宗像ユリックスのプラネタリウム「ほしぞら友の会」を見てきました
更新日:2022年06月08日
宗像ユリックスのプラネタリウム「ほしぞら友の会」を見てきました。
毎月1回集まって星空の話を聞いたり様々な工作・観察が出来る、普段は見られないプラネタリウムの仕組みを見ることが出来る「ほしぞら友の会」。
プラネタリウム内写真
プラネタリウム案内ポスター
ほしぞら友の会案内会員募集中
2月16日(土曜日)は「地球について」をテーマにユリックスのプラネタリウムでスタート。
この日夜の星空にどんな星座や星があるのか教えてもらいました。
今日は月が明るいので月の明かりを消して確認できるのもプラネタリウムのいいところ。前回のテーマが太陽だったので、冬至や夏至の太陽の高さや日の出の方角・時間の違いが分かりやすく説明してもらえました。
教科書や知識として知っていることでも、プラネタリウムで確認すると「こんなに違うの?」と思いますね。冬の大三角や星座、星の色などを自分で見つけるコツも教えてもらい「実際の夜空で見てみよう」とアナウンス。自分で本物の星を見て星座や星の名前が分かればさらに感動できますね。今の時期、オリオン座は見つけられそう!
次に地球についての説明。
静止衛星(気象衛星ひまわり)がどのような動きをしているか。宇宙ステーションからの地球の見え方。宇宙から見た宗像市、福岡県、阿蘇山、富士山、エベレスト・・・。子どもたちに質問を投げかけながら、その場所に飛んでいきます。美しい地球をいつまでも見ていたい。
毎月テーマに沿ったプリントが配布
難しいテーマでも子どもにわかりやすく説明してくれます
宇宙が大好きで、たくさん書き込んでいます
約1時間のプラネタリウムの解説の後は会議室に移動してプリントと実験。
地球についてのプリントの答えは「直径12800km」すぐに答えを言う小学生にびっくり。クイズ王か!?
直径に3.14をかけて(小学校5年で習うらしい)「周囲の長さ約40,000km」地球を1周するのにどのくらいかかるか、身近なモノから光速まで確認。
お楽しみの実験は地球の大気について空気を調べました。二酸化炭素の量を測定する「気体検知管」を使います。アンプル(ガラス管)を先端につける。
赤い印を合わせて「カチッ」と音がするまで引く。30秒から1分待って、アンプルを抜き取って両端にテープを貼り、数字を読み取ります。ユリックスの会議室では二酸化炭素の量は0.1%程度でした。世界では二酸化炭素が増え続けているというお話もありました。目に見えない空気の大切さを実感しました。
気体検知機で二酸化炭素の量を計測します
ガラス管の中で色が変わった数値を見ます
ガラス管を先端につけます
ほしぞら友の会にはいりませんか
これまでの工作では望遠鏡工作・ペットボトルロケット・火薬ロケットをつくってました。遮光板や日時計を使って太陽の観察。宗像の夜空を確認できるユリックスオリジナル星座早見盤。(これは一般の方もプラネタリウムで購入できます)
ほしぞら友の会の会員証でプラネタリウムを何度でも見られる、大人気の「ほしぞら友の会」会員の募集は、3月31日締め切りです!詳しくは下記関連リンク「宗像ユリックスプラネタリウムホームページ」で確認してください。
参加者の声
一真くん(小4)「星のつくりについて知ることが出来た!」
山口君と同級生(小5)「普段出来ないことが出来るし、工作や実験が楽しい」
プラネタリウム学芸員角田佳昭(かくだよしあき)さんにお話を聞きました。
プラネタリウム学芸員角田さん
「もともと理科教師になりたいと、勉強をしてました。子どもたちに観察力や考察力を養ってほしいです」
以前は、大人向けサイエンスカフェを10回ほど開催。2014年から子ども向けに「ほしぞら友の会」を始めました。現在の5期までのべ116人の子どもたちが会員になりました。ほしぞら友の会は、プラネタリウム職員5人と「ほしぞらスタッフ」10人ほどで開催してます。
ボランティアのほしぞらスタッフは高校生以上の星に興味がある人ができるそうで、現在46名。
市民が無料で参加できる星「ほしぞらウォッチング」は2019年は3月2日.5月11日.6月22日.8月24日.9月14日.12月26日に開催されます。
予約不要なので気軽に参加できますね。後は天気に恵まれますように。今の時期の星空観察は寒いので防寒をお忘れ無く。
子どもと一緒に見た星は忘れない思い出です!
ママレポーター庄野
関連リンク
- 「宗像ユリックスプラネタリウム」ホームページ(外部サイトにリンクします)
このページに関する問い合わせ先
総務部 秘書政策課 広報政策係
場所:市役所本館2階
電話番号:0940-36-1055
ファクス番号:0940-37-1242