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真っ赤な椿の花の美しさと、美味しいものいっぱいの「第16回地島椿まつり」!

更新日:2022年06月06日

3月11日土曜日、地島で開催される「椿まつり」に遊びに行ってきました。去年、地島で行われる地引き網体験に取材に伺う予定だったのですが、天気が悪くイベントが中止になり残念に思っていました。実は、宗像に住んで10年目に入りましたが、地島行ったことがないのです!サザエが美味しいというのは、魚のつかみ取り大会で知っているので、きっと海産系の出店があるぞと、花より団子の気持ちで地島に初上陸しました。

 

「椿まつり」は、島の人たちの手作り感満載!子どもたちも、案内係や出店、ステージでの三線ショーと大活躍!

  • 神湊港から地島に向けて臨時のフェリーで出発

神湊港から地島に向けて臨時の船で出発。渡船代(白浜港行き)は、大人片道400円、子ども200円です。神湊港から地島の泊港までおよそ15分、更に先の白浜港まで10分の船旅になります。同じ宗像市内だけど、船に乗ると遠出した気分になり、子どもたちも大はしゃぎです。


今年の会場のある白浜港で船を降りると、地島小学校の児童たちが、「地島椿まつり2017地島紹介パンフレット」を配布していました。地島小全児童12名(島の子7名と漁村留学生5名)一人一人が、地島の歴史や施設、栽培されている野菜や椿、運動会やみあれ祭といったイベントについて調べてレポートしてくれた、地島についての手作りパンフレットです。表紙の椿の絵も、みんなが描いた椿です。中身も、本当にぎっしりと島のことが書かれているので、地島のガイドブックとして重宝しそうです。


島の子どもたちは、出店にステージショーに大活躍です。地島ゆりの樹幼稚園の園児による可愛いお店では、海岸で拾った奇麗な色のシーグラスでマグネットを作って販売していました。ステージでは、「ハグしちゃおう」の曲で可愛い太鼓のパフォーマンスも披露。地島小学校のみんなも、シーグラスやアワビの殻を使ったアクセサリーやスノードーム、椿のストラップなどを販売。ほぼ1時間くらいで完売していました。更に、みんなは、ステージで、三線を使って「ふるさと」などを演奏。最後は、ソーラン節のダンスを披露してくれました。


「椿まつり」ということで、椿油、椿油を使った炊き込みご飯、椿ジャムと、椿を使ったものが販売されていました。その中でも、椿ジャムは、甘酸っぱくて美味しかったです。地島の椿の花びらと、やはり地島で穫れるみかん「だいだい」を使って作ったもので、まだ試作の段階だそうです。今回は試食のみでしたが、真っ赤なルビーのような色のジャムで、オシャレで美味しかったです。来年には販売を目指すそうです。楽しみですね。

 

  • 地島紹介パンフレット
    地島紹介パンフレット
  • 園児による太鼓
    園児による太鼓
  • 椿ジャム
    椿ジャムのおもてなし

 
うちの子どもが美味しいと食べていたのが、みそ汁(そうめんのり)100円です。みそ汁に、地島名産「そうめんのり」が入っています。「そうめんのり」は、春先の4月頃から5月下旬の非常に短い間でしか採れないめずらしい海草なんだそうです。トロッとしていて美味しいんです。お土産に売っていた「塩そうめんのり」400円を早速買って帰りました。もちろん、地島に来たので、サザエのつぼ焼き、イカ焼きも食べましたよ。期待通りの地島のサザエ、美味しいです。アワビを焼いてもらっている人もいました。

  • みそ汁(そうめんのり)
    みそ汁(そうめんのり)
  • さざえのつぼ焼き
    さざえのつぼ焼き
  • イヤ・塩さんま焼き
    イカ・塩さんま焼き

 

 

「もう1年行きたい!楽しかった。」と言う漁村留学生たちも卒業間近です!

  • 漁村留学生

 地島では、島での児童数減少に伴い2003年4月から「漁村留学生」を受け入れてきました。今年は、福岡と熊本から5年生2人、4年生3人が来ました。写真は、左から遥斗君(5年)、洸心君(4年)、里埜ちゃん(4年)、谷井市長、円ちゃん(5年)、瑞樹君(4年)です。島での1年を振り返ってもらい、感想を聞いてみました。


漁村留学をしてみようと思ったきっかけは、「TVを見て、自分も行きたくなった。」というのが圧倒的でした。親に言われたのかなと思っていたのですが、みんなの好奇心の強さにビックリです。島で体験した面白い事を聞いてみると、魚を捌けるようになった事、船の「ろ漕ぎ」体験、地島山笠、文化祭で劇をした事、けん玉が上手になった事などを挙げてくれました。島での学校生活の良いところは、全校生徒みんなと友達になれて、一緒に遊べるところだそうです。行事もたくさんあって楽しいし、魚釣りもできる、三線の練習もできるよと、次々に答えてくれます。本当に楽しい1年だったのが伝わります。「まだいたい!」と、みんな口々に言っていました。卒業しても、また地島に遊びに来てくださいね。地島の「漁村留学」は、TVの影響もあって、とても人気で競争率が高いそうです。子どもたちの感想を聞くと、確かに他ではできない体験がギュっとつまった1年を送れそうですね。

 

「椿まつり」だから、椿ロードも散策してみよう!

このままでは、花より団子になってしまうので、腹ごしらえが済んでから、椿ロードを通って倉瀬展望台へ行ってみました。椿が所々に咲いている約1200mの道を進んで行きます。今日は、人が多いので、すれ違う度に「こんにちわ。」の挨拶が、あちこちで交わされています。うららかな春の日差しを浴びて、椿の写真を撮りながら、足取り軽やかに進んで行くと、途中、白波港が見えます。

 

  • 真っ赤な椿の花
    真っ赤な椿の花
  • 椿咲く椿ロード
    椿咲く椿ロード
  • 白浜港を見下ろす
    白浜港を見下ろす

 
イノシシ注意の看板や、イノシシを撃退する電気冊もあって、子どもたちはちょっとビビリ。でも、緩やかな登り坂で、20分ほど歩くと倉瀬展望台へ着くことができます。倉瀬展望台も、お弁当を食べている人がいっぱいいました。倉瀬展望台からは、倉瀬燈台、大島が見えます。天気がよく、運が良ければ、50km先の沖ノ島を望むことができるそうです。春は、黄砂もあってちょっと無理かもしれないですね。そのかわり、展望台からは地島の壮大な自然を感じることができます。空と海の青一色の世界に、削られたようなゴツゴツした岩の崖があって、深く海が切り込んでいる感じです。こんなキレイな景色を見ると、もっと違う側の地島を見てみたくなります。今度は、泊港で降りて歩いて白浜港を目指してみようと思います。地島で一番高い遠見山(186m)があり、約1350mのアップダウンのある健脚者向けコースだそうです。大敷展望台や沖の島展望台も途中にあるので、こちらの道も見所満載です。

 

  • 倉瀬展望台まで後200m
    倉瀬展望台まで後200m
  • 倉瀬展望台
    倉瀬展望台
  • 展望台からの絶景
    展望台からの絶景

 

 

最後に私事ですが、このレポートを最後にママレポーターを卒業することになりました。私の大好きな宗像のイベント、食べ物、遊びスポット等をご紹介してきましたが、私の大好きな思いが、たくさんの人に少しでも伝わっていれば嬉しいです。2年間拙いレポートを読んで下さり、有り難うございました。

ママレポーター岡田雅子

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総務部 秘書政策課 広報政策係
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電話番号:0940-36-1055
ファクス番号:0940-37-1242

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