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「宗像あなごちゃん祭り」レポート~9月7日レポート~

最終更新日:
(ID:8885)
こんにちは、三毛猫ママレポーターです。
今年は稀に見る猛暑の影響で、食欲が落ちている方も多いのではないでしょうか。
何かアッサリして栄養満点なものが食べたい…。
そんな方にオススメなのが『宗像あなごちゃん祭り』。
この時期にしか食べられない、美味しいあなご料理をたくさん食べてきましたので紹介します!

あなごに含まれる栄養と効能

あなごは良質なたんぱく質の他、D.H.AやE.P.Aが多く、亜鉛、ビタミンAなど、ミネラル、ビタミンの豊富な魚です。骨も料理すると美味しく食べられるのでカルシウムも摂りやすく、脂肪はなんとウナギの半分以下。
そのためアッサリと食べやすく、夏バテや風邪の予防に効果的な魚といわれています。

あなごの水揚げ量は県内トップクラス!

宗像市のあなごの水揚げ量は、福岡県内トップクラス(令和6年度 約50t)で、そのほとんどは鐘崎漁港で水揚げされています。
玄界灘の荒波にもまれ育ったあなごは、ほどよく脂がのり、引き締まった身が特長です。
宗像漁協では、筒状のかごを海底に沈める「かご漁」であなごの体を傷つけないように取ります。
その後、活魚水槽に移し、出荷直前に加工して新鮮な状態でお店に提供しています。

『宗像あなごちゃん祭り』とは?

  • 写真⓪

    宗像あなごちゃん祭り

  • 『今だけ!ここだけ!あなご茶漬け』チラシ

    むなかた地魚茶漬け祭り「あなご茶漬け」


今年で11年目を迎える、宗像市で水揚げされた旬のあなごを使った料理が味わえるフェア。
それが『宗像あなごちゃん祭り』です。
2025年は7月1日~9月30日に開催され、宗像・北九州・福津市などの約30店舗が参加し、料理人の腕や技が光る至福のメニューを提供します。

また、宗像観光協会などが主催の『むなかた地魚茶漬け祭り』では『今だけ!ここだけ!あなご茶漬け』も2025年7月5日~8月31日に開催。今回は、市内を中心に18店舗が参加し、それぞれが工夫を凝らした茶漬けを用意されました。

どのお店も美味しそうなのですが、今回は『いけす料理 史』と宗像王丸・天然温泉やまつばさ内『レストラン みあれ』に取材に行ってきました。

『いけす料理 史』

  • 『いけす料理 史』

    『いけす料理 史』

  • いけすには新鮮なお魚が泳いでいます

    いけすには新鮮なお魚が泳いでいます


『いけす料理 史』は、『あなごちゃん祭り』開催初年度から毎年参加している老舗割烹料理店です。
宗像市民に昔から愛されるこのお店は、JR東郷駅の近くに位置し、落ち着いた和の佇まいを見せる名店です。
店内は子ども連れにも安心な和室の個室が並び、カウンター席ではいけすを眺めながら食事を楽しむことができます。

今回は『炙(あぶ)りあなご茶漬け』と『あなごコース』をいただきました。

  • 『炙りあなご茶漬け』小鉢、茶碗蒸し付き

    『炙りあなご茶漬け』小鉢、茶碗蒸し付き


『炙りあなご茶漬け』(税込2,000円)は1日10食限定の大人気メニュー!
大将の吉田章治さんにオススメの食べ方を教わりました。

まずは炙ったあなごをそのまま一口。
炙ったあなごだけでも美味しいですが、ご飯と食べると一層香ばしさと甘みが増していきます。これは美味しい!

あなご本来の味を満喫した後は、お茶漬けにしてみます。
茶漬け用のお茶は緑茶なので、食欲の落ちた方でもスッと喉を通りそうです。アッサリと食べれて食が進みます。
こちらのお茶漬けは特製の胡麻醤油で味変も可能。醤油は宗像のマルヨシ醤油から取り寄せているとのこと。
醤油の甘さ、胡麻の風味に、お店でとった鰹出汁の旨みが加わった、この特製胡麻醤油はとても濃厚。本当に美味しい!
ついたっぷりと胡麻醤油を入れ、ペロリとお茶漬けを食べちゃいました。

  • 1日10食限定の大人気メニュー!

    『あなごコース』小鉢、あなごの刺身、白焼き、天ぷら、蒲焼き、ご飯、味噌汁、デザート付き


『あなごコース』(税込3,500円)は2人前から、要予約のコースです。
あなごの名産地である宗像でも、あなごづくしのコースを提供するお店は少ないとのこと。
通常は一品ずつ出来立てを提供されますが、今回は同時に出していただいたため、食べ比べが実現できました。

あっさり味なのにモチモチした歯ざわりの刺身から、フワフワなあなごの白焼き、蒲焼きまで。美味しいのはもちろんのこと、とにかくあなごの食感が料理ごとに変わって面白い!

