令和5年文化財防ぎょ訓練を実施しました

トップページ > 消防団 > 活動記録 > 訓練 > 令和5年文化財防ぎょ訓練を実施しました

更新日:2023年4月1日

令和5年1月26日、
鎮国寺及び宗像大社にて、文化財防ぎょ訓練を実施しました。

毎年この日を「文化財防火デー」と定めており、
昭和24年1月26日に、現存する世界最古の木造建造物である法隆寺金堂の壁画を焼失した火災を契機に、
平素から文化財の防災体制整備や防災対策の強化推進を再認識するために制定されました。

全国で、毎年この時期に文化財に対する消防訓練が実施され、
宗像市では2年ぶりに実施することができました。

鎮国寺

鎮国寺では、鎮国寺職員、宗像市消防団、宗像地区消防本部が合同で実施。
今回の訓練には、宗像市と福岡県の職員で組織している「市役所・県総合庁舎合同分団」も
訓練に参加し、地域の分団との連携強化を計りました。

訓練では、麓を流れる樽見川から給水し、6台の消防車で中継をおこない放水する消火訓練を実施し、その様子をドローンを使用して航空からの映像を確認しました。

鎮国寺1    鎮国寺4
樽見川から水を引き、火点に向けて放水

鎮国寺3
ドローンで撮影される映像を確認

宗像大社

宗像大社では、宗像大社自衛消防隊(宗像大社職員)、宗像市消防団、宗像地区消防本部が合同で実施。
バケツリレーや屋外消火栓を使用しての初期消火訓練と、
心字池(しんじいけ)の水を利用し、可搬ポンプを使用しての儀式殿への放水訓練をおこないました。

宗像大社2    宗像大社1
バケツリレーと屋外消火栓による初期消火訓練

宗像大社3
儀式殿に向かって放水

宗像大社4
宗像大社 葦津宮司による講評