『子ども達の安全を守るための防犯スポーツ教室』
更新日:2022年06月08日
楽しみながら学ぶ「防犯スポーツ教室」
12月9日(日曜日)、吉武小学校にて「防犯スポーツ&餅つき大会」が行われました。
毎年恒例となっている子ども会イベントとして、今年は「防犯スポーツ教室」をNPO法人 安全安心まちづくり研究会 理事長 坂本一成さんを講師にお招きし、子ども達の登下校時に気をつけるポイントや身を守る方法を、話だけの座学ではなく、実際に体を動かして楽しみながら覚えられるよう説明していただきました。
坂本さんは福岡県を中心に全国各地で警察署員・各企業・学校・地域住民に防犯セミナーや防犯設備などのアドバイスを行い、また宗像警察署・飯塚警察署の委嘱を受け、各種団体や企業と協働し地域の安全活動をサポートしています。
理事長の坂本一成さん
防犯スポーツについての説明を受けました
「しっぽ取りゲーム」
1対1で腰につけたしっぽを取り合いました。背後の危険を察知しながら素早く逃げることを体感出来ました。
「ランドセル鬼ごっこ」
ランドセルやリュックを背負い登下校を想定し、不審者の大人が追いかけてきた時の大人の足の速さを子ども達は体感しました。追いかけられるのも20m前後逃げ切れれば、不審者が諦める可能性があるというデータもあるそうです。
「ビーチフラッグタッチ」
通常の砂浜で旗を取り合うように、ランドセルを背負った状態でうつぶせ体勢から背面のゴール地点まで走りました。この動きも素早い行動を取れるようにするものです。
「switch back」
不審者との距離を一定に保ち、相手の動きに合わせていつでも逃げれるように観察することと動けることができるよう体感しました。
「子ども護身術」
大人と子ども1対1で腕をつかまれた時の外し方のポイントを教えていただきました。ふざけて子ども同士で行わないなど遊びではケガすることもあると注意点も教えていただきました。
「車で近寄る不審者の対応」
気をつけるポイントを教えていただきました。実際に車を使い、簡単に連れ去られる瞬間を実践され、目の前で起きた一瞬の出来事に迫力と怖さを感じました。後部ドアに背を向けて立たないよう、サイドミラー側などに立ち車の後ろに向かって逃げるようにするというアドバイスがありました。
今回初めて宗像市で開催
吉武地区を見守ってくれているみなさん
子ども達だけではなく親子で体験しておくべき内容だと感じました。できることなら一度きりではなく、毎年恒例として、いざと言う時に動けるようにしておかなければいけないと思いました。危険と遭遇しないことが一番ですが、坂本さんからお聞きした「ターゲットにされない子」になるための常に警戒するというポイントも子どもたちに忘れないように伝えていきたいと思いました。
また、今回一緒に参加した吉武地区の指導員・補導員の方たちからも、「吉武地区には、指導員、補導員以外にもボランティアの見守り隊の方や、子ども110番の家もありますので、困ったことがあったら相談してください」と話してくれました。
防犯スポーツ教室で体を動かした後は、「餅つき大会」
吉武地区の青少年育成部会(子ども会・民生委員会・小学校PTA・中学校PTA・指導委員会・補導委員会)が中心となり、子どもたちは餅つきを楽しみました。つきたてをひとつひとつ丸めて、ぜんざい・きなこ・磯辺・おろしといろいろな味で餅をお腹いっぱい食べました。
この日は、前日からの急激な寒さもあり風は冷たかったですが、つきたての餅は温かく体もホカホカになりました。
吉武地区のみなさんあたたかく迎えていただきありがとうございました。
ママレポーター 中原
防犯教室についての問い合わせ先
NPO法人安心安全まちづくり研究会
電話番号:092-205-1717
関連リンク
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