宗像市「つなぐスクール」バレーボール体験会~3月17日レポート~ 最終更新日:2026年3月17日 (ID:9612) 印刷 こんにちは、小野ママレポーターです。市では、さまざまな競技を通じて気軽にスポーツの楽しさを知ってもらう「むなかたっ子熱くなれシリーズ」に取り組んでいます。令和7年12月7日、日本バレーボール協会の新教育プログラムを基にした体験型スクール「つなぐスクール」が、市内の小学生3〜6年を対象に開催されました。子どもたちが“スポーツの楽しさ”を見つけた2時間「つなぐスクール」では、“技術の習得だけ”ではなく、仲間と一緒にスポーツを楽しむ心を育てることを大切にしています。会場である自由ヶ丘中学校体育に入ると、すでに弾んだボールの音と笑い声が響き、「今日の2時間は絶対に楽しくなる」と感じさせる明るい空気に満ちていました。指導者の小野美優先生は、日本体育大学女子バレーボール部のOGで、在籍時はインターハイや国民スポーツ大会に出場。現在は中学校教諭として子どもたちの指導にあたっています。競技経験の豊富さはもちろん、子どもへの声かけがとても優しく、「できているところを探して褒める」姿勢が一貫していました。小野先生をはじめつなぐスクールの皆さん丁寧に指導してくれました今回とくに印象的だったのは、小野先生の次のような指導方針です。チームで喜ぶ誰かが成功した瞬間は全員で大きな拍手!1人の成功を周りの子どもたちも一緒に喜ぶスタイルで、体育館が温かい空気に包まれました。お互いを褒め合うパスが続いたら「ナイス!」「上手い!」と自然に声が飛び交い、子どもたちは褒められるたびに表情がどんどん明るくなっていきました。失敗してもフォローし合うミスをしても “責める空気” は一切なし。先生も「いいチャレンジ!」「今のも惜しいよ!」と必ず声をかけるため、子どもたち同士でも「ドンマイ!」「次いこう!」とフォローする姿が広がっていました。初めての子どもでも楽しめる工夫がいっぱい当日のプログラムは以下の通りです(箇条書き)自己紹介ウォーミングアップ円陣パスネット越し円陣パスアタック体験サーブ体験ワンバウンドゲーム当日のプログラムひとつひとつのメニューが短く区切られてテンポよく進むため、初めての子どもでも置いてきぼりにならないよう工夫がされていました。小学6年生の息子も最初は緊張気味でしたが、ウォーミングアップの頃にはすっかり周りの子どもたちと打ち解け、「失敗しても大丈夫」という雰囲気の中でどんどん積極的に動き始めました。トスの手の形をイメージ実際にボールを持って構えてみます成功体験を自然に積み重ねていく最初はボールが腕に当たらない場面もありましたが、小野先生が「いいよ、その調子!」と声をかけてくれるたびに表情が明るくなり、徐々に腕に当たる回数が増えていきました。サーブが入った瞬間の笑顔何度か挑戦するうちに、ついにサーブがネットを越えた瞬間、周囲の子どもたちが「すごい!」「やったね!」と褒めてくれて、息子は照れながらも本当に嬉しそうでした。アタックが決まる感覚を初体験先生が成功しやすいボールを上げてくれたおかげで、普段経験のないアタックにも挑戦でき、「バレーボールってこんなに気持ちいいんだ」と興味が湧いたようでした。トスの練習サーブの練習学び、楽しみ、成長した子どもたち参加した子どもたちからは、「失敗しても、先生が「いいよ!いいよ!」って言ってくれた」「バレーボールをやってみて、思ったより動くし疲れたけどすごく楽しかった」「また参加してもっと上手くなりたいと思った」などの声が。参加者全員には、可愛いバレーボール柄のキーホルダーが配られ、子どもたちのテンションはさらにアップ。「また来たい!」という声があちこちで聞こえてきました。今回の体験会は、技術を教えるだけでなく、スポーツの本質である「つながり」「応援し合う心」「挑戦する楽しさ」 をしっかりと感じられるイベントでした。小野先生の指導方針である「チームで喜ぶ」「お互いを褒め合う」「失敗してもフォローし合う」の3本柱が常に意識され、子どもたちは安心して自信を持ってチャレンジすることができました。息子を含め、参加した子どもたち全員が「自分はできるんだ」と自信を付けて帰っていく姿がとても印象的でした。自分の頑張りや気持ちを振り返ります素敵な思い出になりました宗像市のこれからの部活動と、今回の取り組みの位置づけ宗像市では、令和9年度から中学校の部活動が地域クラブ活動へ完全移管されることが決まっています。学校外の地域が、子どもたちの「学び」や「挑戦」を担う時代に向けて、市としてもさまざまな準備が進められています。今回の体験会もその一環であり、“子どもたちが楽しくスポーツに触れられる場を地域で育てる”という大きな目的があります。しかし、地域クラブ化に向けて課題になるのが、「レッスン色が強くなりすぎると、子どもの“楽しい”が育たない」 という点。そこで宗像市は、今回の体験会で「楽しさ」「つながり」「チャレンジ」を中心にしたコンセプトを講師へ共有し、カリキュラム作成は講師に裁量を持って自由に組み立ててもらう方式を取っています。今回のバレーボール体験会の内容は、そのコンセプトを踏まえて 小野美優先生が自ら考案したプログラム。だからこそ、「難しすぎない」「できた!が積み重なる」「仲間とのつながりが自然に生まれる」というような“本当に子どもが楽しいと感じられる2時間”になっていました。宗像市のこれからの地域クラブに向けた取り組みとして、とても価値のある一歩だったと感じます。「むなかたっ子熱くなれシリーズ」では、さまざまなスポーツ教室を開催しています(随時更新)(表記はレポーターの表現を優先しています)