おすすめです。子育てしやすい宗像市
更新日:2015年04月09日
第1回は、5歳の長女と6カ月の長男の子育てを楽しんでいる大岡奈央さん(30歳代・赤間)に話を聞きました。
全ては「ふらこっこ」が始まり 娘のアレルギーでサークルにも入会
「最初は、娘と一緒にふれあいバスに乗って子育て支援センターへ行きました」。奈央さんが子育て支援センター「ふらこっこ」を初めて訪れたのは平成20年4月。長女の絢奈ちゃんが生後5カ月の時でした。奈央さんと同時期に出産した友達から「ふらこっこって楽しいよ」と誘われたのがきっかけです。
奈央さんは遠賀郡岡垣町出身。結婚後は「交通の便が良く、自然が多くて住みやすい」と、高校・大学時代を過ごした宗像市を選びました。子育てのことは「実家も近いし、友達も近くにいるから大丈夫」と思っていたため、見ず知らずのふらこっこへ行くのに最初はためらいがあったと言います。
その後、絢奈ちゃんに卵アレルギーがあることが判明。悩んでいると、友達から「悩みを聞いてもらえるよ」と子育てサークル『宗像アレルギッ子の会』を紹介されました。「いろいろな体験を聞き、居心地も良くて楽しかった」と気持ちが和らいだそうです。
先輩ママの話を聞くと気持ちが楽になります
「最近、娘が反抗期みたいで、ふらこっこで話を聞いてもらっています。先輩ママの話を聞くと気持ちが楽になります」。ふらこっこを市と協働で運営しているのは、宗像子育てネットワーク・こねっと。子育て支援員であるスタッフが常駐し、子育ての相談を受けたり、親子で参加できる催し物や子育てを一緒に考える講座などを企画したりしています。
「ふらこっこの魅力は、先輩ママや同じ子育て中の人たちと悩み事などを気軽に話せることです。ふらこっこで仲良くなった友達に誘われて、子育てサークル『いちごみるく』にも入会しました。最初は勇気を出して行ったふらこっこをきっかけに、子育ての輪が広がっています」。
ふらこっこのスタッフ(右端)には気軽に話ができます | 他の赤ちゃんと遊ぶ拓真くん(左端) ふらこっこは子育ての交流の場です |
私は「メイトムの住民」です(笑)
「ふらこっこやサークルと知り合って4年以上になりますが、ずっとメイトムに通っています。自分でも『メイトムの住民』と思っています(笑)。あの時ふらこっこに来ていなかったら、サークルに入っていなかったら…。今は想像できませんね。私にとって本当に大きな存在です」
入会している2つのサークルでは、他の人の悩みを聞くことも多くなりました。
「子育てに悩みは付きものですが、ふらこっこやサークルで話をすると、悩んでいるのは自分だけじゃないんだと頑張れるんです。宗像市は子育てサロンやサークルの数が多く、活動も活発ですね。最近は、絵本の読み聞かせにも参加しました。参加費が無料なのもありがたかったです」と奈央さん。
「最初は悩みから始まった子育てが、いろいろな施設や人との出会いで楽しいものに変わりました。本当に宗像市って子育てしやすいし、おすすめだと思います」と、これから結婚・出産する人や市外の人へメッセージを送っていました。
ふらこっこで開かれている「スポットタイム」は
ママと子どもたちの笑顔がはじける時間です
このページに関する問い合わせ先
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電話番号
子ども政策係:0940-36-1214
幼児施設支援係・幼児教育保育係:0940-36-3181
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