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南郷コミセンのどんど焼き・新春子どもかるた大会に行ってきました!

更新日:2022年06月06日

 

  • どんどやき

 1月14日寒波襲来の土曜日午前9時半から、南郷コミセンのどんど焼きと新春の子どもかるた大会に参加してきました。当日は、雪が舞い、風も強かったのですが、沢山の南郷地区の皆さんが集まって今年1年間の無病息災を祈りました。


『どんど焼き』とは、小正月(1月15日)の行事で、お正月飾りや書き初めなどを燃やすという、日本全国に伝わるお正月の火祭り行事です。毎年お正月に各家にやってくる歳神様を火で見送るという意味で、その火にあたることで、1年間の厄を落とす、健康でいられると言われています。地域によって『どんど焼き』の呼び名も色々違うそうですが、最近は、火災の危険もあり、あまり行われなくなってきた行事でもあります。  

  
 実は、私も初めてどんど焼きに参加しました。広いコミセンのグランドに、竹や木などで作ったやぐら(どんどや)が組まれていて、そこに各家が持って来たお正月飾りなどが投げこまれています。そのやぐらの前に祭壇があり、福津市から来られた諏訪神社の神主さんが神事を執り行います。雪が降り続ける中、低頭の言葉に、沢山の地域の皆さんや、子ども会・アンビシャス広場・野球の南郷NSクラブの子どもたちが一斉に頭を下げます。こんな寒くても、老若何女問わず沢山の人が集まっているのを見ると、伝統行事を南郷地区の皆さんがとても大切にしているのがわかります。

 

 神事が無事に終わると、南郷地区に伝わる「許斐流太鼓」の演奏です。南郷小学校の「太鼓クラブ」の子どもたちが、寒い中力強い演奏を披露してくれました。太鼓の演奏が終わると、いよいよやぐらに火が放たれます。風が強いので、やぐらの木々はゴーゴーと燃え始めました。万が一に備え、消防車も待機しています。燃えあがる炎に合わせて、今度は「許斐流太鼓」の指導者である深田和彦先生の太鼓が響きます。


 火が燃え終わると、豚汁とぜんざいの振る舞いがありました。寒い体を暖めることができるとあって、すぐに子どもたちの長蛇の列が出来ます。前日から健康福祉部会の皆さんが、200食分用意したものだそうです。食材はほとんど地元の物を使っていて、お漬け物も自分たちで漬けたものとのこと。子どもたちは、代わる代わるぜんざいや豚汁を御代わりしていました。私もぜんざいを頂いたのですが、本当に冷えた体に染み渡り格別に美味しかったです。「豚汁も食べていき」と言われたのですが、10時半から『子どもかるた大会』が行われるため時間がなく、豚汁は食べることができませんでした。見るからに美味しそうだったのに残念です。

  • どんどやきのやぐら
    やぐら
  • 南郷小「太鼓クラブ」の演奏
    南郷小学校「太鼓クラブ」の演奏 
  • どんど焼きに来られたみなさん
    どんど焼きに来られた皆さん

               

 

  • ぜんざいの振る舞い
    ぜんざいの振る舞い
  • 豚汁の振る舞い
    豚汁の振る舞い
  • 南郷NSクラブのどもたち
    南郷NSクラブの子どもたち

                             

 

「笑顔いっぱい優しさいっぱい100年以上の南郷小」歌も絵も手作り『南郷かるた』で、新春かるた大会!

  • かるた

 どんど焼きの後は、南郷コミセンの多目的ホールにて『子どもかるた大会』が行われました。


 このかるた大会で使われるかるたは、去年11月頃に南郷小学校の1から4年生たちで作った『南郷かるた』なんです。主に4年生が中心となって、みんなで歌も絵も完成させました。それを横川哲朗校長先生が、1枚1枚厚紙を切って、絵をスキャニングして、切り貼りして手作りしたものなのです。しかも8セットも!すごいの一言です。


 見出しの「笑顔いっぱい優しさいっぱい100年以上の南郷小」は、そのかるたの1首です。南郷小って、100年以上の歴史があるんですね。当日司会をされていた野中成浩教頭が、「去年の運動会が106回目でした。」と教えてくださいました。


 『南郷かるた』には、地元の地名がいっぱい出てきます。原町・許斐山・高瀬川と、南郷の子どもたちが、身近な自然に親しんでいるのがわかります。地元の人たちにとって、このかるたは、自慢のかるたになりますね。


 かるた大会は、3人1班で16班あり、各班2試合ずつ戦い、その2試合で取ったかるたの枚数で競います。枚数の多い上位4班で決勝を争います。3人の班は、上級生や下級生がバランス良く組合わされているようで、どの班も上級生が下級生を面倒見ていて微笑ましいです。でも、かるたを取るときは、小さい子でも上級生を負かすスピードで取るので、下級生だからといってあなどれません。みんな、自分たちで作ったかるたなので、とても楽しそうです。

  
 16班での2試合では、1試合あたり20分ほどかかっていたのですが、上位4試合での試合になってからは、1試合7分ほどと、かなり試合時間が短くなってきます。読まれた瞬間に取るのでどんどん試合が進みます。決勝戦は、かなり競った展開になり面白かったです。表彰式では、優勝した班に金メダルが、準優勝した班に銀メダルがかけられました。メダルも手作りで青少年育成部会の方の暖かさが伝わります。


 土曜日の地域の行事に学校の先生たちも一緒に参加していることに驚きました。南郷地区は、地域と学校の距離が近い感じがします。子どもたちも、地域の自然と人々に守られて、のびのび育っているのが伝わります。参加賞は、お菓子の詰め合わせでした。子どもたちは、参加賞をもらって嬉しそうに帰っていきました。

 今回の取材を通して、南郷地区の人々のつながりの暖かさが感じられて自分もほっこりした気持ちになりました。行事や、許斐流太鼓など古くから伝わることを大事にして、自然に敬意をはらって生きて行くことの大切さを、地域全体で子どもたちに伝えていっていると感じました。そして、子どもたちにも、そのことがちゃんと伝わっている気がしました。今年1年の無病息災・五穀豊穣を祈る伝統行事どんど焼き。皆さんも、ぜひ参加してみてください。

ママレポーター  岡田雅子

  • かるた大会1回戦
    かるた大会1回戦
  • かるた大会準決勝
    準決勝
  • かるた大会決勝戦
    決勝戦

                       

 

  • 優勝チーム
    優勝チーム 
  • かるた大会全員で記念撮影
    全員で記念撮影
  • 参加賞をもらったよ
    参加賞もらったよ!

              

 

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