出会い・気づき・笑顔!親子で感動した「ジュニアボランティアスクール」の3日間~10月19日レポート~ 最終更新日:2026年10月19日 (ID:10321) 印刷 こんにちは!小野ママパパレポーターです。今回は、夏休みの2026年7月29日〜31日にメイトム宗像で開催された「ジュニアボランティアスクール2026」の取材レポートをお届けします!このスクールは、小学4年生から中学1年生までの子どもたちが福祉やボランティアについて学び、実際に地域の中で体験を行う体験型プログラムです。実は我が家の中学1年生の息子も「参加者」としてこのスクールに飛び込みました!「ボランティアってなんだろう?」「自分にもできるかな?」と期待と不安が入り交じった表情でスタートした子どもたち。3日間の体験を通して、どんな気づきを得て成長していったのか、母として、そしてレポーターとして近くで見守った熱気あふれる現場の様子をたっぷりご紹介します!心強い存在!後輩たちを温かく支えた中学生ボランティア今回のスクールを語る上で欠かせないのが、頼もしいサポートで現場を引っ張ってくれた3人の中学生女子ボランティアの存在です。実は彼女たち、昨年まで(当時中学1年生)この「ジュニアボランティアスクール」に参加していたOBメンバー!スクールを卒業して“ボランティア側”としてスクールに駆けつけ、後輩たちのサポートをしてくれました。真剣な表情で説明を聞く子どもたちお世話になるボランティアセンターのみなさんOBでもある頼もしい中学生ボランティアのみなさん初日に緊張した面持ちの小学生に優しく声をかけて輪に入れたり、2日目の施設訪問では率先して重いおもちゃの準備やセッティングをこなしたりと、その立ち回りはまさにプロフェッショナル。おじいちゃん・おばあちゃんとの交流でも、緊張する小学生の隣で上手に場の会話を盛り上げ、寄り添う姿が印象的でした。「自分たちも最初は緊張したからこそ、後輩たちの気持ちがよくわかる」——そんな優しさにあふれたお姉さんたちの背中を見て、小学生たちも安心して3日間を走り切ることができたのだと思います。それでは!先輩ボランティアのメンバーの活躍ぶりもみながら、今年の参加者たちの躍動ぶりをみていきましょう!!1日目:「知る・体験する」からスタート!認知症の学びと車いす体験初日の朝、メイトム宗像の多目的ホールに集まった子どもたち。はじめは少し緊張した面持ちで周りを伺っていましたが、オリエンテーションやアイスブレイクゲームを通すうちに少しずつ表情がほぐれ、打ち解けていきました。この日の午前中のメインプログラムは、福祉についての学びと体験です。まずは「認知症について学ぶ」時間。「認知症サポーターになろう!」をテーマに、認知症とはどんな病気なのか、周りで困っているお年寄りがいたらどんな風に優しく声をかけたらいいのかを真剣に学びました。メモを一生懸命取る子どもたちの姿がとても印象的。講習を終えた子どもたちの胸には、認知症サポーターの証である「オレンジバッジ」が誇らしげに輝いていました。まずは講座で認知症についての理解を深めます積極的に挙手する子どもたちの姿が見られました続いて行われたのが「車いす体験」です。ここでは、実際に車いすに乗る側と、押す側(介助する側)の両方を交代で体験しました。「段差がある時は一言『あがりますよ』って声をかけてから前輪をあげるんだよ」「スピードが出すぎると、乗っている人は想像以上に怖く感じるよ」先生からの指導を受けながら、子どもたちは真剣そのもの。相手に安心してもらえるよう、ゆっくり丁寧に車いすを押していました。乗る体験をした子どもたちからは、「ちょっとした段差でもすごく揺れる!」「声をかけてもらえないとどこに行くのかドキドキする」といった声が上がり、相手の立場に立って考えることの大切さを、身をもって体感できた貴重な時間となりました。交代で車いす体験。他人に押してもらったり自走したりできます2日目:いざ「特養むなかた」へ!