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校区の特長を生かして着実な成果 小中一貫教育研究発表会

更新日:2015年02月17日

「小中一貫教育研究発表会」を昨年10月28日、河東中学校区(河東小、河東西小、河東中)と自由ヶ丘中学校区(自由ヶ丘小、自由ヶ丘南小、自由ヶ丘中)の各小・中学校で開催。県内をはじめ九州各地から約1000人の教育関係者、地域住民、保護者らが参加し、公開授業やシンポジウムなどを通して、議論が交わされました。

授業研究と交流で校区の一体感  河東中学校区発表会

河東中学校区では、「学び合い、関わり合い、働くことが好きな児童・生徒の育成」を共通目標に掲げ、小中一貫教育を進めてきました。

公開授業

小学校間での学び方をそろえ、中学校の授業につなぐことを目指して「学習指導の手引き」(下)を作成し、授業で活用しています。

学習指導の手引き
学習指導の手引き

今回は、算数・数学科、外国語活動・英語科、学級活動の学び方やキャリア教育の授業を公開しました。参観者からは「子どもが積極的に活動している」「授業をそろえる、つなぐ工夫が見られた」などの感想が寄せられました。

報告会

各校の特長を生かした「授業研究」、中学校教師による小学校での出前授業や教師が互いに学び方を教え合う「教師間交流」、3校合同のあいさつ運動や中学生の運動会ボランティアなどの「児童・生徒間交流」について発表されました。

また、教師間の情報交換や授業力の向上、校区の一体感が生まれたなどの成果の他にも、継続や発展させるための課題が報告されました。

講評 福岡教育大学井上豊久教授

河東中学校区の子どもたちには、先生や子ども同士の話をよく聴き、学び合う姿があります。小中一貫教育を推進する中で、小中の教師の良さを出し合い、支え合うことで、支持的風土を盛り上げているといえます。

小中の共通体験を多く作ることや保護者、地域と共に地域を活性化することなどを通して、小中一貫教育が充実されていくことを願っています。

研究発表会を終えて 各小・中学校校長

「河東は一つ」を合言葉に小中一貫教育に取り組んできました。重点にしたのは「そろえること、つなぐこと」。小学校では、同じ中学校に進学する子どもたちにとって同じ学び方や教育内容となるようにそろえました。また、小学校での実践を基盤に、中学校で深化発展できるように小中をつなぎました。

公開授業やさまざまな交流によって3校の教師の輪が広がり、9年間を見通して子どもたちを共に育てようという意識が高まりました。成果は学習面や生活面に表れています。

今後は、小中一貫教育推進校として、全職員が一丸となってさらに努力を重ねていきます。

コミュニケーションを楽しむ外国語活動の授業
コミュニケーションを楽しむ外国語活動の授業(河東小、河東西小)

より良い学級をつくるために話し合う学級活動の授業(河東中)
より良い学級をつくるために話し合う学級活動の授業(河東中)

地域に愛着を持つ子どもを育てる
自由ヶ丘中学校区発表会

自由ヶ丘中学校区では、「考え合い、つなぎ合う自由ヶ丘っ子の育成」を共通目標に掲げ、子どもたちの「考える力」「心の力」「関わる力」の育成を目指した小中一貫教育を進めてきました。地域と連携した「合同あいさつ運動」や家庭教育支援として「家庭学習の手引き」(下)の作成など、学校・家庭・地域が一体となった取り組みが自由ヶ丘中学校区の特長です。

家庭学習の手引き
家庭学習の手引き

公開授業

小学校から中学校までの学習の進め方を統一した「3つの比べる活動」を授業に位置付けた提案がされました。どの教室も、子どもたちの元気な声が響き渡り、真剣なまなざしで授業を受ける姿が印象的でした。

また、各小学校では、地域教材を基にした道徳の授業が開かれ、多くの地域住民がゲストティーチャーとして授業に参加しました。

シンポジウム

「共に自由ヶ丘の未来をつくる小中一貫教育の創造」と題して開かれたシンポジウムでは、登壇した3人の子どもたちが、自由ヶ丘の良さや将来の夢を語りました。

  • 自由ヶ丘小6年中嶋菜々子さん
    みんなが親切であいさつできる自由ヶ丘が好きです。私たちのことをちゃんと考えてくれる学校も大好きです。
  • 自由ヶ丘南小6年大久保孝祐さん
    中学生のお兄ちゃんのように、自分のクラスだけでなく、学年や学校全体をちゃんと見られる中学生になりたいです。
  • 自由ヶ丘中3年一木龍太郎さん
    お年寄りを支え、地域の行事に率先して参加し、お手伝いができる人になりたいです。
  • 自由ヶ丘コミュニティ運営協議会大嶋長治会長
    地域も学校との連携を強く望んでいた中、「あいさつ運動」に一緒に参加し、小中一貫教育の中身が少しずつ分かってきました。シンポジウムで子どもたちの まっすぐな声を聞き、すがすがしい気持ちになりました。小中一貫教育が自由ヶ丘地区に定着し、継続していくことを心から願っています。

研究発表会を終えて 各小・中学校校長

自由ヶ丘中学校区の小中一貫教育には、2つの特色があります。一つは、板書カードを使って授業の中で「3つの比べる活動」を位置づけ、小学校から中学校まで学習の学びのスタイルをそろえたことです。この比べる活動を授業に位置づけることで、子どもの思考活動を活発にします。

もう一つは、学校と保護者と地域がしっかりスクラムを組んで、地域に愛着を持つ子どもを育てていることです。地域づくりの核として自由ヶ丘地区の小・中学校が力を合わせ、ふるさとを愛し、思いやりの心に満ちあふれた子どもを育てていきます。

地域の人たちを招いて「感謝」の心を学ぶ道徳の授業(自由ヶ丘小)
地域の人たちを招いて「感謝」の心を学ぶ道徳の授業(自由ヶ丘小)

自由ヶ丘中で開かれた、地域住民、保護者、子どもたちが語り合うシンポジウム
自由ヶ丘中で開かれた、地域住民、保護者、子どもたちが語り合うシンポジウム

今後の小中一貫教育の推進に向けて

市教育委員会では、「小中一貫教育基本方針」に基づき、小中一貫教育を段階的に市内全小・中学校に拡大しています。

来年度以降は、城山中学校区、玄海中学校区が発表会を開催する予定です。

このページに関する問い合わせ先

教育子ども部 教育政策課
場所:市役所本館3階
電話番号:0940-36-5099
ファクス番号:0940-37-1525

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