夏休み親子「自然エネルギー学習会」に参加する!
更新日:2015年8月3日
7月29日水曜日、小学生を対象とした夏休み親子「自然エネルギー学習会」が宗像清掃工場(エコパーク宗像)で行われました。参加費は小学生1人につき300円でした。
自然エネルギーについての学習会
最初に、エコライフ市民の会の大谷光男・順子夫妻によるソーラーエネルギーについての説明がありました。その後、『エコトンのちきゅうがたいへん!』の紙芝居で、CO2を下げるために私たちにできることを考えました。
CO2を減らすには
- 食べ物を残さない
- 使っていない電気を消す
- 冷蔵庫を開けっ放しにしない
- 歯を磨く時水を流しっぱなしにしない
- シャワーを出しっ放しにしない、シャンプーで遊ばないetc.
クイズ形式で、子どもたちに考えさせ、自分たちで出来るちょっとした日常生活の見直しが出来たのではないでしょうか。うちの子は、家に帰ってから、歯磨きの時、水を止めるようになりました。
ソーラーカーを作る!
そしていよいよお待ちかね、ソーラーカーを作ります。宗像の環境を考える会の吉柳隆行さんが講師となって、部品と作り方の簡単な説明をした後、各グループにスタッフがついて制作開始。はさみで部品を丁寧に切って、モーターに小さなギアをつけて、タイヤを組み合わせて・・・。高学年の男の子は、どんどん自分で作っていくのですが、低学年の子には、モーターのプラスマイナスの線や、タイヤの組み込みが固かったりと、少し手間どっている感じ。でも、スタッフの人が、すぐ教えにきてきれるので、みんな上手に完成させることができましたよ。完成した人からテスト走行させます。ライトをあてて走るかな?!
最後はみんなで作ったソーラーカーを掲げて記念撮影。早く太陽の下で走らせたいウズウズした気持ちが伝わります
モーターの取り付けはどうだったっけ?
ソーラーパネルをつけるぞ
みんなで記念撮影
清掃工場内を見学
制作後は、清掃工場をみんなで見学しました。自分たちの生活ゴミがどのように処理されているのかを実際に見ることは、子どもだけでなく親にとっても興味があることです。リサイクルゴミの分別で、私たちが出したプラスティックゴミを、リサイクルに回せるか、回せないかを最終的に人の手によって選り分けている作業を見て、分別をきちんとすることの大切さを痛感しました。
子どもたちは、最初やや興味がなさそうな感じだったのですが、一般ゴミをかき混ぜるゴミピットで、巨大クレーンがゴミを掴み、高い位置から放す可燃ゴミ処理見学では、「うおおおお~、トイレットペーパーが上からぶらさがっとる~。」「あのゴミもったいない~。」と大歓声。大人でも、本当に大きなUFOキャッチャーゲームのようでびっくりしますよ。
宗像市では、ゴミを「燃やす」のではなく「溶かす」方法をとっているとのこと。集められたゴミを巨大クレーンでかき混ぜて、八幡製鉄所と同じ高炉で高温で全てを溶かすらしいです。そのため、煙突からは灰は出ず、最後に残るのは、スラグ(赤い溶けかす)とメタル(金属)のみになるそうです。メタルは、金属なので再利用可能で、スラグは道路の舗装材に利用されるとのことです。
リサイクルに回せるものは回す、食べ残さない、家庭ゴミを減らす!!沢山のことを親子で考えさせられた学習会でした。
みなさん、毎日暑いですけど、エアコンの温度は28度を保ちましょう。これも自分たちでできるCO2を減らす努力です!!
ママレポーター岡田雅子
ゴミクレーン
赤い溶けかす(スラグ)
お土産までもらったよ!
関連リンク
- 宗像清掃工場エコパーク宗像(外部サイトにリンクします)
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