心の距離を縮めたおもちゃ交流2日目の午後、午前中にメイトム宗像でしっかり準備と予習を済ませた子どもたちは、午後1時過ぎにいよいよ「特別養護老人ホーム むなかた」へ移動しました!今回のメインイベントは、温もりある木や布でできたおもちゃをたくさん持って施設を訪問し、おじいちゃん・おばあちゃんと一緒に遊ぶ「出張おもちゃ図書館イベント」です。到着すると、子どもたちはテキパキと会場のセッティングを開始。「はじまりの挨拶」を終え、いよいよお年寄りとの交流タイムがスタートしました!「特別養護老人ホーム むなかた」に到着会場をセッテイング利用者の方にご挨拶最初は「喜んでもらえるかな…」と緊張気味だった子どもたちですが、木製のおもちゃやパズル、投げ輪などを目の前に広げると、おじいちゃん・おばあちゃんたちの表情がパッと華やぎました。「これ、どうやって遊ぶの?」「こうやって動かすんですよ、上手!」「昔こんなので遊んだよ、懐かしいねぇ」そんな会話があちこちから自然と生まれ、会場は温かい笑い声と熱気に包まれました。小さな手とおじいちゃん・おばあちゃんの大きな温かい手が重なり合い、おもちゃを通じて一瞬で心が通い合っていく様子は、見ているこちらまで温かい気持ちになります。布製の福笑いにチャレンジ!優しく見守ります魚釣りゲームで上手に魚をゲット!終わりの会では、心を込めて準備したプレゼントをお渡しし、最後にみんなで記念撮影。おじいちゃん・おばあちゃんたちの「来てくれてありがとう」「また絶対来てね」という言葉と溢れる笑顔に、子どもたちの表情も達成感と誇らしさで輝いていました。振り返り学習で思いを共有。貴重な体験になりましたメイトム宗像に戻ってからの振り返り学習では、「最初はドキドキしたけれど、笑顔で話しかけたらおばあちゃんがすごく喜んでくれて嬉しかった!」「言葉がなくても、おもちゃと一緒に笑い合えた」と、自分の言葉でしっかりと素晴らしい気づきを語ってくれました。3日目:想いを言葉と形に!ジュニボラ新聞づくりと子ども福祉員任命式最終日は、これまでの3日間の学びや感情を振り返り、自分たちの言葉で伝える「ジュニボラ新聞づくり」からスタートしました。「車いすを押したときに気をつけたこと」「お年寄りと遊んだときに嬉しかった気持ち」など、各自が心に残ったシーンを写真やイラストを交えながら大きな用紙へまとめていきます。完成した新聞をみんなの前で発表する時間では、自分の体験と気づいたことをハキハキと誇らしげに発表する姿が見られました。初日の朝見せた緊張した面影はすっかり消え、たくましさと優しさに満ちあふれていました。アイディアを出し合って新聞を作成各班の立派な新聞が出来上がりましたスクールの最後を締めくくったのは、「こども福祉員任命式」です。一人ひとりの名前が呼ばれ、賞状を受け取る子どもたち。この3日間の経験を経て、晴れて「こども福祉員」となった子どもたちの姿はとても誇らしく、ひとまわりも二まわりも大きく成長したように感じられました。こども福祉員任命式で賞状を受け取ります3日間の経験を経て大きく成長した子どもたちレポーターのつぶやき(取材を終えて)「ボランティア」と聞くと、何か特別なことや難しいことのように感じてしまうかもしれません。でも今回の取材を通して感じたのは、大切なのは「相手を思いやり、笑顔になってもらいたいと思う気持ち」そのものだということです。おもちゃを通じたおじいちゃん・おばあちゃんとのふれあい、そして頼もしい中学生ボランティアの背中から学んだ数多くのこと。かつてスクールで学んだ小学生が中学生になって戻ってきて、次の世代を支えるという温かいバトンが、ここ宗像でしっかりと繋がっていることに深く感動しました。地域の中で温かく見守られながら過ごしたこの3日間の体験は、きっと子どもたちの心の中に「人を思いやる優しい種」をまいてくれたはずです。誰かを笑顔にできたという成功体験と自信を胸に、これからも地域の中で優しい気持ちを広げていってほしいなと思います。参加された子どもたち、そして素敵なサポートをしてくれた中学生の皆さん、本当にお疲れ様でした!(表記はレポーターの表現を優先しています)