初めて食べたあなごの背骨も、カラッと揚がってお煎餅みたいにポリポリと食べることができます。カルシウムもたくさん摂れて、これは夏バテも吹き飛びそう。
あなごの魅力を充分に満喫できる、とても美味しいコースでした。

  • 娘はあなごの天ぷらがお気に入りだったようです

    娘はあなごの天ぷらがお気に入りだったようです

宗像王丸・天然温泉やまつばさ内『レストラン みあれ』

  • 『レストラン みあれ』店内は明るく外の景色もキレイ!

    『レストラン みあれ』店内は明るく外の景色もキレイ!

  • 家族風呂は4タイプ。こちらは「桜」です

    家族風呂は4タイプ。こちらは「桜」です


温泉を愛する宗像市民にはお馴染みの『やまつばさ』。温泉好きな我が家もよく行きますが、じつは「温泉総選挙2024」で「美肌部門」全国第4位、九州第1位となった知る人ぞ知る名湯なんです!
やまつばさ内には『レストラン みあれ』『旬彩割烹 白珪』の2つのお食事処があり、厨房の増改装を経て2025年7月23日にリニューアルオープンしたばかり。

今回は『レストラン みあれ』で『鐘崎天然穴子の押し寿司御膳』と、『お子様ランチA』をいただきました。

  • 『鐘崎天然穴子の押し寿司御膳』穴子の押し寿司、穴子と野菜の天ぷら、茶碗蒸し、小鉢、サラダ、味噌汁付き

    『鐘崎天然穴子の押し寿司御膳』穴子の押し寿司、穴子と野菜の天ぷら、茶碗蒸し、小鉢、サラダ、味噌汁付き

  • 『お子様ランチA』スープ、ジュース、デザート付き

    『お子様ランチA』スープ、ジュース、デザート付き


『レストラン みあれ』があなごちゃん祭りに参加するのは3回目。
鐘崎漁港から直接仕入れ、お店で炊き上げたあなごを使ったこちらの『鐘崎天然穴子の押し寿司御膳(税込2,300円)』はリピーターも多い、この時期の人気No.1メニュー!
毎年楽しみに待っているお客さんも多いそう。

綺麗な形のあなごの押し寿司を早速一口…甘めのタレが染みててしっとり。あ~美味しい!
柔らかく炊き上げたあなごがお口の中でホロホロとほぐれ、すし飯と相性も抜群です。
このままでもパクパク食べられますが、半分ほど食べたところでわさびを付けて味変を少々。つんとわさびが効いて、さらに食欲をそそります。
押し寿司一本はさすがに食べられないかも?と思っていた私ですが、天ぷらや茶碗蒸しと共に美味しく全部ペロリでした。

『お子様ランチA(税込2,100円)』は大人が食べたくなるような立派な海老フライやステーキがついた、夢のような一品!
あなご料理の写真を一生懸命に撮る私の横で、娘はお子様ランチをパクパク無心に食べていました…うん、美味しいと止まらないよね笑
特にサイコロステーキは絶品だったらしく、ふと見るともう無い!私は一口も食べれず…残念です。(プリンはくれました、ありがとう!)

  • 料理長の堀昌平さん

    料理長の堀昌平さん


料理長の堀昌平さんは「夏に大人気のあなご料理ですが、『レストラン みあれ』では、あなごの刺身とたたきは年間を通して提供しています」と教えてくれました。
これはあなご好きには嬉しい情報ですね。

鐘崎漁港から仕入れたイカのお造りも登場。
美味しい料理に美肌温泉。
食欲の秋は、遠出しなくても宗像市内だけで充分満喫できそうですね。

『レストラン みあれ』はベビーベッドや子ども用の椅子も完備。
『やまつばさ』には大浴場だけでなく、貸切でゆったりくつろげる家族風呂もあります。
こちらは椅子やトイレ、ウォーターサーバーまで完備した個室なので、小さなお子さんと一緒でもゆっくり利用できます。
詳しくはホームページをご覧ください。

やっぱりすごい!「食のまち 宗像」

今回は2店しか紹介できませんでしたが、本当にどの料理も美味しくて幸せな取材でした。
他にも気になる料理、気になるお店がいっぱいあるので、期間中はまだまだたくさんお店を回りたいと思います!

『あなごちゃん祭り』は2025年9月30日まで。
(『むなかた地魚茶漬け祭り』『今だけ!ここだけ!あなご茶漬け』は2025年8月31日まで開催されました)
皆様も是非、美味しいあなご料理を食べてこの厳しい残暑を乗り切りましょう!

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