たまねぎの皮でハンカチを染めよう!
更新日:2015年8月26日
8月23日日曜日、宗像市の夏の課外授業の1つ『たまねぎの皮でハンカチを染めよう』が八所宮キャンプ場にて行われました。主催は、ガールスカウト福岡県第28団です。捨ててしまう玉ネギの皮を使って、ハンカチを染めるイベントで、費用は参加者1人につき200円でした。
ハンカチに模様をつけよう!
ガールスカウト福岡県第28団長野一江団委員長の開始挨拶でスタート。参加者は3つのグループに分かれて班行動。それぞれのグループには、ガールスカウトのリーダーやメンバーがいて、先生になって教えてくれます。まずは、白いハンカチにペットボトルの蓋や石を、てるてる坊主のように入れ込み、輪ゴムで固く結びます。ただ単にハンカチを固く結ぶだけでもOK!輪ゴムをとめているところや結び目の部分が、染めた時に白い模様になります。いくつ結ぶか、どういった模様にするのか思い思い考えて作って行きます。
模様をつくるのに使うもの
小さい子を手伝うガールスカウトのお姉ちゃん
頑張って沢山結んだよ!
ハンカチを染める!
結び目をつけ終わったら、一度ハンカチを水に濡らして軽く絞り、玉ネギの皮を煮だして色を出しているお鍋に入れます。30分くらいそのまま放置。
この待ち時間に、ガールスカウトの手づくりおもちゃで遊んだり、みんなで『Michael, Row the Boat Ashore~こげよマイケル~』を歌ったりして楽しみました。特にブラニースカウト団員(小学1~3年生)による合唱は元気が良くて、『Michael, Row the Boat Ashore』を歌いながらゲームもするので、うちの子は、帰りの車の中でもこの歌をすっかり覚えて歌っていました。
ハンカチを水につける
玉ネギの皮の煮だし汁
ブラニースカウト団員の合唱
奇麗なオレンジの絞り染めハンカチの出来上がり!
30分後ハンカチをお鍋から取り出し、少し絞ってみょうばん液につけます。みょうばん液とは、みょうばんを水で溶いたものです。およそ15~20分くらいつけてから、ハンカチを出して輪ゴムや結び目を外します。固く結んだので結び目がなかなか取れなかったり、輪ゴムは、はさみで切るしかなかったり…。「こんなに沢山結ぶんじゃなかったあああ。」との声があちこちで聞こえます。
でも沢山結ぶと白い部分が増えて、いい感じのハンカチになってますよ!結び目を全部はずしたら、ハンカチは軽く水で流して日陰に干します。オレンジのハンカチが、沢山風にはためいて奇麗です。どのハンカチもみんな個性があっていいですね。
なかなか結び目が取れないよ
よし出来た!自信作!!
ここに干しとこう!
干している間もみんなで、ゲームをして盛り上がりました。大人も小さな子どもも一緒になって遊んで、知らない人同士なのに、すぐに打ち解けて、ガールスカウトって素敵です。ブラニーの子たちの物怖じしないハキハキした態度に好感が持てます。年上の中学生や高校生のメンバーが、下の子たちの面倒を見ているのも微笑ましいです。
同世代の友達との関係しか築きにくい今の時代、こういった色々な年代の人と交流できる機会ってとっても貴重だと思いました。普段は人見知りするわが娘でさえ「楽しかった~。」と言ってました。
ガールスカウト福岡県28団のみなさん、楽しい時間を本当にありがとうございました!!
ママレポーター岡田雅子
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