令和7年度食育講演会 食魚談義in宗像 ~むなかたの魚はやっぱりすごい!~ 最終更新日:2026年3月11日 (ID:9739) 印刷 令和8年2月21日(土曜日)、メイトム宗像多目的ホールにて、「令和7年度食育講演会 食魚談義in宗像 ~むなかたの魚はやっぱりすごい!~」を開催しました。本講演会は、魚をさまざまな角度から見つめ直し、海や魚をより身近に感じてもらうことを目的に実施したものです。魚をもっと身近に本市は、県内有数の水揚量を誇る漁港を有しており、道の駅むなかたや活魚センターなどでは、鮮度の高い地元の水産物を手に入れることができる環境にあります。一方で、水産庁のデータによると、日本人1人あたりの魚介類の年間消費量は、2001年度(平成13年度)をピークに長期的な減少傾向にあります。魚に含まれる脂質には、EPAやDHAなど健康に良い成分があることの認知度は高いものの、農林水産省による意識・意向調査によると、「価格が高いこと」に加え、「扱いにくい」「調理方法を知らない」などの理由が家庭での消費の妨げとなっているとされています。今回の講演会では、こうした現状を踏まえ、魚の魅力や地域の海の恵みについて学ぶ機会として開催しました。あまじょっぱくておいしい「大島の塩」づくりの発表講演会のはじめに、大島学園3・4年生の児童の皆さんが、総合的な学習の時間に学んだ「大島の塩」について、クイズ形式で発表を行いました。「大島の塩」のおいしさのヒミツや、塩づくりを教えてくれた「塩じい」のこと、塩づくりに挑戦して無事に完成したこと、そして出来上がった塩をみんなで味わった感想などを紹介してくれました。 発表を行う大島学園の児童発表の最後には、参加者一人一人に「大島の塩」をプレゼントされ、会場は和やかな雰囲気に包まれました。参加者へ「大島の塩」をプレゼントする様子食魚談義続いて、「いのちのたび博物館」学芸員の日比野友亮先生から、「食べる魚」をテーマに基礎的なお話をしていただきました。アナゴとウナギの見分け方や、北九州地方は浅い海(砂地)を好む魚が多く白身が多いこと、また福岡は都市部でありながら地元の魚の流通が多い地域であることなど、地域の魚の特徴について紹介がありました。さらに、流通量などを踏まえた「今食べてほしい魚5選」として、イワシ、サワラ、ブリ、マダイ、ハタが紹介されました。「いのちのたび博物館」学芸員の日比野友亮先生後半の応用編では、「宗像のあまちゃん」こと、魚住由佳理さんから鐘崎の海女漁について発表があり、その後、日比野先生とのトークセッションを通して、宗像の海についての理解を深めました。トークセッションを行う日比野先生と魚住さん特別応用編「ギョギョっと!むなかたエコサラダコース」日比野先生による魚のお話しの後には、小学生を対象に、旬の魚を使ったエコサラダづくりを行いました。サラダは、「むなかたエコサラダ」を協働で開発しているキユーピー株式会社から提供されたレシピを基に、「ブリのレモン風味マリネ」を作りました。子どもたちは、魚を調理しながら楽しく学び、出来上がった料理をおいしく味わっていました。エコサラダづくりを行う子どもたちの様子最後に本講演会は、海から始まり、塩や海藻、そして食卓で味わう魚へとつながる構成で実施しました。市民の皆様に、海や魚をより身近に感じていただき、宗像の魅力を改めて認識していただくとともに、日々の食卓に魚介類をバランスよく取り入れるきっかけとなれば幸いです。