまいました。もう少し降り始めが早かったらプール掃除は終わっていなかったので、6年生が手際よく掃除をしてくれていて良かったと思いました。
今後、雨の降り方で、登下校の時刻を変更し安全を確保する日があるかもしれません。できるだけ早く判断し、保護者の皆様にお伝えしたいと考えています。用心した判断ゆえに、結果的には大したことはなかった、わざわざ登下校時刻をずらす必要はなかった。ということがあったとしても、安全を優先した判断としてご理解いただければと思います。
雨のひどい日などは、スクリレに気を配っておかれてください。



6月1日(木曜日)
   昨日から「新体力テスト」が始まっています。
   昨年度までは、コロナの影響もあって、種目を限定して行っていましたが、今年度からはシャトルランなども含め全種目で実施します。シャトルランやソフトボール投げなど計測に時間がかかる種目は別途実施予定です。昨日から始まっているのは、反復横跳びや長座体前屈、立ち幅跳び、上体起こし、握力など、体育館で計測できるものに取り組んでいます。
   宗像市から体力推進委員の方々にもお見えいただき、計測のお手伝いや良い記録を出すためのコツを教えていただいています。
   また、各学年とも「PTAオールスタッフ制」を活用し、保護者の方々が多数お手伝いに来てくださっています。学校としては、毎年計測員や記録員の数が足りず苦慮していたのでとてもありがたく思っています。
   毎日1学年ごと計測していますので、来週も新体力テストは続きます。運動会の練習で体力がついてきていることと思いますので、各自良い記録が出るよう頑張ってほしいなと思います。
   ただ、この新体力テストは、良い記録を出すことだけが目標ではありません。自分の体力の現在地を知ることが最も重要です。持久力が足りないのか、俊敏さが足りないのか、柔軟性が足りないのか、自分のことをよく知って、苦手なところをなんとか伸ばしていこうと思えればよいです。
   歯を食いしばって、記録に挑戦している子どもの姿は、とても素敵です。